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Go to 南相馬市博物館

2024-04-18 | いわき today
 一年振りになりますか,12日は朝から南相馬市へ約80kmのショートツーリング.

 目的は,去年出かけた後で知った南相馬市博物館には原町無線塔の資料があるそうなので,それを確認する為でした.
 それと,去年同様で南相馬まで往復するとCB250Rの走行距離がやっと1000kmになるんです.
 去年の5月に500kmでしたら,それから+500km走るのに約1年過ぎたわけ.

 行く途中,富岡の夜ノ森で桜見物でした.
 平日だったので,比較的空いていましたが,2km程続くチェリーアベニューは凄かったですよ.

     

 天候は,朝から曇り空でズボンは革製で防寒はバッチリでしたが,上着は少し厚手の2輪用ウィンドブレーカー.
 出かける前は,暑くて少し汗ばんだのですけど,南相馬市へ近づくにつれ革ジャンにすれば良かったとアフターカーニバル.あとの祭りでしたわ.

 さて,市立博物館は南相馬市の東ケ丘公園内にあって,いわきからだとザックリ言えば南相馬市内R6から左に折れて道なりに少し走ると右手に見えて来ます.

 入館料は大人¥400で,いきなり「スバル360」がお出迎え↓

     

 係の人に聞くと,市民の方が寄贈されたそうです.
 コンディションも良好で,今にも走り出しそうな雰囲気です.
 では,目的だった本命の原町無線塔のヒストリアコーナー↓

     

 無線塔を中心にして,360度ワイヤーが放射線状に展開されていたそうです.
 逆Vアンテナが放射線状にあるイメージでして,両サイドには60mの木製柱が展開されていた様子.

 アンテナに使われていた碍子の一部↓

     

 送信機のスペック記載の波長から周波数を逆算してみると,20kHzと60KHzでしょうか.
 1λはそれぞれ,14,600mと5,000mとさすが長波ですわ,長い!
 ちなみに,昔は波長表記が多かったと物の本で読んだ事があって,時代とともに周波数単位のHzが使われ始めたのでしょう.
 開局した頃の1970年代はサイクルからヘルツへ単位が変化して,これからはHz表示にするとCQ誌あたりで読んだ記憶もあります.

     

 関東大震災の第一報をアメリカへ打電し,全世界へ伝えられ原町無線塔の成果を世に知らしめたのではありますが,その役目も僅か10年程で幕を下ろします.
 当時,実用出来ないであろうと言われた短波帯をアマチュア無線家達によって遠距離通信が可能な事を発見され,時代は長波から短波へ変わって行きます.
 そして今,原町無線塔を見たかったと残念に思っているのも,一人のアマチュア無線家がココにいるわけで何とも皮肉な話ですね.

 見出し画像は,R6沿いの道の駅南相馬の近くにある無線塔の1/10スケールの記念塔.
 ところで,個人的に無線塔のヒストリアコーナーはもう少し大きくしてほしいですね.


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