DAIJITO"チャランゴ巡礼"

2006-02-09 | Weblog
2月5日(日)、チャランゴ奏者福田大治氏(以下愛称DAIJITOと表記)のアルバム”チャランゴ巡礼”日本国内発表記念コンサートへ行ってきました。ゲスト陣にはケーナ奏者橋本仁、サンポーニャ奏者岡田浩安、ギター奏者ホセ犬伏、チャロ奏者星衛、バイオリン奏者小松小百合を迎えてPA無しの生音という実にアコースティックかつアーティスティックな素晴らしいコンサートでした。観客にはボリビア初め南米諸国の大使や大使館関係者などの顔ぶれもありました。DAIJITOのMCは日本語とスペイン語でのバイリンガルで進行しました。演奏よりも話の時間の方が長かった!(笑)感がありますが、日本語のジョークとスペイン語のジョークを入りまぜながらの気配りには彼の人柄がよく現れていると感じました。実は昨年9月、たまたま私がボリビア滞在中に日本発表に先駆けてのCD発表記念コンサートにも行ったという不思議なご縁があります。ボリビアで1回目、日本で2回目のコンサートを聴かせてもらいました。感想としてはホールの音響などが今回の方が格段に優れていたこともあり、ゲスト陣も異なるので比較するのはどうかとは思いますが、思い出に残る素晴らしいコンサートでした。このブログを書いている今ではDAIJITOはボリビアに到着して次の活動を始めているはずです。ボリビアと日本の文化交流の橋渡し役としてさらなる活躍が期待されます。アルバムCD”チャランゴ巡礼”はDAIJITOのチャランゴ奏者として、音楽家としての活動の一つの節目ともいえる完成度の高いものです。チャランゴの故郷であるボリビア、ペルー、アルゼンチンにおいてのDAIJITOの活動に基ずく集大成といえるでしょう。
関連サイト→福田大治ウェブサイト
CDのお求めは→アンデス音楽専門店『ディスコ・アンディーノ』まで。