雑記帳・日記といふもの

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。
徒然なるままに日暮しな日記。

本の虫

2006-02-19 22:59:13 | 趣味
引き続きバトンですー
今度は本バトン

高校生から大学生にかけては、かなり本を読む時間がとれましたが、最近は…

でも読書は好きです。
本屋さんとか図書館は、何時間でも飽きないです。
うちは割と近所に市立図書館があるので、結構嬉しいです

ではでは、行きます!


■持ってる本の数

最近の20代にしては、多い方だと思います。
同人誌も含めると、かなり持ってます。
収集つかなくて雑誌類は捨てたのに、本は捨てられないんですよぅ
本棚ひとつ、ラック二つ、六つの引き出しがある衣装ケースの中身も全て本。
あ、ちなみにクローゼットはちゃんと服が詰まってますよ
私の部屋は服と本ばかりです…
これでも、ハードカバーは買わないようにしているんです。
場所取るし、高いし、図書館近いから借りればいいやと思って
それでも1000冊じゃきかない数の本が…!!!


■今、読み掛けの本or読もうと思ってる本

一昨日、仕事帰りの電車で小野不由美の『悪夢の棲む家 ゴーストハント(下)』を読み耽っているお嬢さんがいました。
思わず「友達になりましょう!!」とか意味不明のナンパをしそうになりましたが
それを見て読み返したくなりました。
ちょうど先日、小野不由美原作・稲田志穂画のコミックス『ゴーストハント』9巻が発売されて、読んだところだったので
やっぱりいいですよ、小野不由美!
コミックスは最初は連載作品の単行本だったので、原作をちょっと端折ったりしてましたが、途中からコミックス描き下ろしになったので、丁寧に原作をなぞった作品になってます
さらにコミックスならではの視覚効果を、原作をさらに噛み砕くように加えています。
新刊発行まで時間がかかるようになりましたが、それを差し引いても素晴らしい出来です!!

読もうと思ってる本。
本当にたくさんありますよ!
長野まゆみ作品で読んでないのもありますし。
高校時代は本の貸し借りを結構していたので、シリーズ途中で止まっている本もあります。
時間とお金があれば一気に読みたいところですが…
でもいつかは絶対読みます!!


■最後に買った本

文庫だと、『恋人たちの誤算』。
なんとなく買ったもので、特に内容への思い入れも作者へのコメントもないのですが…

ハードカバーは、私の父が書いた本。しかも4冊まとめて(笑)。
計7冊買いました。
大学を卒業した時に貰った最優秀賞の図書カードが役に立ちました

コミックスだと、『それは一瞬の光、ではなく』『ビーチで萌え萌え!』『ゴーストハント 9巻』『あさりちゃん 79巻』を同時に買いました。
試験や研修が続いてしまって、本当に疲れてしまったので。
癒しを求めてコミックスまとめ買い
少女マンガばっかり…。
『封神演義』の完全版も、きっとそのうち買います。
でも場所がなーいぃ…
本当は笛!とかDグレとかジャンプ系も欲しいけど、場所がー!!


■特別に思い入れのある本、心に残っている本(5冊)

1.封殺鬼シリーズ

これがなかったら、私の生涯の読書量は半分だったと思います。
日本の信仰や鬼・妖怪の伝説、真言や言霊なんてものまで興味を持ってしまって、高校生の時から並の大学生には負けないくらい専門書を読んでました。
おかげで大学に入ってからもゼミや授業で重宝されました。
先生の言っている専門的な信仰や伝説の話を、理解していた学生は私くらいだったので。
教えるのがあまり得意ではない先生でしたし
日本の思想や信仰は、辿っていくとやはり中国から影響を受けたものも少なくないのですよ。
世の中、何でも知っておくものだなぁと思いました。
作品そのものは、平安時代から1000年の時を陰陽師たちと生きる二人の鬼の話なんですけどね
主に現代、たまに明治や大正、平安時代を舞台に描かれています。
全23巻。でも作者の霜島ケイ先生は、また続編を書いてらっしゃるとか。
楽しみです~

2.悪霊シリーズ(『悪夢の棲む家』含む)

『封殺鬼』でオカルトにも興味を持って、その後に読んだ作品です。
小野不由美先生といえば『十二国記』シリーズも好きなんですけど、今回は悪霊シリーズの方で。
これを読んでから、オカルトに関する見方が変わりました。
例えば、幽霊について。
この作品では、幽霊の存在について頭ごなしに否定する態度も、盲目的に存在を信仰する態度も、疑問符を投げかけています。
「既存の科学のふるいにかけて割り出せない『何か』を洗い出し、究明するのがゴーストハント」だそうです。
超心理学に超自然現象ですよ。PKにPSYの世界ですよ。
鬼と天狗と陰陽師、怨霊狂骨百鬼夜行~♪ だった私に、新天地!
新鮮すぎて、しばらく図書館に通い詰めました
若かったなぁ…
えと、作品の内容は、超絶美形の17歳渋谷一也(通称ナル)が率いる渋谷サイキックリサーチに舞い込む幽霊絡み事件を、主人公の谷山麻衣の視点から描き、坊主や巫女や神父や霊媒師も協力して解決していくお話。
…読んだことある人、怒らないでください(笑)。

3.サイキックフォース

ゲームから小説になった作品です。
主人公はエミリオ・ミハイロフ。
これは上記のような謎の専門知識を身に付ける前に読んだ本。
このゲームそのものが好きで、偶然見つけて「小説もあるんだー」くらいのノリで買いました。
最初はさらっと読んだだけだったのですが、ゲームの2作目が出たりして何度か読み返した作品です。
幸せを求める心の在り方とか。
誰かの不幸の上にしか成立しない幸せは、本当に幸せなのか。
様々な特殊能力を持つサイキッカーは、いつも恐れられ拒絶され、実験の対象にされたり狩られたりしていました。
安息の地を求めて一人のサイキッカーが呼びかけます。
サイキッカーによるサイキッカーのための世界を創ろう、と。
我々サイキッカーを廃絶せんとする人間たちと、戦うのだ、滅ぼすのだ、と。
自分たちも「人間」だから、そんなことはしたくない、と一部のサイキッカーはこれに背きます。だけど人間たちは、彼らも「サイキッカーだから」と歩み寄ろうとはしません。
人間たちの軍隊はサイキッカーと戦うため、サイボーグを作りました。
また、霊能師集団「影高野」も、人間を滅ぼそうとするサイキッカーは生き物として歪んでいる、と排除に乗り出します。
14歳の少年エミリオは、迷い傷付きながらも答えを探していました。
どうあるのが幸せなのか。
そのためにはどうすればいいのか。
自己否定や自己嫌悪に打ちのめされながら戦うエミリオに、考えさせられました。
15歳の時の思い出です。

4.バトルロワイヤル

これは、私が大好きなアマチュア作家・市峰まゆるさんの影響です
封殺鬼のパロディで市峰さんを知って以来、その作風の虜になりました
その後バトロワに移られたので、まず市峰さんの作品を買って、それから市峰さんの作品をより理解するために原作を購入。
順序が逆(笑)。
そんな理由で思い入れが深いです。
内容については、割愛。

5.チャイコフスキー交響曲4番 スコア

高二の定期演奏会の演目にチャイ4の第4楽章がありまして。
通学の行き帰りにスコアでイメージトレーニングしたりしてました。
懐かしい思い出です。
本番はいつになく指揮が早くて、とんでもなく短時間で終わった(笑)。

他にも子供の頃読んだ本とか色々あるけど、今回はこの5冊で。


■バトンを回す人

atamiっち。こんな時にゴメンだけど、もし良かったら。

これもバトン5人ってなってるけど…
恒例の、以下募集!!!(爆)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (不夜城)
2006-02-21 03:45:20
90年代前半、ニューエイジ、サイキックだけでは括れない連中を「アルジー」とかって呼んでましたね(特にNY辺りで)。

精神世界・ニューエイジ関係は自分もマニアックです。

天河とか行ったことは、ありますか。

カスタネダとか、P・Kディックとか読みますか。

小説なら(主に純文学)、自分もかなり読みますよ。
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精神世界 (みくらまなみ)
2006-03-05 23:21:19
>不夜城様



ようこそです~



不夜城様は海外の純文学にも造詣が深いのですね

私はどちらかというと小説より専門書の類を読んでいたので、文学作品にはあまり触れていなかったりします

多分、論文や小説を書くための資料集めみたいな読書をしていると思います

でも小説も好きなので、オススメ等ありましたら教えてくださいね
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Unknown (不夜城)
2006-03-13 03:18:29
小説を書いてたりするんですか。

すごいですね。

どんな、ジャンルの小説ですか。

みくらさんの作品は、どこで読めたりするのですか。



それに、中国の精神哲学とかにも精通してそうですね。僕は、タオイズムとかに興味があるのでぜひ、こちらこそ、教えてください。



長野まゆみの「野ばら」って読みましたよ。

書くと長くなるからやめますけど・・(笑)

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タオイズム!! (みくらまなみ)
2006-03-19 21:27:43
>不夜城様



カタカナでタオイズムって書くと、ちょっとハイカラで素敵ですね



私は趣味で小説を書いたりもしますが、最近はコピー本すら作っていないので、拙文をお目にかける機会はほとんどないかと思われます

ジャンルはホラーっぽいものからファンタジーっぽいもの、学園ものまで様々書き散らしております



長野まゆみを読まれたのですか!

野ばらは結構初期の作風ですよね。

いかがでした?

長野まゆみは、読後のなんともいえない感じが、クセになってしまってます(笑)。
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