№2 Top Player、太鼓判《ドナルド・バード(tp)》

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　ジャズトランペット「ドナルド・バード」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

デビューから３年経った、エリートさん。

気取った・澄ました音に、情熱を吹込む。

旨味を凝縮、まさにTop Playerの太鼓判。

 

一句

　“エリートは　情熱込めて　太鼓判”

②『オフ・ツー・ザ・レイス』(58)
《Off To The Races/Donald Byrd》
ドナルド・バード(tp)、ペッパー・アダムス(bs)、

ジャッキー・マクリーン(as)、ウィントン・ケリー(p)、

サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー(ds)。
 

《Donald Byrd Blog紹介》

①『Byr'd Word』(55)№1 気取って澄ましたエリート《ドナルド・バード(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

《Jackie Mclean Bog紹介》

21『New Win In Old Botles』(78)№21　重戦車 Vs 軽自動車《ジャッキー・マクリーン(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

《Pepper Adams Blog紹介》

④『Pepper Adams 』№４　超猛スピード・ダーティーな爆裂音《ペッパー・アダムス》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

「Lover Come Back To Me」。
「プァッ・パッァ～」。

ビートを先食いする程、斬り込んでくる。
躊躇しない潔い音、切れの良さに「スカッ」と。

速いビートにのり、次から次へ・・。

巧みなフレーズが、「ぐいぐい」押し寄せる。

「When Your Love～」ゆったりバラードで。
美しい、とにかく美しい。
輝く・ブリリアントな音って、とかく棘が立つ。
だが、バードの輝きの音は暖かく美しい。

嫌味のないヴィブラート。

甘さを取っ払い、旨味を凝縮した音質。

強弱・抑揚＆豊かなメロディーが堪能できる。

バードの代表作は『Fuego』と称される。
だが当②、トッププレーヤーの太鼓判ものだ。

 

①『Byrd's Word』から3年経ったが。

①の気取った・澄ました音とは別格物。

エリートさんに、情熱が注入された証か。
これもA.ブレイキー師匠の御指導の賜物か。

 

　一句

　“エリートは　情熱込めて　太鼓判”

①のSavoyレーベルからBlue Noteへ移籍した。
当②以降、BNから膨大な作品をリリースする。
当②は3ホーン、こんな編成が多いのもBNの特徴。

 

脇役にアダムス(bs)とマクリーン(as)が加入。

流石に良いプレイは、演ってるんですが。

私にとっては、どうも邪魔なんです。
ただ、バードの出番が多いのは有難いことです。

♪～♪ 　躊躇しない潔い音、切れの良さを堪能して下さい。