東京出張

　昨日は，東京へ久々の出張でした．
　久々に会った連中と最終まで飲んでまして，ほろ酔い気分で収めた画像は，帰りに乗った，上野駅で出発を待つ，いわき行き最終のスーパーひたちですけど，この特急は，中々カッコイイと思わずパチリ．．．って話の内容とは全く関係ありません．

　単身赴任生活が終わってほぼ一年，それからも何度か香川へ出向いたのですが，それも無事終了してから半年になります．それ以来，いわき駅のホームへ行く事もなかったのですが出張の朝は，いわき駅のホームの立ち食いそば屋でそばを食べるのが習慣だったので，久々にそばでも食うかと，１番ホームホームのいつものキオスクの裏の立ち食いそば屋へ．

　ところが，なんと今年の３月３１日をもって閉店と張り紙が．．．
　エエッー？！　キオクスの人にそば屋閉店したの？　そうなんですよの返事．
　美味いとか安いとかそういう次元ではなく，何となく，駅ホームの立ち食いそばって妙に好きだったので，少し寂しくなったのでありました．

　いわき駅は現在リニューアルする為の工事が続いていまして，駅のイメージは仙台駅だそうです．１階はバス，タクシーや送迎用の自家用車のスペース．２階が正面玄関になり，歩道が２階になって，そこからアクセス出来る仙台駅の様にするそうで，ひょっとしたら，飲食店は駅ビルの中に入ってしまうのかも知れません．

　　　　　

　ガッカリしたのはもう一つありまして，と言うよりいささか憤慨したのですけど，昼過ぎに上野駅に着いたので，上野駅の３階コンコースにあるセルフの「さぬきうどん」の店に立ち寄ったのでした．

　確かに「さぬきうどん」は地元で食べるのが一番ですが，ＪＲ四国が鳴り物入りで関東へさぬきうどんを知ってもらおうと出店したわけですよ．
　以前一度だけ食べた時は，確かにうどんは本場さぬきだったけど，スープはイマイチだった記憶でしたが，ひょっとしたらあれからの歳月で多少は美味しくなったかと期待して寄ってみたのですが，期待はずれでして，昨日食べた「さぬきうどん」は最低でした．
　うどんは煮過ぎで，のびてシコシコ感も全く無く，スープもダシの効いていないイマイチは相変わらず，これを本場さぬきの人が食したら憤慨するぞと思いながらも，もったいないから食べましたけどね．

　第一，うどんを茹でているのが，バイトで入っているであろう，若い女の子．印象だけで決め付けるのは申し訳ないけど，うどんの茹で加減はあの世代じゃ判らんでしょ．一番許せないのは，関東の人間にあれが「さぬきうどん」だと思われる事．

　「さぬきうどん」と看板かかげているのだから，もう少し，本場を知ったほうが良いと思いながら店をあとにしたのでした．
　本場のさぬきでもピンキリです．でも，地元香川の高松市には，かけが￥１００台からの立ち食いうどん屋がありますけど，それでも，上野駅の「さぬきうどん」よりは美味いですよ．頼むからもう少し美味しくしてほしい．じゃなければ「さぬきうどん」の看板は降ろしたほうが良いぞ！　画像載せるかと思ったけど，やめました．上野駅のホーム３Ｆのコインロッカーが並んでいる通りの脇にあります．しかし，許せん！

　最後は，救われた話．
　いわきまでの２時間半，暇なので文庫本でもと，これまた，憤慨したうどん屋と同じフロアーに書店がありまして，立ち寄ったのでした．
　浅見光彦シリーズはほとんど読み終えてしまい，（内田先生，そろそろ新しいのをお願いします．）最近では宮之原警部（木谷先生，新刊，vy vy tnx です．）シリーズを読んでまして，その新刊を見つけてカウンターへ．そこで，私の前に並んでいた人，会社帰りのサラリーマン風の人がＣＱ誌５月号をカウンターに置いたのです．ＣＱ誌を買う人を書店で見かけたのは，あとにも先にもこれが初めて．思わずニヤリ．でも声をかける事は無理．

　２０日の２０時を少し過ぎた頃，上野駅３Ｆにある大きな書店でＣＱ誌５月号を買った人，後ろで思わずニヤッとして見ていたのは私です．これで昨日は多少，救われました．
　そうそう，せっかく買った文庫本ですが，一ページも開かずに，スーパーひたちの中では爆睡でした．チョット飲み過ぎたか．．．

　今回，秋葉は，全く寄る時間ありませんでした．