Sam's style de JO7MJS

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IF filter for P-7DX(4)

2011-01-24 | 日曜電子工作
 やっと形にしましたよ.

 フィルタのパーツを買うついでに秋月で9V2Aのスイッチングレギュレータタイプの電源を買って来ました.
 ノイズがあって使えないかと心配したのですけど,全く無かった.
 ¥0.8k弱だったし,偶然にも電源プラグサイズがピタリでラッキーでした.

 では,まずは改造前の状態をパチリ.

     

     

 それと,AF段に取付けているパッシブ型CWフィルタを取外して,現状のCWフィルタ特性を記録.

     

 WaveSpectoraでチェックしたら,思ったより悪くは無い特性でした.

 ついででしたが,メータ回路の修理.
 受信時はメータが振れるのですけど,送信時にメータが振れない.
 久々だったので,アレッ,パワー表示しなかったけか? メータ表示にはシッカリPower表示がある.
 ヤッパおかしい...で基盤を外したついでに,テスターでチェックしたら,メータ切替のスイッチ用切替ダイオードの一つが∞の表示...おかしい.
 ゲルマニウムダイオードなんで,手持ちがあったかな...で1N60を発見.
 何かに使う時があるだろうと,以前秋葉で数本入りのパックを買っていたのを思い出した.
 交換したら,問題なく送信時にも元気にメータが振れまして一安心.

 話は前後しますけど,基盤は6本のビスと3個のコネクターがありますので,それを全て外せば,1ボード基盤ですから,比較的簡単に外せます.
 そうそう,ATT SWへ2本のコンデンサもスイッチ側で外します.

 さて,フィルターの改造ですが,今回は取替え可能スタイルにしたかったので,ガラエポ基盤を何とか置けそうな大きさにカットして,ベースにします.

     

 オリジナルのフィルタ取付け穴に合わせてまずは,ピンヘッダをベースに取付け,それを基準にして,新しい位置にピンをセットします.
 市販のピンヘッダとピンソケットを組合せると,背が高くなるので手持ちのスズメッキ線の固めの奴を使ってL字に曲げ,ベースにハンダ付けしています.
 スペース部は真鍮板をハンダ付け.

     

 画像見たら言いたい事が判るかと.
 ベースはピンヘッダの分だけ,かさ上げしています.
 要は,ゲタを作ったわけ.

 もちろん,オリジナルのフィルタが既に外れている場合です.
 初めて改造する時は,オリジナルフィルタは端子が両側2箇所とフィルタケースの2箇所,計6箇所のハンダを外します.

 次にCWフィルタ基盤の製作は,ベースと同寸法にガラスエポキシ基盤を1位枚製作し,5個のクリスタルを表面に取付けました.

     

 最初は6個で仕上げる予定でしたが,基盤のスペースだと5個が限界でした.
 コンデンサとピンソケットを基盤の裏側にハンダ付けします.
 これで,少しは調整やパーツの交換が出来やすくなったかな.

     

 オリジナルフィルタ,今まで使っていたフィルタと新しく作ったフィルタの揃い踏み.

 調整は後にして,フィルタの特性をチェック.

     

 低域が少しあまくなってしまったけど,5ポールの方が6ポールより信号の減衰が少ないのと,6ポールとフィルタの切れの違いをあまり感じませんわ.

 では,仕上がった,フィルタを取付けた姿.

     

 次に自宅へ帰ったら微調整と,最後に真鍮板でカバーを作ってシールドする予定.

     

 今まで使っていたフィルタのコンデンサを変えて改造してみます.
 4ポールにしてキットに付属していたインピーダンス調整用のFCZのコイルを使うとか,今度は基盤さえ作れば交換出来ますから.

 そういえば,入出力バランス調整用の抵抗を取付けていないのですけど,そんなに悪くないし,これも,微調整の時に試してみます.
 フィルの周波数やOSCの周波数等のチェックもしたのですけど,その話は,まとめてからUpします.

 休日はこれにてタイムアウト
 浦安へ戻りました.


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