Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

フィルモアの奇蹟

2011年10月26日 | 60's,70's Rock
1,ソニー・ボーイ・ウィリアムソン b/w 59街橋の歌(フィーリン・グルービー)/マイク・ブルームフィールド、アル・クーパー (CBS Sony) 45's 1,300円
そういえば、こんなシングルも出てたよなぁ、と久々の遭遇で衝動買い。
しかし、云っちゃなんだがこんなシングルよく出したなぁと今更ながら驚きます。つーか、A面が"ソニー・ボーイ・ウィリアムソン"は無いだろうと。だってこの曲は3日間の公演のうちマイクが不眠症と過労で抜けたときの録音でギターはカルロス・サンタナじゃないですか。更に曲も単調なブルース・ロックだし。本国でもこのカップリングのシングルがでていたのでしょうか? シングル・ヒットを狙うのであれば"59街橋の歌"か"Together till the End of Time~愛の終る日まで"ではなかろうか(と勝手な事を今更ながらに)。

Fillmore







2,フィルモアの奇蹟/マイク・ブルームフィールド、アル・クーパー (CBS Sony) 2LP 200円
ということで、上記のシングルと遭遇した数日後にこのアルバム「the Live Adventures of Mike Bloomfield & Al Kooper」の日本初回版(CBS SONY SONP50064/65)と遭遇。十数年前CDを買った時点でLPは処分しており、500円がまとめ買いで200円になったのでコッチも購入。
長らく聴いていたLPは米盤で今回この日本盤を入手するまで知らなかったのですが、封入されている歌詞カードの表面はジャケットのデザインが背の部分も含めジャケと同サイズでそのまま印刷されていました。下記の画像がそれです。
見開きジャケットの内側に書かれたライナー(水上治~後にミュージック・ライフ編集長になる水上はる子さんのはず)は時代を感じさせてくれて中々面白いです。本盤参加アーティストの中で後年最も知られる事になるカルロス・サンタナにはまったく触れられていない(同じく助っ人参加のエルヴィン・ビショップについては結構詳しく触れています)、それも当然で当時まだバンドのサンタナはデビューしておらず一般的には無名のローカル・ギタリストだったワケですね。そんなこともあってまるでマイクが参加している如きにシングル・カットに選ばれた曲がサンタナ参加の"ソニー・ボーイ・ウィリアムスン"だったりしたのでしょう。
しかし、本盤を聴くとディヴ・平尾~ゴールデン・カップスを否応なしに思い出してしまいます、"59番街橋の歌"とか"愛の終る日まで"とか。

Record-1
1. マイク・ブルームフィールドのオープニング・スピーチ
2. 59番街橋の歌(フィーリン・グルーヴィー)
3. アイ・ワンダー・フー
4. 神聖にして犯すべからず
5. ウェイト
6. メリー・アン
7. 愛の終る日まで
8. ザッツ・オール・ライト
9. グリーン・オニオン
Record-2
1. アル・クーパーのオープニング・スピーチ
2. ソニー・ボーイ・ウィリアムスン
3. ノー・モア・ロンリー・ナイツ(寂しい夜はいらない)
4. ディア・ミスター・ファンタジー
5. 激しい恋はもうたくさん
6. 終曲(フィナーレ)/逃亡者

Fillmore

Fillmore

Mike Bloomfield/Al Kooper " Dear. Mr. Fantasy " live


Mike Bloomfield / Al Kooper, "Together Till The End Of Time"

コメント    この記事についてブログを書く
« John Mayall | トップ | Miles Davis 1945-1960 »

コメントを投稿