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ジャズピアノ「サディク・ハキム」のレコード紹介です。♪~♪
ジャズピアノ「サディク・ハキム」のレコード紹介です。♪~♪
ぎくしゃく、でこぼこ・とぎれとぎれ!
ボサノヴァリズム、ずるずる・べたぁ~!
アフリカ直系の血、本性が渦まくのか!
一句
ずるずると ボサノヴァ乗れず ぬる・べたぁ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/06/81e921bea8c213198055b63a1b2b935c.jpg)
①『ウィチズ・ゴブリンズ、etc.』
《Witches,Goblins,etc./Sadik Hakim》
サディク・ハキム(p)、エロール・ウォルターズ(b)、アル・フォスター(ds)。
《Witches,Goblins,etc./Sadik Hakim》
サディク・ハキム(p)、エロール・ウォルターズ(b)、アル・フォスター(ds)。
《マルティニク島(仏)出身・血統ジャズ Blog紹介》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e1/ac26ff12c3f784ea198bc4b26225b709.jpg)
スタッカートのリズム感が「ぎくしゃく」。
流れるフレーズになりそうで、なってない。
「でこぼこ・とぎれとぎれ」。
乗りそうで、とても乗り切らない。
デコボコ道を車で飛ばしたい。
だが、どうしてもガタガタが酷くて。
そんなリズムに、ず~と引っ張られる。
全曲、ハキムのオリジナル。
風変わりなテーマが続いていく。
だからか、余計にアドリブは「がたがた」。
オリジナルの「Our Bossa Nova」。
「ずるずる・べた~」の感覚がやるせない。
こんな切れの悪いボサノヴァはちょっと無い。
ボサノヴァの定番リズムを崩しまくった。
アフリカン・ボサノヴァ、とでもいいたいのか。
何から何まで、従来のスタイルを崩しまくる。
名前からしてアフリカ移民のようだが。
アメリカ出身の二世である。
「ぎくしゃく・でこぼこ」淡々と乗れない音。
これって、アフリカ直系の血がそうさせるのでは。
一句
ずるずると ボサノヴァ乗れず ぬる・べたぁ~
45年・C.パーカーと共演し、バップを吸収。
その後パッとせず、77年に初のトリオでリリース。
アク&個性の塊りだが、バップど真ん中の曲。
「No More Sure」を推します。
♪~♪ アク&個性の塊りの人だが、この曲はバップ真っしぐらです。