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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№2 18歳、無難にデビュー 《テッド・ナッシュ(as)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「テッド・ナッシュ」のレコード紹介です。~♪

若干18歳・デビュー、初々しく飛ばす。
はみ出さず、一生懸・ノーマルに。
ビッグバンドの大御所、にまったか?
 
一句
 “大御所に まるサックス はみ出さず”


②『レインチェック』(78)
《Raincheck/Louis Bellson/Ted Nash》
テッド・ナッシュ(as,ts)、ルイ・ベルソン(ds)
ブルー・ミッチェル(tp)、ロス・トムプキンス(b)、
ジョエル・ディバートロ(ds)。
 
《Ted Nash初リーダー作 ブログ紹介》

《Louis Bellson Blog紹介》

リーダーは、ドラムのイ・ベルソン。
ナッシュは、脇役参加ということになる。
以前①『Conception』(79)を紹介した。
当②の演奏後、翌年にリーダー作①を録音したことになる。

18歳でプロ活動を開始した頃の演奏。
プレイスタイルは①と変わりはしない。
とても18歳の演奏とは思えない出来栄えだ。

まぁ~、堂々とし「ぐいい」と吹き込んでくる。
ただ、余りにもノーマル過ぎて面白く無い。
50,60年代H.バップのリニューアルか。
と思わせる程、定番な乗りのプレイだ。

ベルソンはビッグバンドの大所ドラマー。
リーダーのカラーに合わせたか?ナッシュ。
ラッパのミッチェルだって、同じトーンで。

皆揃って無難に、普通の巧さを発揮するだけ。
スリルは魔、とにかく無難に乗ってプレイを。
ってな感じだ。
 
 一句
 “大御所に まるサックス はみ出さず”

ナッシュは、テナー&アルトの二刀流。
アルトの無理のない、艶&スピード感は立派。
立上りのい音で、ぐいぐいテンションを高めていく。

アルバムの出来は、翌年の①がベスト。
ドラマーの違いが差をつけたか。
スピード感&ンションの高さは、数段①が優れている。
 
♪~「Raincheck」若干18歳、スピード感溢れるアルトを楽しんで下さい。


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