№1 優雅なはずが、安っぽく《ゲイリー・バートン(vib)》

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　  ジャズヴィブラフォン「ゲイリー・バートン」のレコード紹介です。～♪
 

優雅なヴァイブ ＆ キラキラ・ピアノ。

ではなくて、カントリーやら・ゴスペルやら。

安っぽい8ビートが、駄才くて・だるくて・・・

 

一句

　“8ビート　優雅なはずの　ヴィブラフォン”

①『＆キース・ジャレット』(71)
《Gary Burton & Keith Jarrett》
ゲイリー・バートン(vib)、キース・ジャレット(p)、

サム・ブラウン(g)、スティーヴ・スワロー(b)、ビル・グッドウィン(ds)。

 

《ヴァイブのブログ紹介》

①『Eddie Costa 5』(57)№1　誰が叩くも同じ音？《エディー・コスタ(Vib)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

①『Milt Jackson』(59)№1　ホァ～ン！煙るテナー＆ヴァイブ《ミルト・ジャクソン(Vib)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

ゲイリー・バートン＆キース・ジャレット。
この２人のプレイって、想定するイメージは。
優雅なヴァイブが流れ、＆キラキラ光るピアノ。
何て、イメージを描いたのだが。

とんでもない音が、飛び込んできた。
全曲8ビートで、軽～いポップスのような。
カントリー？フォーク？ゴスペルやら・・。

ブルースの臭いも漂ってくるんだが。

安っぽそうなロックビートが、だるい。
想定外の演奏に困惑してしまう。

バートンの名が最初だから、彼の主導か？
全曲、キースのオリジナルだからリーダーか？
曲想からして、とてもキースがリーダーとは思えない。

「チャカ・チャカ・キ～ン」。
エレキギターの泣きは、ブルース臭ぷんぷん。
安っぽい8ビートのドラムで、ギンギン乗りまくっている。

ヴァイブの軽やかな音は、とても不釣合い。
ピアノが目立たず、全面的にヴァイブが主導。

何か駄才アルバムだなぁ～、と思ってしまう。

 

　一句

　“8ビート　優雅なはずの　ヴィブラホン”

キースの良さ＆ヴァイブのベストマッチな曲は。
キースの特徴を現している「Moonchild～」。

全体的には、ヴァイブのイメージを覆したユニークな1枚といえる。

 

♪～「Moonchild～」　キースのメロディー感を活かした綺麗な曲です。