№10 Swing？何て、乗りじゃぁ～無い《ジャッキー・マクリーン(as)》

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『Swing ～ Swingin'』何て、乗りじゃぁ～ない！

力づく、ブルドーザーのように押しまくる！

H.バップの全霊、結集させた生々しさが！

一句

“　ハード･バップ　全霊結集　マクリーン　”

⑩『スィング・スワング・スィンギン』(59.10)
《Swing Swang Swingin'/Jackie Mclean》
ジャッキー・マクリーン(as)、ウォルター・ビショップJR.(p)、

ジミー･ギャリソン(b)、アート･テイラー(ds)。
《Jackie Mclean Bog紹介》

⑧『A Long Drink of The Blues』(57.2) №8　腑抜けテナー！時間潰しか《ジャッキー・マクリーン(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑨『Jackie's Bag』(59.1＆60.9)　№9　茶封筒！開けたらゴリゴリ音《ジャッキー・マクリーン(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

何という説得力のある音。
ミディアムテンポで繰り出すA#1｢What's New｣。
｢ザラ・ザラ｣触感の音質、

｢グイッ｣と想いをブチ込んでくる情感の音。

２曲目｢Let's Face The Music And Dance｣。
速い曲ではザラ付き感を消し、力強さで押す。
とてもアルトと思えない、テナーをシェイプアップした音。
力づくのブルドーザーのように押しまくる。

これが、ブルーノート･レーベルの真髄か。

H.バップの持てる力を結集させたサウンド。
R.ヴァンゲルダーの録音はあまりにも生々しい。

　一句

　“　ハード･バップ　全霊結集　マクリーン　”

ごっつい塊りのピアノ、ドラムの叩きつける音が押し寄せる。
何といっても、この⑩はワンホーンなのが嬉しい。

 

♪～♪ 　これがアルト？！力づくのブルドーザーの音をお楽しみ下さい。

Jackie McLean Quartet - Let's Face the Music and Dance

Jackie McLean Quartet - Let's Face the Music and Dance (1959) Personnel: Jackie McLean (alto sax), Walter Bishop, Jr. (piano), Jimmy Garrison (bass), Art Taylor (drums) from the album 'SWING, SWANG, SWINGIN'' (Blue Note Records)

Jackie McLean Quartet - Let's Face the Music and Dance