№2 引きづった音！ただの人《ビル・ワトラス(tb)》

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　ジャズトロンボーン「ビル・ワトラス」のレコード紹介です。♪～♪
 

①『In Hollywood』で、切れ良い音にドはまり！

この②・引きづりっ放し、ただのボントロか！

②『Straight Ahead』とは！まるでSwing！

一句

　“ドはまりし　買った二枚目　飾るだけ”

②『ボーン・ストレイト・アヘッド』(73)
《'Bone Straight Ahead/Bill Watrous》
ビル・ワトラス(tb)、ダニー・スタイルス(tp,flh)、

アル・コーン(ts)、ハンク・ジョーンズ(p)、

スティーヴ・ガッド(ds)、ミルト・ヒントン(b)。
《Bill Watrous Blog紹介》

①『Watrous In Hollywood』(78) 　№1　引きづった長い管《ビル・ワトラス(tb)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

①『In Hollywood』で初めてワトラスを聴いた。
フリューゲルホーンと間違える切れの良さ。
トロンボーン(ボントロ)の引きづる音が嫌いで、ワトラスにはまった。

当②は①より５年前のプレイ。
①で「どはまり」のワトラスだが、期待大外れ。
少々の切れはあるが、「スパッ」とタンキングの効いた音が聴けない。
 

超絶テク・切れ良く速射砲で連発。
そんな姿はこの②にはない。

相性が良いのか、①に続き相棒はラッパのスタイルス。
タイトルは「ストレイト・アヘッド」。

だがスタイルスは音質に反し、中間派の匂いがプンプン。

粋の良いプレイをドラムのガットに期待した。
小技の効いたリズミックな乗りはやっぱガッド。
だが、ダイナミックな展開がなく・辺り一辺倒の４ビート。

　一句

　“ドはまりし　買った二枚目　飾るだけ”

 

ワトラスはこの時(73年)34歳。

①(78年)の切れの良さは中々聴けないようだ。

 

♪～♪ 　トロンボーン特有の引きづった音の連続、映像でご覧下さい。