２日経ってまた出かけた渓谷で、この日もカワガラスに出会えました。
厳冬期の渓谷ではなかなか姿を見せてくれなかったのに、
陽気な春ならほぼ行けば出会えるようです。
カワガラス（河烏、川鴉）
あちこちでさえずるミソサザイが、遠くに行ってしまったので、
増水した渓谷の流れを見ていたらやってきてくれたカワガラス。
まぶたが白いので、まばたきをすると宇宙人みたい！（笑）
上流に向かって飛び出しました
かなり遠くで羽繕いをしたり、岩の上をせわしなく歩いたり…。
無理してトリミング拡大したので、ノイズが酷い画像ですが
さらに遠くへ移動したのは…、
なるほど、そうだったのか！(^^♪
ひどい画像ですが、カワガラスのツーショットは初めて撮ったので記念に^^
70～80メートルくらい先の遠くを無理して撮ったので、トホホな画像だけど、
２羽並んだカワガラスが初めて撮れました。
前日に雨が降ったこの日、また山麓の渓谷に行ってみました。
渓流の水量は２日前よりもかなり増えており、
ミソサザイがせっせと巣材を運んで作りかけていた巣は、
どうやら水没してしまったようです。
それでもミソサザイはめげることなく元気な囀り声を渓谷に響かせていました。
ミソサザイ（鷦鷯）
この日も、いつものように、身体の小ささの割には大きな囀り声を聞かせてくれました。
ブッシュの上に移動して、また元気な声を出すミソッチ♪
早くいいパートナーに出会えるといいね(^^♪
少し時間をおいてまた出会いました♪
この場面のさえずりを動画で撮影しました。
渓流の音に負けないくらいに、ミソサザは元気にさえずり声を出してくれました。
作りかけの巣が増水で水没の憂き目に合ったミソッチくんですが、
素敵なパートナーと巡り合えるといいな(^^)/
撮影：2021年３月22日、長野県安曇野市
紅梅を愛でるために!?やってきたカワラヒワ。
お目当ては別な鳥でしたが、
梅の花と一緒なら身近な野鳥でも季節を感じられます。
カワラヒワ（河原鶸）
手前の畑に降りました。
蕗の薹を食べるの？（笑）
今度は白梅に♪
でも、お連れ様は紅梅のほうがお好きみたいです(^^♪
追いかけようとするも、やはり白梅に未練が!?
見かける機会は多いカワラヒワですが、久しぶりに撮りました^^
おまけは、紅梅と白梅をバックに、もうすぐお別れのツグミ♪
撮影：2021年３月18日、長野県松本市
先日、久しぶりに出かけた渓谷ではカワガラスのほかに、ミソサザイにも出会えました。
この冬はお山の公園でも何度か出会っていたけれど、
渓谷のミソサザイたちはパートナーへのアピールや巣作りに忙しそうでした。
ミソサザイ（鷦鷯）
日本で最も小さい鳥のひとつですが、
あの小さな身体のどこからあんなに大きな囀り声が出てくるのだろうと、
いつも不思議に思ってしまいます。
そんなミソサザイの囀りを今季始めて聞かせてもらいました。
遠くて手持ちだったので、きれいに写っていませんが…と言い訳を先に（笑）
この日、いちばん近い距離で撮らせてくれたのは、
先ほどとは別なこの子ですが、う～ん、絵にならないシーンなので１枚だけ^^;
最初の子は、昼過ぎになってからは巣材運びに精出していました。
対岸の苔むした岩の隙間に飛んで行き、
岩の向こうで集めた巣材に使う苔を口に咥えて出てきました。
でも、お顔が見えないよぉ～！
うんうん、これなら顔が見えるね♪
位置についてぇ～、
よ～ぅい、
下手っぴなので、最後の「どん！」が撮れていません。
いや、撮れてはいたのですが、
別シーンのピンぼけﾌﾟﾗｽSS不足の画像のほうが、翼の広げかたがいちばんよかったので…。
春は野鳥たちの子育ての季節。
渓谷で繁殖するカワガラスやミソサザイたちも、これからますます忙しくなります。
そして、夏の青い鳥たちが渓谷にやってくるのも、もうすぐです♪
撮影：2021年３月20日、長野県安曇野市
一ヶ月ほど前に訪れたときは『真冬』だった北アルプス山麓の渓谷。
暑さ寒さも彼岸までのとおりに、季節は春の始めに変わっており、
ミソサザイやカワガラスの声と姿が賑やかでした。
カワガラス（河烏、川鴉）
「ヴィッ、ヴィッ」という鈍い、太い声を出しながら、
カワガラスが雪解け水の流れの水面すれすれを飛んで行きました。
カワガラスはいつもうまく撮れないので、
この日は測光モードを変えたり、あれこれ試してみました。
カワガラスのような黒っぽい鳥を撮ろうとすると、
AFが遅かったり、真っ黒になってしまったりと、いつも失敗ばかり。
暗いレンズには苦手な鳥なのかも^^;
自分の腕前が悪いのを棚に上げ、機材のせいにしているけど、
『撮る』というより、カメラに『撮ってもらっている』ほうが正しいような気がします。
撮影：2021年３月20日、長野県安曇野市
