きょうは2024/7/29(月)です。
「何のため?」(2024/7/29)
「何のため? 『選挙』で『勝利』 目指すのは? 実績なくて どうなっていく?」-。
きょうもごく普通の多くの人たちが日ごろから疑問に思っていてもなかなか現実味を持って考えることができない「素朴な疑問」について、あえてありがちな物の見方とは少し違った角度から物事を考えてみることにしようと思います。「選挙」というものは「勝利」しなければならないものなのでしょうか? もちろん「選挙」で「当選」することができなければ自分たちの主張を形にしていくための活動のスタートラインにも立つことができないわけです。しかし、それでもやはり、「選挙」は本当に「勝利」しなければならないものなのでしょうか? むしろ「当選」後に自分たちの主張を実現するためには「選挙」で「勝利」するという発想を捨てた方がいいのではないかと思います。
くどいようですが、このままでは「選挙」で「勝利」することができないから「代表」や「候補者」を交代させるべきなどという声がよく聞こえてきます。しかし、もしも「代表」や「候補者」を交代させただけで「選挙」で「勝利」することができたとしても、「選挙」後にはいったいどうなってしまうのでしょうか? やはり大した実績もないのに「選挙」で「勝利」するためだけに交代させた「代表」や「候補者」の「賞味期限」や「消費期限」はかなり短いものになってしまう可能性が高いのです。そもそも政党や政治勢力が「選挙」で「勝利」することを目指す理由は、現実政治の場で自分たちの主張を形にしていくためではないのでしょうか? 大した実績もないのに「選挙」で「勝利」するためだけに交代させた「代表」や「候補者」は本当に自分たちの主張を実現する能力があるのでしょうか? 大した実績もないのに「選挙」で「勝利」するためだけに交代させた「代表」や「候補者」の下でその政党や政治勢力は本当に結束し続けることができるのでしょうか? 「選挙」というものはとにかく「勝利」をすることができさえすればそれでいいものなのでしょうか? 「当選」後に自分たちの主張を実現していくことを本気で考えるのならば、「選挙」で「勝利」するなどという発想を捨てた方がいいのではないかと思います。きょうのところはあえてこれ以上のことは言わないことにしておきます。