ふぅ、1年終わろうとしています。
2023年、大晦日に振り返りなんぞを。
いや浦和レッズで振り返りなど。
今シーズンは久しぶりにアウェイ参戦をしました。
第1節東京戦で味スタへ、第2節横浜F戦で横国へ。
2戦連敗・・・、新監督だし今年は我慢の年かなと思わせた。
もう1試合のアウェイは最終戦の札幌戦で札幌ドームでは勝ちで納めました。
前半少しずつ持ち直し、なんと言っても守備の浦和という看板を付けられるようになりました。
GK西川、DFアレクサンダー・ショルツ&マリウス・ホイブラーテン、鉄壁の守備と言っていい3人はベストイレブンも獲得。
素晴らしいDFとショルツのPKには盛り上がりました。
しかしながら、その反面で攻撃陣はまったくもってシュートが打てない、ゴールを奪えない。
もちろんスコルジャ監督の指導もあってこそだろうが、守備に力が入ことでまったくもって攻撃をするだけの選手が前線にいない。
前線に出たとしても中央から、両サイドからのボールがこないことで、前線の選手は取りに下がってしまう。
そのため、敗戦は減ったが引き分けが増えた。
守っても点が入らなければ勝ちにはつながらない。
前半はそんな引き分けでも勝ち点0よりは1でももらえればなんてのもあったが、上位ならともかく下位のチーム相手にも点が奪えず勝ち点1。
そりゃ好調上位の連勝クラブにはおいていかれますな。
後半、シーズン終了間際になると目立ったのは試合数の多さから明らかに疲れが見え、下位のチーム相手でも失点をするようになり守備の浦和の名はなくなってきた。
結局CWCを終え年間60試合とJリーグ発足時の週2回試合を思わせる1年となった。
得点できなかったことは大きく、ホセ・カンテは後半は決定力となったがやはり全試合というわけにもいかずもう1人FWが、なにより前線にカンテをおいてパスを出してくれる人材がいないことは誰が見ても明らかだった。
まずFW。
興梠、彼はFWであって2列目のMFではない。
カンテ同様に中盤でボールを受けても前線がいないのだから全く意味がない。
なによりも興梠は前線でボールを持っても周りを見て他の選手にボールを出して自分がシュートにはいかない。
使おうという意識はいいが、FWなのだから自分で行けよというシーンが多すぎた。
中盤。
小泉、大久保、中島、伊藤。
いい時と悪い時の差がありすぎる。
伊藤は完全に代表招集以降は自分のプレーも体力も失っていたとしか見えない。
中島は追加加入であるが、チームになじんだとは思えないし、中島になにを求めて加入させたのかもわからなかった。
大久保は最後までのプレーが出来ていない、最後のパス、最後のシュート全くできていると思えない。
なによりも怒りたくなるのは奪われたボールなどを取りに行くプレーがなく、必死さの無いあきらめには本当に頭にくる。
小泉は昨年のひどさからはよくはなっているとは感じるが、移籍時の走りやパスのセンスは戻っていない。
自分が周りを使うといったプレーはまったく見られない。
今シーズン泣いたのはなんと言ってもジャッジだろう。
昨年は浦和にありがたいジャッジも見られたが、今シーズンのおかしいだろうジャッジはJリーグ最多だと思う。
目立つものとして重要な試合こそおかしいだろうジャッジが残る。 ルヴァンカップ決勝もひどかったが、第32節のオフサイドって知ってる?など。
そして後半の敗戦の原因はなんと言っても試合数。 年間60試合、ACLでの海外試合となるとどう考えたって疲労や不調を生むことはわかること。
ではチームを2つ作れるほどの選手層にしろとは言えないだろ? 欧州ならできるかもしれないが、アジアの、日本のクラブでそんなことはできるはずもない。
今シーズンはコロナウィルス感染などにより試合が詰まってしまったことはわかるが、それでも60試合は可哀想としか言えない。
2023年、終わってみればよい結果はACL2023でのタイトルのみ。
Jリーグ4位、ルヴァンカップ2位、天皇杯ベスト8、ACL23-24出場したがグループ敗退、CWC4位。
なんだかいい成績には見えるのだが、気持ちとしてはいらだっている感情はある。
2024年はACL敗退と天皇杯出場停止により試合数は激減すると言っていい。
チームを作り上げるためにも今シーズンより少なくなった試合数をどう使っていくのか新監督に期待はする。
なんであれ、1年を夢中にさせてくれた浦和レッズには感謝はします。
続々と新たな選手の加入や復帰のニュースが出ている。
短いオフだが、2024年2月よりの新たな浦和レッズを楽しみにしています。