Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Stereolab

2009年01月08日 | レコード/CD
Stereolab........時が止まったかのように70年代以前の音楽ばかりを聴くようになって久しいのですが、90年代にはたまにこんなのも聴いておりました。アルバムでいうと「Peng!」「Space Age Bachelor Pad Music」とか。Stereolabの初期というものでしょう。

かつての電子音楽系・ジャーマン・ロックをポップにしたサウンドとでも云うのでしょうか、ペナペナのファーフィサに奇妙に駆け巡る電子音、反復/ループするリフ、女の子も入った可愛げな歌声。その後の活動でどう変化していったのかは知りませんが、私が聴いていた90年代の中頃まではそんな実験的ではありながら奇妙なポップ・サウンドで酔わせてくれたバンドでした。

ってなことはあったものの久しく忘れていたバンドであったのも正直なところなのですが、年末に某DUの100円箱で12インチと10インチ盤と遭遇。へぇー、ひさしぶりだのぉ、と買ってきた次第。

今まで本ブログで取り上げてきたのは「お買い物の備忘録」ではあるものの、90年代以降のものは買っても極安品であり且つ書けるほどの予備知識もなく意識的にオミットしておりました。

が、年初に入ってお邪魔したリンク先のchitlinさんがこのStereolabを取り上げておられ、ちょっとコメント申し上げたところ肩を押してくださるような返答をいただき、じゃ、今回は.....と取り上げてみることにしました。

ということで前置きが長くなりましたが、購入品は次の2枚。
1.same/Stereolab (Pure 4) 10-inch Ep 100円
2,Metronomic Underground b/w Percolations (D-UHF-D15) 12-inch 100円


前者は1991のクレジットがあり、「Peng!」と似たアートワークですので、極初期の作品でしょう、先に書いたような奇妙で実験的ではあるものの根底にはポップさが漂うという、私がイメージしていたStereolabのサウンドそのものの演奏。
後者は12インチのシングルということもあるのでしょう、より実験的なものでした。

正直なところ、今の私に無くてはならない音楽ではありませんがいざ聴けば気持ちのよい音楽であることは確か。たまにはいいですね、こういうのも。

Stereolab12inch

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4 コメント

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久しぶりに (uni)
2009-01-09 12:40:21
カッティングギター全開音楽を聞かせてもらいました

http://jp.youtube.com/watch?v=IH3aQJj119Y&feature=PlayList&p=D5DF49AF5464A86B&index=30

面白そうですね。 掘り下げで(笑)
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Stereolab (Jahking@管理人)
2009-01-09 23:11:02
おーっ、これはいいですねぇ。
アマっぽさがなんとも云えず。
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大変失礼しました (chitlin)
2009-01-27 00:06:35
散々煽っておいて今頃コメントを残しに参りました。本文中リンクまで貼っていただきまして恐縮です。
お許しくださいませ!

このグループは歌も演奏も巧くないですし、偉大なるワンパターン的なところが多分にあるんですが、ドラマーの腕が立つんですよ~。
ひんやりしたコーラス・ワークもイイ味付けになってると思います。

旧ブログよりトラックバック申し上げますね~。
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Stereolab (Jahking@管理人)
2009-01-27 23:07:29
いえいえ、煽っていただいたお陰で手持ち盤までしっかり聴いてしまいました。

>ひんやりしたコーラス・ワークもイイ味付けに
云われてみると確かにそうですね。CDも最近では結構安く見掛けるのでまた買ってみようと思っています。
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