だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 説得力の音質!宝の持ち腐れ??《ルネ・マクリーン(as)》

クシャクしたオリジナル曲&アドリブ。
ブチ切れフレーズ&「間」、ノルにノレ無い立ち。
強く・硬く・説得力ある音質は、宝の持ちれ!!
②『ウォッチ・アウト』(75)
《Watch Out/Rene Mclean(as)》
ルネ・マクリーン(as)、ダニー・コールマン(tp)、ネイザン・ペイジ(g)、
ヒューバート・イーヴス(p)、バスター・ウィリアムス(b)、
フレディー・ウエイツ(ds)。

やっと、ルネのレコードを手に入れた、29歳の初リーダ作。
10歳頃、偉大なる親父ジャッキー(as)から特訓を受けた。
その割には29歳でのリーダ・デビュー作は咲き。
この演奏を聴けば納得。親の七光りで、リーダ作は作って貰えない。
USジャズ界は甘くない。ってことか。


5曲のオリジナル。どれもがクシャク、ノリにくい曲で釈然としない。
コンポーザーとしては、大した能力は無さそうだ。
テーマがギクシャクしてるから、アドリブがつまらない。
モードのテーマと下手クソ・アドリブのよくあるパターン。
ブチ切れ・フレーズ、だから連続音が攻め込んでくる迫感が無い。
 
次のフレーズを考えながら、次の音を探しながら、吹いてるのか。
やたらと空く「」が、ノルにノレ無い苛立ちを生む。
まるで、練習不足のバレーボール部・「スが続かない試合」と同じだ。

親父と比較してもしょうが無いが、こんな有り様だからリーダ作は数枚。
音質は強く・硬く・説得力のある音、宝の持ちれとしか言いようが無い。
 

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX R~始まる」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事