「おかーさん、Opiumの原料はけしの種の部分?それとも他の部分?」
と机に向かってちゅまが突然きいてきた。
はぁあああ? いや、あんたなんちゅう質問してるの。
さすがに知らないよ、そんなこと。Opiumって阿片、だよなぁ?
なんでそんな質問してるんだ?と思ったら、宿題なんだと。
ちゅまは12歳、米国の中学2年生。
今年の科学の授業は人間の健康と人体がテーマ。
解剖学みたいのももちろんやるのだけれど、
今のテーマはドラッグについて。
ドラッグの種類、製法、おきること、人体に及ぼす影響、
なんかを実に事細かに習っている。
マリワナの原料の植物名がキャナビスで、
スピードとエクスタシーとクラックの違いについて
知ってる中学生が日本にどれだけいるだろう 笑?
それでも、ちゅまの学校ではそんなに詳しくはやらないんだそうだ。
公立とはいえ、知能検査や各種の試験を経てセレクトされた子しか
入れない学校なので、他よりも自衛の意識が高く、危険が
少ないと読んでいるからだろう。
ちゅまのあやふやな話だけでウラはとっていないが
州のとりきめで、本当なら10時間から11時間にわたって
ドラッグ防止についての授業をすることが義務づけられている、
だか、勧められている、だか、ということらしい。
目医者にいったときのこと。問診表を記入していたら、
煙草をすいますか? アルコールをのみますか?
の質問項目に続いて、レクリエーショナル・ドラッグを使用していますか?
という項目があった 笑。そんなに普通のことなのだな、とびっくり。
そりゃ教える必要があるはずだよな、と納得。
少し前に同じ授業の宿題をやっているときのこと。
ちゅまが、いきなり「ものすごく好きになった人がHIVキャリアーだった場合は
どうしたらいいんだろう?どう思う?」と聞いてきた。
いや、いきなりそれはすげぇ質問だな、フーコーの恋人だった
エルベ・ギベールの小説みたいだよなぁ、とびっくりしたら、
そのときの科学の授業のテーマがHIV。
どうも宿題らしい。聞くと、HIVについても、感染経路とそのしくみ、
防ぐ方法、現状、などを事細かにならっていた。
もちろん、性交渉にはコンドームを必ず使うこと、という話も
なんの前置きもなく出てくる。
ちゅまの学校はそれほど荒れているわけではない。
それでも一つ上の三年生ともなると、廊下の隅にカップルが
座り込んで抱き合ってキスしてたりというのは日常茶飯事。
じぇいど♪が妊娠中産婦人科の待合室にいたときのこと。
あきらかに高校生くらいとおもわれる女の子が元カレと思われる相手と
電話で話している。「・・・それで、あなたがHIVだってわかったのが
何月の何日、でしょ?で、あたしたちがえっちしたのは
(もち英語でしたので表現違いますよ)何月から何月まで
だった?覚えてる?最後にしたのっていつ?」などという
話しを目に涙をためながら興奮して話している。
おそらく、元カレのほうが先にHIV陽性の結果がでて
それで元カノであるこの子が検査にきている、とかそういう
事情なんだろう。高校生で妊娠しちゃった、どころの騒ぎではない。
ちゅまの前にいた学校の教師は一家でHIV陽性であることを
隠していない。HIV陽性であることを承知で2人も子供を
産んでいて、一人は長く生きられない重病なことも
みんなが知っている。当然休みがちでしょっちゅう
代用教員が授業をしているのだが、それで仕事をクビになるわけでもない。
ここじゃ、ごく普通の日常、なのだ。
防ぐためには正しく知らなければならない。
それが科学の先生のポリシーなのだそう。
次のテーマはアルコール中毒。
いったいこんどはどういう質問が飛び出すことやら 笑?
と机に向かってちゅまが突然きいてきた。
はぁあああ? いや、あんたなんちゅう質問してるの。
さすがに知らないよ、そんなこと。Opiumって阿片、だよなぁ?
なんでそんな質問してるんだ?と思ったら、宿題なんだと。
ちゅまは12歳、米国の中学2年生。
今年の科学の授業は人間の健康と人体がテーマ。
解剖学みたいのももちろんやるのだけれど、
今のテーマはドラッグについて。
ドラッグの種類、製法、おきること、人体に及ぼす影響、
なんかを実に事細かに習っている。
マリワナの原料の植物名がキャナビスで、
スピードとエクスタシーとクラックの違いについて
知ってる中学生が日本にどれだけいるだろう 笑?
それでも、ちゅまの学校ではそんなに詳しくはやらないんだそうだ。
公立とはいえ、知能検査や各種の試験を経てセレクトされた子しか
入れない学校なので、他よりも自衛の意識が高く、危険が
少ないと読んでいるからだろう。
ちゅまのあやふやな話だけでウラはとっていないが
州のとりきめで、本当なら10時間から11時間にわたって
ドラッグ防止についての授業をすることが義務づけられている、
だか、勧められている、だか、ということらしい。
目医者にいったときのこと。問診表を記入していたら、
煙草をすいますか? アルコールをのみますか?
の質問項目に続いて、レクリエーショナル・ドラッグを使用していますか?
という項目があった 笑。そんなに普通のことなのだな、とびっくり。
そりゃ教える必要があるはずだよな、と納得。
少し前に同じ授業の宿題をやっているときのこと。
ちゅまが、いきなり「ものすごく好きになった人がHIVキャリアーだった場合は
どうしたらいいんだろう?どう思う?」と聞いてきた。
いや、いきなりそれはすげぇ質問だな、フーコーの恋人だった
エルベ・ギベールの小説みたいだよなぁ、とびっくりしたら、
そのときの科学の授業のテーマがHIV。
どうも宿題らしい。聞くと、HIVについても、感染経路とそのしくみ、
防ぐ方法、現状、などを事細かにならっていた。
もちろん、性交渉にはコンドームを必ず使うこと、という話も
なんの前置きもなく出てくる。
ちゅまの学校はそれほど荒れているわけではない。
それでも一つ上の三年生ともなると、廊下の隅にカップルが
座り込んで抱き合ってキスしてたりというのは日常茶飯事。
じぇいど♪が妊娠中産婦人科の待合室にいたときのこと。
あきらかに高校生くらいとおもわれる女の子が元カレと思われる相手と
電話で話している。「・・・それで、あなたがHIVだってわかったのが
何月の何日、でしょ?で、あたしたちがえっちしたのは
(もち英語でしたので表現違いますよ)何月から何月まで
だった?覚えてる?最後にしたのっていつ?」などという
話しを目に涙をためながら興奮して話している。
おそらく、元カレのほうが先にHIV陽性の結果がでて
それで元カノであるこの子が検査にきている、とかそういう
事情なんだろう。高校生で妊娠しちゃった、どころの騒ぎではない。
ちゅまの前にいた学校の教師は一家でHIV陽性であることを
隠していない。HIV陽性であることを承知で2人も子供を
産んでいて、一人は長く生きられない重病なことも
みんなが知っている。当然休みがちでしょっちゅう
代用教員が授業をしているのだが、それで仕事をクビになるわけでもない。
ここじゃ、ごく普通の日常、なのだ。
防ぐためには正しく知らなければならない。
それが科学の先生のポリシーなのだそう。
次のテーマはアルコール中毒。
いったいこんどはどういう質問が飛び出すことやら 笑?