見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№9 鍵盤叩け!マッコイ・タイナー《ハンク・モブレー(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「ハンク・モブレー」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
叉、叉、超軟弱ビート、そんなに売れた?
マッコイ・タイナー、J.コルトレーンとの演か!
鍵盤を叩きつけるド・迫力は巻!
⑨『キャディー・フォー・ダディー』(65)
《A Caddy For Daddy/Hank Mobley》
ハンク・モブレー(ts)、リー・モ-ガン(tp)、カーティス・フラー(tb)、
マッコイ・タイナー(p)、ボブ・クランショウ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。
《Hank Mobley Blog紹介》
 
大型車キャデラック上で「女」がって、ジャケットも曲も軟弱。
⑧『Dippin'』と同じく1曲目は8ビート。
A#1「A Caddy For Daddy」、これが超軟弱8ビート。
同年録音で、ここでも大けを狙ってL.モーガンの起用。

嫌いな8ビートは横に置き、今回はアノの違いに注目。
⑧のH.ハンコックと当⑨のマッコイ・タイナーに拘る。
 
A#2『The Morning After』、モブレーのオリジナル・3拍子の曲。
この曲のモブレーのアドリヴはった。最大の聴き処。
中低域音を核に、力まかせに「ッ~・ゴォオ」と吠え続ける。
それに反し、モーガンがハイトーンで息絶え絶え高らかに。
 
ここでのマッコイ(p)は、まさしくJ.コルトレーンとの再演。
3拍子でのブロックコードを叩きつける・迫力。
鍵盤を叩くビートに合せ、ドラムが被せてくる音は圧巻。
 
グループ全員でブチ込んでくるの塊は凄まじい。
⑧で聴かすH.ハンコックのエリート臭さ・軽快さと違う。
まさしく、ブルドーザの「ツ・ガツ」感、重量で進む感覚。

他の曲は、間延びした「まらない」演奏が目立つ。
消化不良、フラストレーションたっぷりの出来具合。
もっとフレーズを「組立て」から吹けよ、と言いたいくらい。
 
♪~♪ マッコイ(p)のコードをきつけるド迫力をお聴き下さい《A#2の曲》
《Hank Mobley Blog紹介》


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX H《ハンク・モブレー》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事