goo blog サービス終了のお知らせ 

寒河江市議団活動日誌

寒河江市議団の活動をリアルに報告するブログです。議会活動、市民からの相談事への対応。議員の日々の姿を紹介します。

佐藤よう子市議一般質問 その② データ編

2007年09月27日 05時14分35秒 | 市議団活動日誌

急減している生活保護世帯

上の一覧表をご覧になると一目瞭然です。
 02年頃をピークに寒河江市の保護世帯が急激に減少しています。
小泉改革の「弱者切捨て、自己責任」がくり返し強調され、福祉の現場でも保護申請が、窓口で門前払いされるなどのケースが全国で発生した時期と重なります。
来年4月から70才~74才までの 医療費負担も大幅引き上げに
窓口自己負担限度額(1ヶ月)
  ◎12,000円⇒24,600円
入院自己負担限度額(1ヶ月)
  ◎44,000円⇒62,100円

佐藤よう子市議一般質問その①

2007年09月26日 13時03分10秒 | 市議団活動日誌
後期高齢者医療制度の新設で、高齢者の新たな負担増に


◎「高齢者の総医療費の一割を保険料で」というのでは負担は青天井に
◎低所得高齢者の負担軽減の減免制度の創設を
◎苦情・意見をくみ取る機関を市町村に設置すべき

来年四月から「後期高齢者医療制度」が始まります。75歳以上
の高齢者はすべてこの医療制度に加入することになります。
現在加入している社会保険や国民健康保険から抜けることにな
ります。そして、各自、新たな保険に保険料を支払い、診療や治
療を受けます。

そうしたことを踏まえ
 佐藤よう子市議は以下の点について市長にただしました。
①保険料が、二年ごとに見直す、としているが総医療費の一割を 
負担するとなれば際限のない負担増になるのではないか。
②保険料は月一万五千円以上の年金受給者はすべて年金から天引
 きされる仕組みになっている。
 介護保険料とあわせて年金から無条件で天引きされることにな
 れば、生活費を年金のみに依存している高齢者にとって生存権
 にもかかわる大問題だ。
②保険料額もふくめさまざまな事柄が山形県全体でたった十六人
 しかいない広域議会の議員で決められる、その仕組みが問題だ。
 高齢者のきめ細かな苦情や意見をくみ上げる機関を自治体に設
 置すべきだ。
③これまでは高齢者ということに配慮して保険料が滞納した場合
 でも保険証を取り上げることは法律で禁じられていたが今度の
 制度では滞納即「資格証明書」発行できることになり、診療抑
 制が加速することになるのではないか。
④後期高齢者医療制度では、高齢者の医療費を抑制するために診
 療費が低く抑えられるような制度になっている。一種の「姥捨
 て山」になるのではないか。
 佐藤よう子市議は後期高齢者医療制度開始にともなって70歳
から74歳までの高齢者の医療費負担も大幅に引き上げられるこ
とを指摘しました。
 こんなドサクサにまぎれて自己負担を次々と引き上げていくの
は大問題だ、と強調。 佐藤市長は、これらの指摘と質問にたい
し、「減免制度は広域議会で対応したい」「情報公開はすすめる」
などと答弁するにとどまりました。
 来年4月の制度開始までに多くの市民の皆さんがご意見を寄せ
てくださるよう呼びかけるものです。

9月定例市議会は4日から開会します

2007年09月01日 10時04分46秒 | 市議団活動日誌

9月定例議会


日本共産党佐藤・松田両議員の一般質問の内容と予定


佐藤よう子議員の一般質問
9月6日(木) 二番目 午前10時ころから
質問テーマ

1 後期高齢者医療制度について
①後期高齢者医療制度に対する市長の見解について
②03年4月実施に向けた「広域連合議会」の審議内容について
(イ)山形県の保険料月額の見通しについて
(ロ)低所得者などにたいする保険料の減免条例の制定について
(ハ)保険料滞納者への対応について
(ニ)広域連合議会への県民の意見反映について
(ホ)被保険者の苦情や意見の聴取機関設置について
(ヘ)各市町村や議会への財務報告について
(ト)「広域連合」と「広域連合議会」の情報公開はどう保障される
のか。
    
2 福祉行政について
①窓口で生活保護申請そのものを受理しない、いわゆる「水際作戦」を寒河江市は行っていないか?
②ここ数年の保護件数の減少をどうみているか?


松田孝議員の一般質問
9月10日(月) 三番目 11時ころ

1.電磁波の危険性について
 陵西地区に高圧鉄塔・変電所新設計画が示されている。
 そこから発生する電磁波が今問題になっているが、その電磁波が健康に与える影響への認識と寒河江市の対応について

2.農業振興について
 紅秀峰の里づくりと小規模畑地化整備事業について

3.ミズナラ枯れの防止対策について
 ①本市のミズナラ枯れの被害状況について
 ②ミズナラ枯れの原因となっている「カシノナガキクイムシ」の予防・防除対策について
 ③駆除事業に対する国、県の補助制度と詩独自の支援対策について
 ④関係者と連携し、防除のための研修会などの開催について


山形県母親大会が寒河江市を会場に開催されます

2007年08月31日 05時17分18秒 | 市議団活動日誌

第37回山形県母親大会が寒河江市で開催されます


「平和」は母親の願いです。
子どものこと、家庭のこと、職場のこと、生活のこと、なんでも語り合いましょう。
「集まれば元気。語りあえば勇気」それが母親大会です。

◎どなたでも自由に参加できます
◎保育所あります
◎内履きを持参ください
◎資料代として500円

と き 10月14日9時から16時

会 場 寒河江市陵東中学校

記念講演 小森陽一氏(東大大学院教授・日本近代文学)
「いま、世界の中で九条は輝く」

主催:山形県母親大会実行委員会

「政教分離」の反省を投げ捨てた・創価学会=公明党

2007年08月27日 09時09分38秒 | 市議団活動日誌
創価学会会館(寒河江市)のフエンスに取り付けられたままの公明党のポスター


「政教分離」の反省を投げ捨てた・創価学会=公明党

 文化人や知識人の創価学会批判の著書の出版に圧力をかけた言論弾圧に端を発して、その反省から政教分離を言わざるを得なかった創価学会・公明党。
 むろん憲法はすべての国民は、言論の自由とともに、信仰の自由を保障しています。ましてや、ひとつの宗教が国定の宗教となることなど絶対にあってはなりません。
 ところが創価学会は、政治に進出する際、創価学会の唱える「日蓮宗」を国立の宗教にすることを最大の目的にしていました。いわゆる「国立戒壇」論です。
 それにたいして心ある知識人や文化人は、日本の民主主義の危機ととらえ多くの批判を繰り広げました。
 これに、創価学会側はさまざまな手段を弄して、学会批判の著者や、著作の出版や販売に圧力をかけたのです。
 この事件は国政を巻き込んだ大事件となり、批判をかわしきれなくなった創価学会側が、出版に圧力をかけた非を認め、以後、政治と創価学会のかかわりを絶つことを表明したのです。

 しかし、現実には、政教新聞などでは選挙のたびに学会員に公明党の支持拡大を公然とよびかけるとともに、自民党と連立政権を組んでからは自民党候補者への支援をすすめるようになったのです。
 今回の参議院選挙では、自・公連立で悪政をすすめてきた戦犯としての自覚があったためか異常なくらいに危機感をあらわにして宣伝戦をすすめたのです。

 そのひとつが、学会員宅やすこしでもかかわりのあるところへのポスターの張り出しでした。
 故意にか、勇み足かわかりませんが「政教分離」をいっていた地域の創価学会の象徴でもある「会館」にまで、政党ポスターを公然と張り出すに至ったのです。
 むろん「創価学会会館」は「宗教施設」として非課税施設になっています。
 それが今回は公然と選挙運動の拠点として使われたのです。
 これまでも「会館」を使用して、選挙運動をやってはいたのでしょうが、そとからは見えないところ、信者以外にはわからないところでというものだったのでしょう。

 むかしから同会は、反省のない組織として「知る人ぞ知る」でしたが、今度ばかりは許されないでしょう。

 政治活動を組織ぐるみでやりたければ憲法違反を覚悟するか、非課税組織としての宗教団体の仮面をはぎとってやるべきでしょう。


映画「日本の青空」を鑑賞しましょう

2007年08月18日 14時48分37秒 | 市議団活動日誌
紅花畑

映画「日本の青空」を鑑賞しましょう
「現憲法は米軍GHQが押し付けたもの」「日本人の手で新しい憲法を制定しよう」という右翼的潮流が台頭してきています。
安倍政権になってから、いわゆる「靖国派」が勢いを増して、憲法改正に道を開く「国民投票法」も先の国会で可決されてしまいました。
映画「日本の青空」は、現憲法の元になった草案が日本人の手で練り上げられたものであることを史実にもとづいて描いています。
参議院選挙の結果をみてもわかるように、自民・公明の「靖国・改憲派」には痛烈な審判が下されました。
選挙に勝利した民主党の内部にも「靖国派」も多数いることを考えれば改憲の動きは予断を許しません。
この暑い夏にぜひ、終戦直後の荒廃のなかから国民主権や民主主義の精神を盛り込んだ憲法草案を作り上げた日本人達がいたことを確認して「占領軍の押し付け」の主張を跳ね返す力を蓄えましょう。
なお、「試写会のご案内」のブログは都合によりできなくなりましたので削除させていただきます。
あらためて山形市での上映会について案内させていただきます。
◎「日本の青空」上映予定
◎9月1日(土)~14日(金)
◎山形フォーラム【山形市民会館 南隣り】☎023-632-3220
◎前売り券 一般1,000円 高校生以下500円
◎当日券 一般1,500円 高校生以下800円

住民税(市・県民税)が大幅に増えました

2007年08月10日 04時35分57秒 | 市議団活動日誌

今年の6月から住民税(県市民税)が3倍になった人も

 

市役所に100件を超える問い合わせ

 今年の6月から住民税(市・県民税)が大幅に引き上げられました。
 国が地方に税源を移譲する方法として、所得税の税率を下げる一方で、住民税の税率をこれまでの5%から一律10%に引き上げたためです。
 寒河江市役所には、昨年の何倍にも跳ね上がった住民税に驚いた市民から「何かの間違いではないか」と3日間で100件もの電話での問い合わせや、来庁者があったといいます。
 政府は「所得税と住民税を合わせた全体の税負担は変わらない」と宣伝しています。
 しかし、今年度から定率減税が廃止されたため、税額がびっくりするほど増加した人が多くなったのです。
 ですから課税通知書の説明文は、今年から「個人住民税が変わります」のではなく「今年から住民税負担が大幅に増加します」でなければならず、実質増税になっていることを正確に説明すべきです。
 また前年度の所得に課税されるために、失業や退職などで収入が激減した人は、税源移譲により所得税は変らないのに、住民税は増税になります。
 今年に入ってから収入が激減した方は、国の制度で救済措置があります。
 該当すると思われる方は、共産党市議団、または市の税務課に相談してください。

自公政治に厳しい審判=新しい政治へ

2007年08月08日 17時28分43秒 | 市議団活動日誌
 自民・公明の暴走政治に厳しい審判

 日本共産党=440万票を得て三議席獲 


 貧困と格差解消・憲法九条を守る新しい政治の実現へ一層奮闘します 

市民の皆さん
 7月29日に投・開票された参議院議員選挙で、日本共産党は、比例代表選挙で三議席を獲得しました。
 東北・北海道などを主要な活動地盤にした紙智子参議院議員も再選を果たすことができました。
 前回比で一議席減ですが、得票数では、前回および前々回を上回る440万票(7.48%)を獲得しました。
 寒河江市でも比例代表で855票、選挙区で954票の貴重な支持を頂きました。 
 日本共産党に支持をお寄せいただいた有権者の皆さん、後援会員、支持者の皆さんに心から感謝いたします。 
 選挙結果の全体では、自民党が改選議席を27も減らし、「常勝」を豪語してきた公明党も4人の現職議員を落選させるなど、政権与党に厳しい審判がくだされたことがきわだった特徴でした。 
 小泉・安倍と続いた自公政権のもとで、内政では貧困と格差が拡大し国民生活は一層の深刻化、外交では過去の侵略戦争の正当化などの押し付けで、国際関係を一気に悪化させてきました。 
 にもかかわらず、こうした悪政への国民の批判票が日本共産党までゆきつかず、二大政党論や政権交代論の大合唱のなかで民主党に集中しました。
 しかし、自・公政治に代わる新しい政治のあり方を求めて、新しい政治的激動が始まったばかりです。
市民の皆さん 
 日本共産党はもっともっと地力をつけて、現実政治にさらに大きな役割をはたせるように努力いたします。 
 そして、あらたな国政選挙をむかえる次の選挙では前進・躍進を期す決意です。
07年7月29日
                         日本共産党寒河江市委員会

ユーモアあふれる小池さんの演説でした

2007年06月04日 03時34分25秒 | 市議団活動日誌
会場の参加者にともに戦おうと訴える小池参議院議員と紙参議院議員、佐藤まさゆき選挙区候補


3日午後、山形県民会館で日本共産党演説会が開催され寒河江からも多くの市民が参加しました


 演説会では、NHKの国会討論会を終えて駆けつけた、小池参議院議員(党中央委員会政策委員長)のユーモアと機知にとんだ話に、会場いっぱいに集まった参加者の、はじける笑いと、紙智子参議院議員【比例代表選出】の再選目指して頑張ろうという決意があふれました。
 
 詳しくは赤旗日刊紙4日付けの記事をご覧ください。
 まだ購読されていない方はぜひこの機会にご購読をお願いいたします。
 連絡は、佐藤よう子、松田孝の二人の市議会議員までお願いいたします。

6月定例市議会30日から。新人議員の一般質問者はゼロ!

2007年05月30日 07時43分34秒 | 市議団活動日誌

 新人議員の質問者はゼロ!選挙戦の公約はどうしたのか? 

 今回の質問通告者は、共産党市議団の二名を含む無会派からは3人、緑政会は新宮征一、木村寿太郎、佐藤毅、高橋勝文の4名だけでした。
 新人議員は誰もいませんでした。

 一般質問は、議員にとって選挙戦の公約や立候補の目的を明らかにする最大最高の機会です。年間で四回あるその最初のチャンスを自ら放棄した、ともいえます。定数削減で市民の声が届きにくくなっている市議会だからこそ新人議員はその責務をもっと自覚すべきです。

1日目が4人、2日目(4日)が3名です。
 
 議案としては補正予算が3件、条令改正5件、(国保の限度額引き上げや、市立病院の手数料改定の条例)などが含まれています。

一般質問の日程


 佐藤よう子議員6月1日(金) 2番目 10:30頃より 


 ① 乳幼児医療費の無料化について
 ② 中学校給食を求める声にどう応えていくのか



 松田 孝議員6月4日(月) 1番目 9:30より 


1.住みよいまちつくりについて
 選挙戦を踏まえて、高齢者に配慮した移動手段について
2.第5次寒河江市振興計画について
 ・郷土館の運営と歴史文化ふるさと回帰事業について
 ・寒河江市史(:下巻近代編)が発刊されたが、引き続き次の通史の計画と新たな企画について
・ チルドレンキュレーターズ(こども学芸員)の育成について