もはや年末締めくくりの自然観察は羽田沼となって来ました。新たな伝統?
この風景を見ると何故だかほっとします。
例年のように水面にはカモたちが一杯。まず目立つのはマガモ(Mallard)です。
そして、やはりお目当はオオハクチョウ(Whooper Swan)。仲良さそうな5羽のグループ(家族?)を観察できましたが、オオハクチョウはこの5羽のみ。今年は何故だか少なめですか。
こちらはオナガガモ(Northern Pintail)。不思議なことに、メスが圧倒的に多いです。皆んなで日向ぼっこをしているのでしょうか。
沼を一周してみました。穏やかな田園風景が広がる中に、ジョウビタキ(Daurian Redstart)のオスを発見。鮮やかなお腹のオレンジ色が印象的です。
その次はカシラダカ(Rustic Bunting)。日本へは冬鳥として飛来します。
今回初めて沼を一周することで、水面のカモやハクチョウのみならず、田園や雑木林の鳥たち(雑木林ではキツツキ類がいました)も観察する事ができました。また、羽田沼横の田んぼの水路には、絶滅に瀕し保護対象となっているミヤコタナゴがいるようです。
多様な環境を持つ羽田沼とその周囲は貴重なエコシステムです。