Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Stan Kenton - Frank Sinatra

2013年12月17日 | Jazz
1,Cuban Fire!/Stan Kenton (Capitol) 1LP 300円
作曲/編曲をジョニー・リチャーズが担当したケントン流アフロ・キューバン・ジャズ。
正直云うとジャケットに目が行っての購入だったのですが、いざ聴いてみれば1956年の録音なれど緻密ながらも躍動感溢れるモダンなアレンジは古さを感じさせず、聴き応え充分なビッグ・バンド・ジャズでした。
オリジナル・ファースト・プレスはターコイズグリーン・レーベルですが、入手盤は60年代プレスのレインボウ・レーベルでした。
Side A
1. Fuego Cubano (Cuban Fire)
2. El Congo Valiente (Valiant Congo)
3. Recuerdos (Reminiscences)
Side B
1. Quien Sabe (Who Knows)
2. La Guera Baila (The Fair One)
3. La Suerte De Los Tontos (Fortunes Of Fools)









2,Cole Porter's CAN-CAN/O.S.T (Capitol) 1LP 100円
コール・ポーター作詞作曲ミュージカルをフランク・シナトラとシャーリー・マクレーン主演で1960年に映画化した「CAN-CAN」のサントラ。買ってはみたものの.......でした(苦笑)

Side A
1. Nelson Riddle Orchestra / Entr'acte
2. Frank Sinatra / It's All Right With Me
3. Shirley MacLaine / Come Along With Me
4. Maurice Chevalier and Louis Jourdan / Live And Let Live
5. Louis Jourdan / You Do Something To Me
6. Frank Sinatra and Shirley MacLaine / Let's Do It
Side B
1. Frank Sinatra and Maurice Chevalier / Main Title, I Love Paris, Montmart'
2. Frank Sinatra / C'est Magnifique
3. Nelson Riddle Chorus / Maidens Typical Of France
4. Maurice Chevalier / Just One Of Those Things
5. Frank Sinatra and Maurice Chevalier / I Love Paris
6. Nelson Riddle Orchestra / Can-Can

Can-Can







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3 コメント

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KENTON (t-izu)
2013-12-18 18:22:47
ケントンのこのアルバム、ラテンとしては洗練され過ぎかと思いますが、同年の『In Hi-Fi』(南京豆売り収録)共々愛聴盤です。
ラテンとの関わりで言えば、その洗練された輝くばかりのブラス・アンサンブルや斬新なアレンジこそ、NYのマチート、ティト・プエンテらマンボ、キューバン・ジャズ系音楽家たちの憧れだったように思います。メキシコにいたペレス・プラードのケレン味たっぷりのアンサンブルに至ってはケントンあってこそじゃないでしょうか。

それにしても、ジャズ・オーケストラの聞き手が少ない故とはいえ、ケントンって特に人気ないですねぇ。
60年代のあまりにアブストラクトなアレンジのノン・スイングな作品はともかく、50年代の斬新かつ緻密なアレンジがビッグ・バンドでスイングする様は一聴の価値有りだと思うんですが。
でも今でもジャズ喫茶あたりでケントンをリクエストするのは、コアなジャズ・ファンに白眼視されそうで勇気がいりますね(笑)。
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Stan Kenton (Gravenites)
2013-12-18 23:31:27
ケントンはエリントンとは違った意味で襟を正して聞くみたいなところがありますが、イージー・リスニングぎりぎりの作品も出しており、その辺使い分けがうまいです。

しかし巾が広く、かつ奥の深いケントン・ミュージックは完全に日本のジャズ・リスナーやジャーナリズムから外されていますね。だからこそ個人的はよく聞くのですが。

ギル・エバンスだってマイルズ・ディビスとの関わりがなければほとんど知らない人も多いのでしょうか。
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Stan Kenton (Jahking@管理人)
2013-12-19 08:55:29
>t-izuさん
ラテン音楽の造詣の深さ、敬服します、なるほど、なるほどとしかうなづくばかりです。
確かにケントンのレコードは安いですね。
緻密なアレンジが過ぎてソロが全面に出てこない(というかウエスト・コースト・ジャズのイメージ呪縛というか)でイマイチ馴染めないというのが率直なところ。アート・ペッパーやジューン・クリスティ、アニタ・オデイの名が私の中では先に出てくる人であります。

>Graさん
貴族的という言葉が思い浮かんでしまうケントンの音楽、「巾が広く、奥の深い」ところが私も含めてですがジャズの観点でしか見れない層には受け入れられないのでしょうか。
かつてはジャズの巨匠のひとりと数えられたスタン・ケントンですが、氏ほどの名声はなくとも圧倒的に聴かれているのはギル・エバンス(マイルスとの関わりはあるにせよ)。してみるとやはり「お勉強ジャズ、教科書ジャズ」なのでしょうか。
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