裏・じぇいど♪の日記

あっ・・見つかっちゃった!別にたいしたこと書いてないかもよ?

☆Prevention どこまで知れば?第二弾。 ついに!その2☆

2008-03-19 09:24:46 | Weblog

偶然つけたラテン系TVドラマなどで濃厚なキスシーンがあったり、
ケーブルチャンネルで欧州発の映画などで露出の多いラブシーンをやってたりすると、
ももちゃんなんかは、Yee-Yoo、(やっだぁ~、とか、
不快なものを見たときに言う言葉ですね)って反応するんですが。
それはどうも学校のお友達からの刷り込みらしいんですね。
ま、ももちゃんの場合、まだ幼いからそれでいいんだろう、と放っておいてます。

あまり自分の属する社会のマジョリティとずれたことを教えるのはどうだろう、と
まだ迷いはありますが、とりあえず、ちゅまには、セックスというのは
本来愛あふれるポジティブなものだとして教えた上で、STD,つまり性行為によって
感染する病気のリスク、望まない妊娠と堕胎のリスクについて
教え、学校のヘルスの時間に教わっていることをただ知識として
漫然と教わるのではく、セックスに対する自分の態度を決める材料にしてほしい、
ということを徐々に伝えることにしました。

ということで、ちゅまには今回はまず、ももちゃんの反応の例を引いて、
一歩突っ込んだ説明を。

Yee-Yoo、って捉えるほうがもうすでに文化や宗教によって歪められた認識であって、
健康な男女は性欲は必ずあるもの、じゃないと種がほろびる。
そこまではまずフツーに。ここから先は、じぇいど♪家流、これはもう
裏ブログじゃなくて完全に表っぽい話ですが 笑。

また、あれは種の保存のためだけにやってるんじゃなくって
愛し合う2人の間で愛のエネルギーを交換する行為でもあるのだ、
見える人がみたら、オーラが交じり合ってすごいことになってるはずだ、と言ってみました。

するとちゅま、ふむふむ、いや、映画とかは本当にはしてないし(わかるんだなw)、
本物のセックスを見たことがないからわからないが(12歳じゃあたりまえだw)、
おそらくそうなんだろうな、ってちゃんと納得。

そしてすぐに、じゃあ、お金で女性を買ってセックスをしたらエネルギー交換という
観点ではどういうことになるのだろうか、ってつっこんだ疑問まで口にして、
あ、本質をつかむのえらい早いなぁ、と感心。
ちゃんと「愛」と関連付けて考えてるんですね。

そして、ちゅまが言った面白いこと。ちゅまの観察では、じぇいど♪とおとーさんみたいに
互いに愛し合っている夫婦の間にできている健康なコードはシルバーなのだけれど、
たまに紺色のコードの夫婦がいて、感じる雰囲気からは、それはきっとちゃんとした関係をつくことが
できていない場合なのだろう、と。

なるほど。見える人にはそんなこともわかっちゃうのですね。

家庭内講義第二回目 笑。別の日にこんどは、またヘルスの時間の宿題で
妊娠と子育てについての宿題を手伝う際に、婚姻外の関係でのセックス、
そして堕胎とSTDつまり性感染症のリスク、について話をしました。STDについては
すでに学校でかなり細かく教わっていますから、そこは教える必要がなし。楽チンでした。

男女が完全に同権のアメリカや欧州、そしてそうなりつつある日本。どこで
暮らすとしても、初婚までの年齢はどんどん上がっているし、法的な結婚をしない人も
増えており、セックスは結婚するまでしてはいけない、なんて教えるのは非現実的。

だから、ちゅまには、そう遠い話としてではなく、現実問題として、
好きな人ができたら、セックスをするかしないか、子どもができる
リスク、STDに感染するリスクについて、必ず考えなきゃいけないときがくる、
人間には誰かを愛し愛されたいという気持ちと、
種の保存のために性欲はかならずあるのだから、
そこで抑止力になるのはリスクに対する知識と、あとは理性、
そして、それでもセックスをすると決めるのならば、それなりの責任を
追う覚悟を必要とする重要な問題なのだ、と教えてみました。

簡単じゃないですよ。こういうのを一応日本語でやろうとしてますから、
理性、って何か、ってことから説明しなきゃならなかったり 笑

この説明でよかったのかどうかは、わかりません。
どういう選択をするのかは、本人しだい。
大事な新しい「命」がかかわること、失敗を繰り返して学ぶのは
許されるべきことじゃないですからね。
自分のためにも、生命への敬意をはらうためにも、
ちゅまが自分の判断で最善の選択が
できるようになることを願っています♪


☆Prevention どこまで知れば?第二弾。 ついに!☆

2008-03-18 15:58:36 | Weblog
ついに正式にやってきましたよ。ちゅまの保健体育のクラスで、
性教育をしますので、OKかOKじゃないかサインしてくださいね、って通知。
ちゅまと見る映画はもうお子様映画じゃあないし、一度ちゃんとマジメに話するべきなのかなぁ、
と思っていたところでした。

その日たまたまお迎えの時間に図書館の表にたむろしてる子たちが、
見るからに熱愛中、って感じでいちゃいちゃしてたんですが、
ちゅまの学校じゃおませな8年生(中3)が学校の廊下でくっついて
抱き合ったままねそべってる、なんてこともあるそうで。
まあ、でもそれは「子どもだから」。

アメリカは、人前でハグやかるい挨拶のキスはしても、恋人同士の熱いキスは
やっぱり非常式、と見られるのか、そういうシーンを街で見かけることは
ほとんどありません。

が、じぇいど♪が以前住んでたフランスでは、そんなのものすごくフツー 笑
そこらでみんな延々とキスしたり抱きあったり。

意外かもしれませんが、アメリカのエア・チャンネル、つまり誰でも見られるTVでは、
ヌードは厳禁。パリス・ヒルトンが以前、ちょっと露出度の高い
服でハンバーガーのCFに登場しただけで苦情が殺到したくらいお堅い雰囲気。
日本のように、普通のコンビニで売られてるような雑誌にヌードが載ってるなんて、
とんでもないことです。そういうものは、専門店(笑)で売られているらしいんですが、
そのかわり、街のちょっと目立たないところに、フツーにそういう専門店があるという
仕組み。それもちょっとヘンですが、つまりは子どもが入れないようにするため。

フランスやドイツ、イタリアでは上半身のTV露出はぜんぜんフツー。
Tutti Fruttiなんてお馬鹿な番組をむかーしやってて、クイズ番組なのですが、
上半身ヌードの美女がずらりと並ぶのが売り物。そして、大晦日の恒例は、
ムーラン・ルージュやフォリー・ベルジェールといった、世界最高
レベルの美女が集まるパリの劇場からの生中継。
家族みんなで・・・見るものなのかどうか知りませんが 笑
女性からみてもそれはそれは美しいので、じぇいど♪とおとーさんは毎年
楽しみに見ていたし、劇場までいっちゃったこともありますが、
それは盛装して夫婦で楽しむもの、という雰囲気でした。

ドイツでは、日本のスーパー銭湯の元になったような
温泉施設がたくさんあって、バーデン・バーデンという
(風呂・風呂ちゅう町の名前w)町のものが観光地としては
有名なんですが、サウナエリアはなんと混浴。
じぇいど♪もいつもなーんの疑問もなく
素っ裸で老若男女入り混じったエリアでサウナに入り、
壁もなにもないシャワーで汗を流したら表のプールに
裸でとびこんでいました。

そういう文化の根底にあるのは、きっと「裸というのは隠すものじゃない。
人間の自然の姿は美しい 愛し合う人間同士の行為は美しい」という、
性に対するポジティブな考え方なのではないかと思うのですね。

じぇいど♪がよくわからないのは、まずは、それってカトリックとプロテスタントの
違いなのか?ってこと。フランス・イタリアはカトリックの国。
アメリカにカトリックはものすごく少ない。
そして、子どもを守るには、どっちの教育法がいいのか?ってこと。
性を隠すのか、ナチュラルなものとしてオープンにしておくのか。

じぇいど♪、個人的には性はナチュラルなもので恥ずべきものとは
思ってないのですが、じゃあ、子どもにはなんて教えたらよいのだろう?
という問題に直面したわけで。

つづく