だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 LIVE音源ではどうにも・・・《トニー・フラッセラ(tp)》

このLIVE音源、し録りか・・・?
音がヒドイとビサビ感が味わえない。
気の抜けたサビと同じようなもんか?
②『ライヴ』(55)
《Live/Tony Fruscella(tp)》
トニー・フラッセラ(tp)、フィル・ウッズ(as)、ビル・トリグリア(p)、
ポール・チェンバース(b)、ロイ・ホール(ds)。

僅かな音源しか残されていないフラッセラの2枚目。
10インチ盤でたったの2曲収納。
ライブ録音は「何ャア~これ?」というくらい音がヒドイ。
だから、ワビサビのかすれた音は単にった音にしか聴こえない。

こうも音が悪いとフレーズも音質もチェット・ベーカーと変わりない。
フィル・ウッズのアルトが聴けるが「ー、ピー」と、鳴ってるだけ。
ウッズの価値など微塵もない。

トニー・フラッセラの価値はアルバム①しかない。
残念だが、この1枚で彼の人生・音楽観を堪能するしかない。
 

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