Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Cal Tjader - Emil Richards

2015年10月07日 | Jazz
1,same/Cal Tjader (Fantasy) 1LP 1,080円
カル・ジェイダー、57年録音、この当時はラテン系のアルバムも数多く作っていますが、本盤はヴァイヴに徹してのジャズ・アルバム。
モノラルの赤盤でした。

1,When Lights Are Low
2,Our Blues
3,That's All
4,And Baby Makes Three
Side B
1,Line For Lyons
2,Porgy And Bess Suite
4,Medley: Lover Man-Willow Weep For Me-Round About Midnight

Cal Tjader -- vibes
Vince Guaraldi -- piano
Gene Wright -- bass
Al Torre -- drums
Recorded April 10, 11 and 15, 1957








2,Jouney to Bliss/Emil Richards (Impulse) 1LP 864円
ヴァイヴ/マリンバ奏者のエミール・リチャードのThe Microtonal Blues Bandを率いての1968年盤。
各種変拍子に乗ってマリンバ/シロフォンが駆け回るA面、B面はガムラン音楽からシタールまで呪文の如くのチャントを交えて展開される摩訶不思議な組曲。

このジャケットといい、エミール氏の似非ヒッピーっぽい風貌といい、60年代のヒッピーイズムの東洋思想への傾倒を音楽で表現したかのような内容で時代のあだ花的な音楽と思え、当時(の日本では特に)は胡散臭くも感じられたのでしょうが今聴けばそこが面白かったりもします。

Side A
A1 Maharimba
A2 Bliss
A3 Mantra
A4 Enjoy, Enjoy
Side B
B1 Journey To Bliss - Part I
B2 Journey To Bliss - Part II
B3 Journey To Bliss - Part III
B4 Journey To Bliss - Part IV
B5 Journey To Bliss - Parts V & VI


emil



Emil Richards And The Microtonal Blues Band - Maharimba



Emil Richards & the Microtonal Blues Band - Enjoy, Enjoy



Emil Richards & the Microtonal Blues Band - Bliss

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4 コメント

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Emil Richards (t-izu)
2015-10-07 14:54:53
と言うと、米国でも有数の打楽器コレクターらしいですが、学究的というより、ただ好奇心の赴くままいささかオッチョコチョイな感じが好感持てます。ジャケのイメージそのままですけど(笑)。
本作も個人的には結構好きなんで、探してみます。

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Re:Emil Richards (jahking)
2015-10-07 21:11:31
おっちょこちょいな感じとはい言えて妙、確かにです。インパルス盤はどれもそんな感じだったような記憶があります。今聴くと面白いですね。
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Emmil Richards (Gravenites)
2015-10-08 10:56:35
まさかここで彼が出てくるとは思いませんでした。これが出た頃はインパルスは「ヒッピー・ジャズ」のアルバムを他にも出していましたね。

ロック関係で彼が有名なのは1974年のジョージ・ハリスンの米国ツァーにパーカッションで参加したのと、彼の追悼コンサートでも出演した点でしょう。トム・スコット絡みなのでしょうが。

彼は各種リズムの研究というより、探求がライフワークのようです。木琴をよく叩くところがカル・ジャイダーや白人バイブ奏者との違いです。

20年以上前カリフォルニアのジャズクラブに聞きに行った事がありますが、今回のレコードにあるようなヒッピー導師な感じはまったくなく普通のおっさんでした。しかし客はミュージシャンが多かったです。

ローランド・カークやポール・ホーンのバンドにいたリン・ブレッシングズが強いて言えばエミル・リチャーズとよく似た位置にある人です。
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Re:Emil Richards (Jahking@管理人)
2015-10-08 21:28:51
古くはジョージ・シアリングのグループでヴァイヴを叩いていましたね、その後のこのImpulse時代までしか実際の活動は知りませんでした、ジョージ・ハリスンのグループに参加とは驚きです。トム・スコットの絡みと聞けば、なるほどとは思いますが。
客にミュージシャンが多かったというとやはり探究者だけにミュージシャンズ・ミュージシャンなのでしょうね。
私の中ではマイク・マイニエリとイメージがダブる人です(後の歩みは違いますが)。
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