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寒河江市議団活動日誌

寒河江市議団の活動をリアルに報告するブログです。議会活動、市民からの相談事への対応。議員の日々の姿を紹介します。

すべての学区に学童保育所を

2006年04月24日 00時22分03秒 | 佐藤よう子のコーナー
友達をたくさん作って、元気に育て

 寒小学区にある学童保育所「きらきらクラブ」の開所式に行ってきました。
 このクラブは平成10年に共働きの親たちの強い願いで設立されたものですが、当時は、入所を希望する親たちが少なかったこともあり、寒河江市ではなかなか学童保育の実施を認めようとしませんでした。
 私も学童保育を求めるお母さんたちと一緒に、市長交渉をしたり、場所探しに走り回ったりしました。
 その後民生委員の方たちが中心になって「きらきらクラブ」の立ち上げに力を貸してくれました。
 当初は10名の入所児童を確保するのが大変だったのですが、たちまち30名に増え、いまの施設に移動したのですが、昨年度までは40名だった児童が、今年度は62名に増えることからどうしても施設が狭くなり、大家さんである鈴木さんのご協力を得て施設を拡張しての、開所式となったものです。
 今回「きらきらクラブ」に入所した1年生は、26名とのことで、人集めに苦労した開設当初には、想像も出来ないほどの変化です。
 開所式に集まった保護者の約半数はお父さんで、父母たちがしっかりと運営していることが伺えました。
 出席した来賓には、子供たちが手作りした粘土の花瓶がプレゼントされました。中にはきれいな造花が挿してありました。
 同時に学童での感想をつづったプリントをもらいましたが、子供たちがたくさん友達を作り楽しい学童生活を送っている様子が伺えます。
 「きらきらクラブ」よりも6年位前に設立された「わんぱくクラブ」は、90名の児童となり、今年度二つに分割したそうです。
 いまや学童保育はなくてはならない施設であることを、行政も認めざるを得なくなっています。要望が出ている白岩地区にも出来るだけ早く設置されるよう働きかけていかなければと思っています。



友達をたくさんつくって、健やかにそだて、新一年生

2006年04月13日 16時29分34秒 | 佐藤よう子のコーナー
 
 
交通指導を受ける新一年生

 新学期が始まり、新入生の初々しい姿に新鮮な感動を覚えます。
 春の交通安全月間の取り組みとして、交通安全を呼びかける街頭での立哨が行われています。
 私も、子供たちの通学路になっている交差点に「黄色い帽子」「交通安全母の会」のたすきをかけて子供たちの登校を見送りました。
 真新しいランドセルを重そうに背負って、上級生の後について歩いてくる新1年生の姿はとても可愛らしく「おはよう」と声をかけてしまいます。
 元気に「おはようございます」と返事を返す子や、恥ずかしげにうつむいて通り過ぎる子などさまざまですがどの子も今の自分を精一杯生きようとしている姿がうかがえます。
 事件や事故に巻き込まれることが無いように、周囲の大人たちが目配りをすると同時に歩道の設置や、信号機の設置など子供たちが安心して通学できる環境作りに行政も議員も大人たちも、一緒に取り組まなければとの思いを強くしています。

にせ通告書にご用心

2006年04月07日 18時23分03秒 | 佐藤よう子のコーナー
にせ通告書にご用心

 私の夫の名前ではがきが届きました。
 まったく身に覚えのない内容ですが、要は未払い金がある、期日までに支払いがなければ法的な手続きをとらせてもらう。詳しいことが知りたければ下記の電話番号に電話をしてください、という内容でした。

 これまでにもあった「インターネットの有料サイトを利用した」などといい架空請求するのと同じ手口です。悪徳請求の一種ですがとうとう我が家にも来たかといった感じです。

 まったく身に覚えのないことであっても、何を言っているのかわからない内容や、難しい法律用語などが書いてあれば、どういうことなんだろうと確かめたくなるのが当然です。そこが相手の狙いで、つい電話をしてしまえば言葉巧みに次から次へとお金を払い込まされる、というのが悪徳業者の手口です。

 世知辛い世の中、何とかして人をだましお金儲けをしようとする悪徳グループが後を絶ちません。このような葉書が届いても決して電話をしないことです。

 無視するか、警察に届けるようにしましょう。

 


高額の利用料にびっくり  

2006年03月31日 23時54分39秒 | 佐藤よう子のコーナー
  
 高額の利用料にびっくり  


 今夜、Nさんが私のところに尋ねてきました。
 Nさんの子供さんは障害者の施設に通っています。
 4月から始まる障害者自立支援法で、自己負担がどれくらいになるのか大変心配していました。
 今日は、市役所から届いた利用料の決定通知書を持ってたずねてきたのです。
私は利用料の額にびっくりしました。
 
 無料から37,200円もの負担 


 生活保護を受けている人以外は「最低でも1ヶ月15,000円の利用料を払うことになる」ことは頭ではわかっていたのですが、あまりにも高い利用料が現実のものとなった事に言いようのない怒りを覚えました。
 これまでゼロだった利用料が1ヶ月で37,200円にもなるのです。
 それに食費や、父母の会の会費などを含めると1ヶ月約52,000円の負担となります。
 Nさんは今年会社を定年になり「延長で働かせてもらっても給料はぐんと下げられてしまう。この利用料が払えるかどうかわからない」ともらしていました。
 障害者の自立を支援するのではなく、逆に自立を妨げるものといわなければなりません。
 
 この支援法は利用者だけでなく、障害者を受け入れている施設にとっても大変厳しいものとなります。
 施設は、これまで国からの支援費によって運営していたのですが、今後は、おもに利用者が支払う利用料によって運営しなければならなくなります。
 利用する人が多いか少ないか、利用日数が多いか少ないかによって施設への収入が大きく違ってくるのです。施設を運営できなくなることもあり得ます。
 
 利用料が払えずに自宅に閉じこもらざるを得ない障害者が増えるのではないかと心配です。
 障害者も生き生きと地域の中で生活できる支援こそ求められます。
 小泉内閣の行政改革は立場の弱い者や、お金のないものを殊更痛めつけ、貧富の差が広がっています。いつまでもこんな社会を許しておくことは出来ません。
 皆で力を合わせて頑張りましょう。


卒業式に参加してきました

2006年03月19日 12時22分56秒 | 佐藤よう子のコーナー
 中学校(3.16)小学校(3.17)の卒業式が相次いで行われました。
 わたくしも来賓として出席しました。
 私の出席した陵東中学校では式の後半が卒業生と在校生の合唱でのエール交換となりましたが全校生が心一つに歌った「大地讃頌」と「ハレルヤ」は講堂一杯に響きわたり大変感動的なものでした。
 この生徒たちが、それぞれの進路で夢と希望にむかって頑張ってほしい。
 そんな思いを強くしました。
 小学校、中学校、どちらの卒業式でも幼く頼りなげだった子供たちが立派に成長し、頼もしくなっている姿に、目頭が熱くなります。
 新聞や、テレビなどで子供たちが犠牲になる痛ましい事件が多発していますが、このような事件から子供たちを守ると共に、このような事件うを引き起こす社会のゆがみを正してゆかなければと切に思います。
 私の孫も今年中学校、小学校に入学します。

 目の前の子供たちを見ていると、皆素直でいい子に見えます。


重税反対統一行動が開催されました

2006年03月13日 17時48分21秒 | 佐藤よう子のコーナー
 今日、3月13日、寒河江西村山の中小業者・農民などが「暮らしを脅かす大増税などに反対し、営業と暮らしを守れ」と集会とデモ行進を行いました。
 会場となった寒河江文化センターには、民主商工会に加入している地域内の中小業者と農民連の会員200名が続々とつめかけました。
 集会では、大会実行委員長の鈴木民商会長が「業者への課税免税点3,000万円以下に引き下げられたことで中小業者の営業と暮らしが大変厳しい状況になっている。さらに消費税が10%以上に引き上げられるようなことになれば、営業は続けられなくなってしまう。庶民を苦しめる大増税に反対し、平和と暮らしを守る運動に団結してがんばろう」と決意をのべました。
 西村山地域日本共産党議員団を代表して、私が「今開催中の市議会でも、国民健康保険税の値上げを見込んだ予算が提案されている。国保税を納められない人が増えているのに更に追い討ちをかける提案が賛成多数で可決されていく。住民の味方になってがんばる議員が少なくて非常に残念だ。大企業や大金持ちだけが優遇される今の政治を根本から変えなければ、私たちの暮らしは良くならない。皆さんと一緒に暮らし、平和を守るために頑張ります」と挨拶をしました。
 そのほかにも、年金者組合代表の挨拶や民商婦人部長によるメッセージの紹介があり集会は閉会しました。
 その後、確定申告書を携えた参加者全員で寒河江税務署までデモ行進が行われました。
 季節はずれの寒波に見舞われ小雪のぱらつく街頭を、のぼりやプラカードを持った会員たちが、宣伝カーを先頭に整然と行進しました。
 デモ行進などめったに見られなくなった今、200名もの人たちが要求を掲げてデモをする姿はとても力強く頼もしい光景でした。

障害者施設を回ってきました(3月議会の質問準備)

2006年03月08日 04時27分26秒 | 佐藤よう子のコーナー
 私は、三月議会で4月から実施される『障害者自立支援法』について一般質問することにしました。
 そのための下調べや準備に大変苦労しました。
 何せその中身が決まっていないのです。
 4月から、確実に実施されるのは、利用者に対する定率1割の自己負担です。
 これまでは、本人か扶養義務者の所得に対しての応能負担だったので、利用者の大部分は食費も含めて無料でした。新しい制度では介護保険と同じでサービスを利用すれば1割の利用料を負担しなければならないことです。
生活保護を受けている人以外は、1年で80万円以下の人からも1ヶ月最低で15,000円の利用料と食費の負担があります。
 私は、寒河江市内にあるすべての障害者の施設を訪ねて、施設長さんの話を伺ってきました。
 どこの施設長さんも、あまりの負担の重さに今まで利用していた利用者さんが利用できなくなるんじゃないかと心配していました。
 そうなれば施設の運営も立ち行かなくなる。と頭を抱えていました。
障害者が、自立できるように支援する制度だなどと体のいいことを言いながら、障害者が人間らしい生活をすることや一生懸命がんばってきた施設までも運営できなくするようなひどい制度に怒りがこみ上げてきます。
 強いものやアメリカのいうことには何でも従い、弱いものにはますます負担と犠牲を強いるこの国を皆で変えていかなければと強く思います。
 皆さんはどう思われますか?

新春・手打ちそばを食べる会

2006年02月19日 00時00分52秒 | 佐藤よう子のコーナー
そばをゆでる加藤さん
 
 「中学校給食をすすめる会」では「新春・手打ちそばを食べる会」を開催しました。
 「すすめる会」会員の加藤さん夫妻が自宅を開放し、同じく会員の松田伸一さんからいただいた北海道のそば粉を使ってそばを打ち、実費で提供してくれたものです。
 
 会員10数名は打ちたてのそばと、揚げたての天ぷらに舌鼓を打ちながら、お代わり自由のサービスに大喜び。常にはあまり食べないという会員の子供さんまでも「おいしい、おいしい」とお代わりをするほどの大人気でした。満腹になったおなかをさすりながら、次回の「すすめる会」の日程や会議のテーマなどについて話し合いをしました。
 食事の支度なしで、おいしいそばをご馳走になれた幸せに大満足の会員たちは、またの機会を約束して散会しました。
 次回は皆さんもご一緒にどうぞ。


さがえ民報配布しました

2006年02月12日 08時14分06秒 | 佐藤よう子のコーナー
 昨日(11日)幸生、田代地区にさがえ民報を配布しました。
 7名の参加者が、幸生と田代に分かれて行動しました。
 これまで両地区は、山間部で電波が届かないため携帯電話の使用ができませんでした。
 携帯電話の通話が出来るようにしてほしいと言う両地区住民の切実な願いを受けて、松田孝議員が4年がかりで議会や、NTT、山形県などと交渉を続け実現にこぎつけたものです。
 さがえ民報はそのことを記事にしたものです。

 私たち4人は幸生地区に入りました。市街地とは比べ物にならない豪雪に家家は埋もれていました。
 ポツリポツリと立ち並ぶ家々を1件1件尋ね「中継塔が建ったのでいよいよ携帯電話が使えるようになります。今日はそのお知らせに来ました」と民報を手渡すと、出てきたおばあさんの顔がパッと笑顔になって「んだね、おがげ様で、こだな雪の中ご苦労様」と労ってくれます。
 高台に立っている1件の家まで、雪の坂道をフーフーいいながら上っていくのはちょっとしんどいことでしたが、どの家でも笑顔で迎えてくれる姿に、地域の人たちが、携帯電話の開通をどんなに待ち望んでいたかが感じられて、本当によかったなとしみじみ思いました。


どんどん悪くなる介護保険

2006年02月09日 04時47分31秒 | 佐藤よう子のコーナー
 1月8日介護保険の学習会に行ってきました。
 参加者は高齢者が多く、介護をしている人などもいて、介護保険改定に強い関心を持っていることが伺えました。
 講師は、県社会保障協議会副会長の松浦猛将さんでした。
 松浦さんは、山形市の老人介護施設「とかみ共生苑」の建設に携わり事務長をしておられた方だけに介護の現場や、介護保険制度の問題点などをわかりやすく話してくださいました。
 介護保険改定によって、昨年10月からは、施設に入っている人の部屋代、食事代が介護保険からはずされて自己負担になったこと、さらに今年の4月からは介護度の低い人は施設入所が出来なくなったり、ヘルパーの利用が出来なくなるなどの介護切捨てが行われる。長生きするのは悪いことと思わせるような政治が行われている。
 日本は社会保障にお金がかかるというけれど、GDP(国内総生産)に占める社会保障費はドイツ、フランス、スエーデンなどは30%を超えているのに日本は、アメリカについで低く18%に過ぎない。
 日本はお金がないのではなく、お金の使い方が間違っている。例を挙げれば山形市にある介護施設「すげさわの丘」と「とかみ共生苑」は同じ規模の施設だが、建設費で5億円の開きがある、ゼネコンが請け負ったものと、地元業者の請負の違いだ。…なるほどと思いました。
 渡辺ゆり子山形市議からは、山形市の介護保険の現状が語られ、今年は介護保険料の改訂があり、山形市の1号被保険者の保険料は基準額が3,700円(3割くらいの引き上げ)くらいになる見込み、との話でした。
 会場からは、「金がなければ施設にも入れない、私たちはどこで死ねばいいんでしょう」と高齢者の切実な声に「黙っていると益々悪くされる、私たちの声をどんどん出していかないとだめだね。」などの声が出されました。 
 この学習会は、折を見てまた続けるそうです、次回には皆さんも行ってみませんか?