こんにちは。
題名の通り、アエロメヒコ航空が運航する成田→メキシコシティ線はB767で運航される路線の中では世界最長の路線(直行便のみ)だったりします。
所要時間は夏季スケジュールでは12時間55分、冬季スケジュールでは12時間00分と設定されていましたが、惜しくも10月14日をもって同路線からB767は退役し、代わりにB787が就航します。
成田行きはテクニカルランディングとして同じメキシコ国内のティファナを経由して成田へと向かいますが、航続距離が十分足りるB787へ切り替えた後も寄るようなので、もしかしたら客扱いを行うのかもしれません(※未確認情報です)
今回はアエロメヒコ航空が運航するAM57便でメキシコシティ国際空港へ飛びたいと思います。
今回はアエロメヒコ航空が運航するAM57便でメキシコ合衆国の首都、メキシコシティまで行きたいと思います。
東京出発は06:25(現地時間15:25)。メキシコシティ到着は19:20(現地時間14:20)で、ブロックタイムは12時間55分となる予定です。尚、両都市には14時間の時差があり、メキシコシティの方が14時間遅れています。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回は東京がUTC+9:00、メキシコシティはUTC-5:00です。
今回はB767-200ERで運航します。
C30席、Y144席,計174席の2クラス編成です。
ルートはこちら。
OTRなのでなんでもあり。最終的にSTARに乗れればいいのです。
以下フライトインフォメーション
区間:成田国際空港(Narita International Airport) RJAA/NRT -----メキシコシティ国際空港(Mexico City International Airport / Aeropuerto Internacional de la Ciudad de México) MMMX/MEX
便名:AM57
使用機材:Boeing 767-2B1/ER(XA-OAM)
(アドオン:Commercial Level Simulations / 767 FSX)
搭載燃料:149,256lbs
総離陸重量:349,291lbs
予定ブロックタイム:12時間55分
出発スポット:15番スポット
巡行速度:M0.75-80
巡航高度:RJAA-(31,000ft)-44E70-(33,000ft)-46N50-(35,000ft)-PYE-(37,000ft)-MMMX
飛行距離:6239nm
飛行ルート:RJAA-(SID)-CUPID-(Y808)-ACQUA-(Y804)-SCORE-(OTR11)-AVBET-(OTR9)-EMRON-(DCT)-42E60-(DCT)-44E70-(DCT)-45E80-(DCT)-46N70-(DCT)-46N60-
(DCT)-46N50-(DCT)-44N40-(DCT)-42N30-(DCT)-VESPA-(DCT)-ENI-(J143)-PYE-(J88)-LAX-(J1)-TIJ-(UT18)-GOLFO-(UQ103)-CHX-(UJ5)-QET-(STAR)-MMMX
天候はこんな具合
東京周辺
メキシコシティ周辺
成田は曇天のうえ低視程、メキシコシティは荒れる予定ですね。
風向きが微妙なので離陸はまだ分かりません。着陸は予報通りの天候になれば05Rへの着陸になるかと思います。
200hpa風向速図
出発から2時間後の予報。
出発から8時間後の予報。E170,N40~45辺りにある西風は大いに活用したいです。
ただ今05:50(14:50)、あと5分程で搭乗開始です。
成田国際空港(東京)の天候は
風:072@4kt
視程:7nm
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft、千切れ雲(Broken clouds) 雲底高度2000ft
気温:14℃
露点温度:11℃
高度計規正値(QNH):3036
使用滑走路:16R/Lだそうです。SIDの都合的には南風運用の方がありがたいです。
右側はお留守。
左側にはデルタ航空のA330-300がいます。
NCAのB747-400F。
大韓航空とデルタの尾翼。
モンゴリアンエアラインズ。MIAT航空と表記した方が分かる方が多いかと思います。
エアボーン。雲が低く視程もそれなりなのですぐに見えなくなります。MIAT航空って塗装変わってたんですね・・・
中国南方航空のB777-200ERが降りてきました。
KLMオランダ航空。らしいです。
ここで天候が変わり、
風:050@5kt
視程:4nm
天候、雲:全天を覆う雲(overcast) 雲底高度0000ft
気温:22℃
露点温度:21℃
高度計規正値(QNH):2974
使用滑走路:34R/L。実際のMETARとほぼ同等の気象条件となりました。
ロサンゼルス行きのKL001便が出発。
エアボーン。A332で運航されているんですね。てっきりA333かと思っていました。
ただしすぐに見えなくなります。
以前使用したアメリカン航空の762(GEエンジン搭載機)とは別ものなので、GSXの設定をしなければならないのですが忘れてしまいました。
一応プッシュバックは事前設定なしで使えるので問題ないです。
PBBを切り離します。
出発します。
というわけで定刻より1分遅れの、06:26(15:26)にプッシュバック。
回頭。
プッシュバック完了。
お世話になってます。
今回はRWY34Lから離陸いたします。
パタパターン。
帰っていきました。
デルタ航空のB767-300ER。
こちらは744。
スターアライアンスメンバーの皆様。
なぜANAの77Wだけを個別に撮ったのかは不明。恐らく手が空いたので撮っただけです。
チェックリスト読んでる最中に降りてきてあわてて撮ったので全然ズームできていませんが、タイ国際航空のA380です。
なんだかんだいってFSXの中ではこの辺りのスポットはいつも埋まっていますね。
先行してタキシングしているデルタのB767-300ER。
何か来ましたがB767だという事しか分からず。
先行のデルタがラインナップ。
続いてこちらもラインナップ。
いきます。
VR。最大離陸重量より5000lbsほど軽いだけなので結構時間掛かりますね。N1を93辺りまでしか持っていっていないというのもあるかと思いますが。
というわけで06:41(15:41)にテイクオフ。
SIDはCUPID ONE RNAV DEPARTURE、TRANSITIONはCUPIDです。
恐らく日本の陸地が見えるのはこのフライトではこれが最後です。
雲の層と層の間を飛行しているのでしょうか。
ライトターンをして南へ変針します。ARIESの4000ftの最低高度制限は余裕でクリア。途中のAD4L3では7000ftの最高高度制限が掛かるので急いで上がらなくてもいいですね。
高度制限が解除されたので上昇を再開します。
案の定地上は全く見えません。
JELLYをヒットしてCUPIDへ向かいます。
もう太平洋上に出ているようですが、結局雲しか見えず。
離陸から約21分後の07:02(16:02)に最初の巡航高度、31000ftへ到達。
すごい勢いで日が沈んでいきます。
いい感じの光具合です。誘導路と草地らしきものが写りこんでいたのでこのリペイントは実機の写真を元に作られたものでしょうか。
パッと見良い感じの風ですが、この風向速になる前は向かい風30ktだったんですよ。向かい風30ktが一瞬で追い風155ktへ。何があったのかはお察しください。
月が出てきました。
09:10に日没。
いつもの。
09:31にOakland(オークランド)コントロールへとハンドオフ。
VCはこんな感じです。見た目は良いんですよ見た目は。
オーバーヘッドパネル。殆どがダミーのスイッチなのであくまで雰囲気ですね。
09:54に44E70をヒット。35000ftへ上昇しました。
10:44にナントカコントロールへとハンドオフ。もはやおなじみですね。
東側の空がもう明るくなってきました。
一応日没から4時間経過しています。
成田行きのAM58便がいました。あちらさんは朝日と追いかけっこですね。
13:18に46N50をヒットして35000ftまで上昇。
大分明るくなってきました。
そして13:49に日の出。
どんどん日が昇っていきます。
太平洋横断もいよいよ終盤です。
15:19にOakland(オークランド)コントロールへとハンドオフ。
もやが掛かって見えにくいですが、すぐそこに北米大陸が見えます。
15:52にPoint Reyes(PYE) VOR/TACをヒット、ライトターン。37000ftへと上昇します。
サンフランシスコ湾が見えますね。
この前来たばかりのサンフランシスコ国際空港。
適当にズームして撮ったらUAしか写りませんでした。
ハワイアン航空のA330-200。
サンノゼ国際空港ですね。
ここにもハワイアン航空がいました。
16:17にLos Angeles(ロサンゼルス)コントロールへとハンドオフ。
ロサンゼルス国際空港。
右はLAN航空のB767-300ER、左はエルアルのB777-200ERでしょうか?
地上から。
海岸線に沿って南下していきます。
サンディエゴ。
16:52にMazatlan(マサトラン)コントロールへとハンドオフ。
ティファナ空港です。
何かとすれ違います。
ABXのB767-200Fでしょうか・・・?
後ろから。
カリフォルニア湾ですね。
終点が見えてきました。
急に雲をドカドカ出すREXにも慣れました。
おーこわいこわい。
結局こんな感じで落ち着きました。
18:52にMexico(メキシコ)コントロールへとハンドオフ。
地上が全く見えません。特にこの辺に何かあるというわけではないですが。
19:23(14:23)にLucia(SLM) VOR/DMEの65nm手前の地点で降下指示を受けました。
STARはQET TRANSITIONのKOBEK TWO ALPHA ARRIVALです。
一気に降りていきます。
空港標高は約7300ftなのでそれを考慮せずに降りると面倒なことになります。
今回はILSアプローチでRWY23Lへ着陸します。
メキシコシティ国際空港(メキシコシティ)の天候は
風:250@12kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度3100ft、千切れ雲(Broken clouds) 雲底高度9100ft
気温:20℃
露点温度:14℃
高度計規正値(QNH):3030
使用滑走路:23R/Lだそうです。予報とはまったく逆の風向きですが、実際もこのような気象条件でしたので単に風向の変化が遅れているだけですね。
ローカライザーと会合します。
なーんでちゃんとLOCを掴めないんですかねぇ。。。
A/Tが追いつかなくなったんで対地1250ftでAPもA/Tも解除。
1000ft。
350ft。手前の建物が怖いです。
建物にビビッてたら修正できないレベルにまで逸れてしまったので着陸復航。現在19:41(14:41)、既に20分遅れてます。
再度ベクターを受けます。幸いにも標高が高いので速度を出せるのがありがたいです。
右側からは市街地が一望できます。
街をすこし出るとあっという間に砂漠。実際はこんなに寂しくないです。緑も多いです。
こんなピラミッドみたいなやつも無いです。
再トライします。
1500ft。この機体LOCに乗るの下手ですね。
1000ft。ターゲットアプローチスピードは140ktです。
対地900ftでAP解除。
500ft。
450ft。
200ft。
50ft。
19:54(14:54)にタッチダウン。結局この機体特有のスラストセッティングには慣れずに終わりました。
本来であれば浮き上がった時点で着陸を諦めるべきでしたがもう疲れてたので無理矢理降ろしました。
この機体、エンジンの癖が強すぎるので修正しながら一定の速度を保持するのがかなり難しく、その上少しでもパワーを落としてしまうともう同じスラストの位置には人力で戻せなくなるくらい敏感なので非常にやりにくいです。見苦しい言い訳はあとがきで。
しかしボーイング機でここまでフレア掛けて降ろすのも珍しい。
脱出します。
55番スポットへのタキシングを指示されました。
メキシコへの着陸は今回が初めてですね。以前行こうとしたことはありますが。
ここが55番スポットです。
メキシカーナのA320。
LANのB767-300ER。
アエロメヒコのB737-700。
A300F×2。
AEROMARのATR42-320。
右側は留守。
左側にはアエロメヒコのB767-300ERがいました。
というわけで定刻より39分遅い19:59(14:59)にスポットイン。
お疲れ様でした。
編集降機というか裏話というか
今回は日本の首都、東京にある成田国際空港からメキシコ合衆国の首都、メキシコシティにあるメキシコシティ国際空港まで飛行いたしました。
B767-200ERの使用はNo.141以来、メキシコシティへのフライトは今回が初めてです。
というわけでCLSのB762による2回目のフライトでした。
やっぱり色々と慣れません。特にスラスト関係。本来であればN1が60辺りで止まる程度のスラスト操作でもなぜか90以上まで引き上げられます。
更に、着陸時に行うスラストの操作域でも引っ張り上げられる時があるので本当にやりずらいです。
イメージ的にはこんな感じ。右側の数字はスラストレバーの位置、0がアイドル、5が中間、1が最大です。
中の数字はN1の回転数です。かなり偏っているのが分かるかと思います。着陸時に6割程度までパワーを上げてやったところ見事にエンジンが唸ってしまったというわけです。
もちろん、かなり慎重に微調整をすれば表記の無い回転数へも持っていけますが、お高いスラストレバーを買わないと難しいです。
ちなみにこれ以外にも結構なトラブルがありました。一々細かく書くのも面倒なので適当に済ませます。
これは前回フライト時にもありましたが航路を逸脱する件。今回はかなりひどく、旋回してもNDに表示される方位が変わらないという最悪な状況でした。
機体を再読み込みしたら解消されましたが一体何だったのでしょうか。
次にエンジンが急に止まったというトラブルもありました。まずはNo.1、数分後にNo.2が止まりました。燃料関係は全く問題なく、外気温も低くはなかったので凍結も考えられません。
一旦SMSのB763に切り替えてエンジンを再起動後、飛行を継続しました。しかし片肺になっても高度を落とさずに飛べたのは驚きを通り越してもはや呆れすら感じましたが。
と13時間弱の間に痛いトラブルが2度も起きました。ネタバレにもならないので書きますが、AA001便と今日のAM57便のためだけにCLSの767を買ったのでこの機体ではもう飛びません。それ以前に762が導入されている路線自体が少ないですし。
タワーから。ここまでひどい着陸も珍しいですね。
例の怖がってたビルの屋上から。
※実際には空港東側に建物はありません。
滑走路脇から。
A330並に頭上げてますね。
どこかのビルから。
もうどうしようもありません。
一応どうぞ。
離陸。
視程が悪いのでろくに撮れませんね。
マロウドから。
航空科学博物館から
視程が悪いのでエアボーンは見えず。
どうぞ。同じような視点が多いですね。
FsPのリザルトは当然無し。というより風向変化時にクラッシュしたので死んでます。私の過失ではないのでセーブデータは復活させましたが。
最後にレーダーベクター。文句は無いです。
さて、次回のフライトは7/25(木)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。
累計ブロックタイム:約531時間05分(22日と3時間5分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約215,700nm(約399,476km) 赤道上を飛行したとして約9.97周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:3時間45分59秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,530nm(約2,834km)
上記の累計・平均の値は、全145フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計141フライトを元に算出されています。
区間:成田国際空港(Narita International Airport) RJAA/NRT -----メキシコシティ国際空港(Mexico City International Airport / Aeropuerto Internacional de la Ciudad de México) MMMX/MEX
便名:AM57
使用機材:Boeing 767-2B1/ER(XA-OAM)
(アドオン:Commercial Level Simulations / 767 FSX)
搭載燃料:149,256lbs
残燃料:52,419lbs
総離陸重量:349,291lbs
予定ブロックタイム:12時間55分
実際のブロックタイム:13時間33分
フライトタイム:13時間13分
地上滞在時間:20分
離陸~巡航までの時間:21分
巡航時間:12時間21分
降下~着陸までの時間:31分
総タキシング距離:4.03km(東京:3.13km/メキシコシティ:0.90km)
出発スポット:15番スポット
到着スポット:55番スポット
巡行速度:M0.75-80
巡航高度:RJAA-(31,000ft)-44E70-(33,000ft)-46N50-(35,000ft)-PYE-(37,000ft)-MMMX
飛行距離:6239nm
飛行ルート:
RJAA-(SID)-CUPID-(Y808)-ACQUA-(Y804)-SCORE-(OTR11)-AVBET-(OTR9)-EMRON-(DCT)-42E60-(DCT)-44E70-(DCT)-45E80-(DCT)-46N70-(DCT)-46N60-
(DCT)-46N50-(DCT)-44N40-(DCT)-42N30-(DCT)-VESPA-(DCT)-ENI-(J143)-PYE-(J88)-LAX-(J1)-TIJ-(UT18)-GOLFO-(UQ103)-CHX-(UJ5)-QET-(STAR)-MMMX
Departure spot:15
Brockout time:06:26(Local time:15:26)
Taxing route:R-S2-W11-A-A13-RWY34L
Takeoff Runway:34L
SID:CUPID ONE RNAV DEPARTURE
TRANSITION:CUPID TRANSITION
STAR:KOBEK TWO ALPHA ARRIVAL
TRANSITION:QET TRANSITION
Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:23L
Taxing route:A4-L-Spot55
Arrival spot:55
Blockin time:06:27(Local time:15:27)
Weather
Around Tokyo
Around Mexico City
200hpa wind speed and direction map
2hrs after departure
8hrs after departure
成田国際空港(東京)
風:050@5kt
視程:4nm
天候、雲:全天を覆う雲(overcast) 雲底高度2000ft
気温:22℃
露点温度:21℃
高度計規正値(QNH):2974
使用滑走路:34R/L
メキシコシティ国際空港(メキシコシティ)
風:250@12kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度3100ft、千切れ雲(Broken clouds) 雲底高度9100ft
気温:20℃
露点温度:14℃
高度計規正値(QNH):3030
使用滑走路:23R/L
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