№18 デブ＆痩せ！音も似ず《ジャッキー・マクリーン(as)》

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　ジャズサックス「ジャッキー･マクリーン」のレコード紹介です。♪～♪
 

若干33歳・G.バーツが大御所に挑む！

ぬくぬく生活・デブ Vs. ハングリー・痩せ！

音も真逆、堂々とした迫力のバーツが！

一句

“　デブと痩せ　ジャズの想いや　　音も似ず　”

⑱『オーデ・ツー・スーパー』(73.7)
《Ode To Super/Jackie Mclean》
ジャッキー・マクリーン(as)、ゲイリー・バーツ(as)、

トーマス・クローセン(p)、ボ・スティーフ(b)、

アレックス・リール(ds)。
《Jackie Mclean Bog紹介》

⑯『'Bout Soul』(67.9)　№16　行き場失う！音楽の先生に《ジャッキー・マクリーン(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑰『Live At Montmartre』(72.8)　№17　５年間！得たのはデブ貫禄《ジャッキー・マクリーン(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

聴き処はゲイリー･バーツ(as)との競演、音の比較。
音質は似てるが、マクリーンの音は太い。

 

バーツはそれ以上に太く・まるでテナー、そして艶がある。
大らかに歌い上げ・吹き上げる音は、貫禄がある。
バーツはまだ33歳、既にリーダ作がある一端のプレーヤ。

ジャケットは、ダイエットのbefor/after。
大学の先生で、ぬくぬく生活・丸太りのマクリーン。
片やハングリー剥き出しのバーツ、だから音も真逆。

バーツの堂々とした音にマクリーンは及ばない。

　一句

　“　デブと痩せ　ジャズの想いや　　音も似ず　”

リール(ds)の起用でスリルある演奏を期待した。

だが、似た者同志のアルトで緊張感は今一。
 

それでも聴き処はB#2｢Red Cross｣。
アルト２本のバトルが繰り返される。

少々ヒステリックに捲し立てるマクリーン。

だが、アドリヴがブチ切れ、盛り上がりは今一歩。

 

若手バーツの堂々とした迫真のプレーに軍配！

 

♪～♪ 　最初のマクリーンと次のバーツのアドリヴを比べてお楽しみ下さい。

Red Cross - Jackie McLean

Ode To Super 　Jul.17, 1973

Red Cross - Jackie McLean