寒小学区にある学童保育所「きらきらクラブ」の開所式に行ってきました。
このクラブは平成10年に共働きの親たちの強い願いで設立されたものですが、当時は、入所を希望する親たちが少なかったこともあり、寒河江市ではなかなか学童保育の実施を認めようとしませんでした。
私も学童保育を求めるお母さんたちと一緒に、市長交渉をしたり、場所探しに走り回ったりしました。
その後民生委員の方たちが中心になって「きらきらクラブ」の立ち上げに力を貸してくれました。
当初は10名の入所児童を確保するのが大変だったのですが、たちまち30名に増え、いまの施設に移動したのですが、昨年度までは40名だった児童が、今年度は62名に増えることからどうしても施設が狭くなり、大家さんである鈴木さんのご協力を得て施設を拡張しての、開所式となったものです。
今回「きらきらクラブ」に入所した1年生は、26名とのことで、人集めに苦労した開設当初には、想像も出来ないほどの変化です。
開所式に集まった保護者の約半数はお父さんで、父母たちがしっかりと運営していることが伺えました。
出席した来賓には、子供たちが手作りした粘土の花瓶がプレゼントされました。中にはきれいな造花が挿してありました。
同時に学童での感想をつづったプリントをもらいましたが、子供たちがたくさん友達を作り楽しい学童生活を送っている様子が伺えます。
「きらきらクラブ」よりも6年位前に設立された「わんぱくクラブ」は、90名の児童となり、今年度二つに分割したそうです。
いまや学童保育はなくてはならない施設であることを、行政も認めざるを得なくなっています。要望が出ている白岩地区にも出来るだけ早く設置されるよう働きかけていかなければと思っています。