だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 遂に爆発!期待のベスト・レコード《ラルフ・ムーア(ts)》

S.ロリンズが・・、時にJ.ルトレーンが・・。
熱く燃えたぎる血統に、若きを注ぎ込む。
自信&誇りに満ち溢れたロディアスなアドリブが!!
①『ファーザーモア』(90)
《Furthermore/Ralph Moore(ts)》
ラルフ・ムーア(ts)、ロイ・ハーグローヴ(tp)、ベニー・グリーン(p)、
ピーター・ワシントン(b)、ケニー・ワシントン(ds)、ヴィクター・ルイス(ds)。

このレコードは4枚中、最高・ストの出来。
フレーズが綺麗に流れる。
ブチ切れ度合いは①から③へ経過するほど減り、ハードバップの良さが増す。

S.ロリンズ&J.コルトレーン、彼らの熱くえたぎらす血統がみえる。
この血統に新たな時代の若きを注ぎ込む奴、それがラルフ・ムーア。
ロイ・ハーグローヴ(tp)とのツートップが華を添える。
S.リンズが聴こえ、時にはJ.ルトレーンが顔を出す。
だが、物真似・コピー野郎では無い。
自信と誇りに満ち溢れたロディアスなアドリブが胸を打つ。

A#1、メロディアスで且つ、テンション・リハリでドキドキする。
特に、K.ワシントンのドラム、得意技「タバタ・バンバン」のリムショット。
このインパクト・キレがテナー&ペットのアドリブに絡み続ける。
高いテンションが測定不能の血圧まで上昇させる。

レコード③にも登場したサンバ・リズム、やっぱ、この人・・下手クソ。
紳士の国・英国人の血統が邪魔するのか、熱いサンバ・リズムにノレない。
音質とリズムが過ぎ、得意技「ブチ切れ」フレーズがサンバにアンマッチ。
ハーグローヴのノリがイイから、ダンチにド・下手クソが露出される。

今や60歳を越えたムーア、最近西海岸エリアでLive復活したとのこと。
一度は彼の音に浸かりたいものだ。
 

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