花☆花生活

プリザーブドフラワーブーケ&アレンジのジェイダイトフラワー主宰のブログ

久々の生け花

2006-09-07 22:07:55 | Weblog
今日は生け花のお稽古でした。
8月は夏休み期間だったため、1ヶ月ぶりのお稽古です。

私の流派は「池坊」(いけのぼう)習い始めて16年目になります

今日は「トルコキキョウの一種生け」


何度かやってはいるものの、難しい。この一種生けというのは基本フォームが決まっています。
しかし、花はその時により一本一本表情が違います。
だから、まったく前と同じ寸法で切って同じように生けたからといって上手く生けることは出来ないのです。
花の大きさや、葉の付き方、茎の太さなどなどバランスを考えて入れていかなければならないのです。

特に生け花で一番注意することは「足元を美しく」ということです。
いくら、上のほうのお花だけ綺麗に入っていても、足元が丸見えだったり
バラバラに足が入っていたら、美しくありません。
そこで葉の使い方が重要ポイントになってきます。葉で足元を締めるのです。

これは、人にも言えることかもしれませんね。いくら着飾っていても元がガサツだと本当の美しいとは言えないですよね

今日も先生に沢山お手直しされました
長年やっていると、とても厳しく見られます。口も厳しいので、たまに堪えますが
絶対に言い訳はしません。素直に「はい」と答えます。
だって、私が何度直しても上手くいかなかったところを先生は直してしまうのですから・・・
いつだったか「先生の手は魔法の手」とお弟子さんが言っていましたホントにそうだよなぁ・・・

生け花の花材が手に入りにくくなったと先生がボヤいていました。
最近は、生け花人口も少なくなってるのは確かです。
私も華展に出すときは花材選びに苦労します。
先生のところで頼んでいるお花屋さんが生け花で使う枝物や葉物は売れないから
少ない量だと、あまり仕入れたくないと言って来たそうで・・・
すごく残念なことです
生け花を通して日本の美しさというものが学べるのに。
四季がハッキリしているのは日本だけです。その季節ごとの生け方を昔の人はよく考えたものだなぁと感心します
ちゃんと意味があるのですよ

フラワーアレンジメントの基本は生け花と言われています。
華やかなフラワーアレンジを見てしまえば、そっちの方がいいのはよく分かります。
でも少しでも生け花に興味を持ってくれる人が増えることを願っています
そして、両方の良さを知ってもらいたいな
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