Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Pata Pata 1967

2016年10月18日 | World Music
1,Pata Pata/Miriam Kakeba (Reprise) 1LP 100円
67年の大ヒット"パタパタ"、いや、懐かしいですね、当時の情景がフラッシュバックしてくるほど。世代によってはフォークダンスで踊っていた方もいるのでは。

ミリアム・マケバは南アフリカ出身で反アパルトヘイトを訴え歌を通じて戦い続けたシンガー、唯一のヒット曲がこの"パタパタ"、この程度の知識しかなく、懐かしさだけで買ってみたのがこの1967年のLP。

なんと、Production Supervisor、Arranged and Produced、にジェリー・ラゴヴォイの名が。いや、知らなかったなぁ。
知らなかったといえば、このミリアム・マケバさん、67年の"パタパタ"で出てきた歌手かと思いきや、50年代から歌っていて"パタパタ"は1956年に既に本国では大ヒットしていて、1960年にはRCA Victorから米国デビューしていたのです。さらにはブラック・パワーを提言した反人種差別の闘士ストークリー・カーマイケルと結婚をしていたのだそうな。その後アパルトヘイト解消と共に、ネルソン・マンデラによって祖国南アフリカに呼び戻され76歳で生涯を終えるまで果敢に社会問題に取り組む音楽活動を続けていたのだそう。

ことさらアフリカを強調するでもなく、とは云えさりげなくアフリカンリズムや楽器を生かし、伸びやかな麗しい歌声を生かしたプロダクションのこのアルバム、良質な1967年のポップアルバムとして充分に楽しめる内容でした。まさにジェリー・ラゴボイ仕切りのアルバムだと思います。

Side-A
1. Pata Pata
2. Ha Po Zamani
3. What Is Love
4. Maria Fulo
5. Yetentu Tizaleny
6. Click Song Number One

Side-B
1. Rig Bell Ring Bell
2. Joi' inkomo
3. West Wind
4. Saduva
5. A Piece of Ground


reprise



Miriam Makeba - Pata Pata



エド・サリヴァン・ショー
Miriam Makeba Pata Pata 1967

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2 コメント

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Unknown (uni)
2016-10-19 07:27:43
ミリアムマケバパタパタこういうカタカナはすぐに覚えたあのころ(笑)
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Re:Unknown (jahking)
2016-10-19 07:50:50
この翌年には来日してライヴ盤まで作ったらしい。やっぱり、チャート・アクション以上に相当なインパクトを残した曲でありシンガーなのですね。
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