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DVモニター機能について

2023-09-29 12:13:53 | D-STAR
DVモニター機能は遠隔地のレピータをタヌキワッチする便利な機能です。
DRモード画面で【TO】に指定したレピータに【MONI】表示が出ているレピータ局だけがDVモニター機能が有効となっているという事はご存知かと思います。
何処のレピータがDV モニター機能が有効となっているのかを一覧表で確認可能なサイトが有ります。
JARLD-STAR運用ログシステムの赤枠で表示した


レピータ運用状況の参照」ページにて確認ができます。
 赤枠「multi_fwd」項目の「〇」が付いている局がDVモニター可能になっています。

もう一つは「D-STAR Mmulti_forwardリスト」に表示されているレピータがDVモニター対応レピータとなっています。


コールサインが赤字になっている局は現在誰かが利用されている局になります。
multi_forwardが稼働しているレピータ局は同時にDmonitorでの接続も可能な局で、RIGやRS-MS3xのターミナルモードの設定にある「UDPホールパンチ」もこのmulti_forwardが稼働しているレピータ局にのみ有効な設定です。
ターミナルモード(アクセスポイントモードも同じ)を利用してDVモニターが出来ないレピータ局やターミナルモード局に対しての応答、呼出時はこの「UDPホールパンチ」の設定は有効ではない為、相手局に自局の音声は届きますが相手局からの応答は自局には届きませんのでいわゆるグローバルIPとかUDP40000番ポート開放とかの対応が必要になります。
これはターミナルモード時の(コール)待ち受けと同じという事です。
※UDPホールパンチが有効な局に対しては接続後(カーチャンク後)3分以内であれば待ち受け応答が可能となっています。

※※multi_forwrdはレピータをインターネットに接続する為に各レピータに設置されているゲートウエイサーバ(GWサーバ)上で稼働(CentOSが稼働しているPCサーバ)するソフトで、それを管理制御しているのが上位にあるJARL管理のホールパンチサーバになります。

※※DVモニターと同様でmulti_forwardへの接続時間も各レピータのGWサーバで設定が可能で自由に設定できるようになっています。
デフォルトは設定なしなのでRIG側の設定時間で自動的に切断されます。




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