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HAM日記

JA3CLMのブログ

ISSからのSSTV

2025-01-06 20:42:44 | アマチュア無線

新年のホリデー期間を利用して、ISSからSSTV放映された。 その受信顛末をここにまとめてみた。
今回は、12月25日から1月5日までの長期間だった。
ISSのトランシーバーが昨年に新しくなってから、何かと不具合があって、SSTV放映は間延びしたりしていた。
また、その期間テストSSTV放映を受信してみたが、1昨年まで、もっと綺麗に受信できていたのに、私のGPが
感度落ちたのか、ノイズ交じりの画像しか受信できていなかった。
12月25日の最初のオービットは夜中12時を回っていたが、気になったので、起きて受信に挑戦してみたところ、
この1年間と同じように、ノイズばかりで綺麗な画像は、受信出来なかった。
日本上空を飛来するときの、通過する仰角とか、方位によって良いときも悪いときもあるので、とにかく、
連日、FT-991Aとノートパソコンを夜中でも動かしたまま受信させていた。
ある日、まだ、寝る前に日本上空を回る時間帯に、たまたま居合わせた。 メインダイアルを上下に動かすと、
今まで受信できていなかったのに、受かることがあるのに驚いた。
メインダイアルは、145.800MHzに合わせていても、FMだから多少のドプラー効果が有ったとしても問題ないと
思っていたから予想外でした。
そこで、ドプラー効果によるシフト周波数を計算して、FT-991Aに周波数を30秒ごとに変更するコマンドを送る
プログラムに着手した。 コンピューター的には30秒間隔での計算なんて余裕だから、BASICでプログラムした。
JAMSATなどから2ラインISS軌道要素をいただいて、我が家と衛星の方位、仰角を計算し、仰角がゼロ以上になった
時点(AOS)から、沈んでいく(LOS)までのドップラーシフト周波数を計算するはずだったが、SGP4ライブラリを
BASICで使うのはなかなか難しいことが分かって、この考えは頓挫。
しばらく頭を冷やしたら、大阪上空を通るISSの軌道情報はJAMSATから得ることが出来るから、後は、仰角で
ドップラーシフトを計算すれば何とかなると、もう一度プログラムに挑戦。 仰角を試しに90度Maxとしたときは
最大で、AOSでは4Khzほど高くなり、反対にLOSでは4KHz下がるという結果だった、色々と仰角を変えて計算したら、
仰角が低いときはドプラー効果によるシフトはあまり大きくないことも確認。
今回のISSは夜中に7回ほど周回してくるので、7回のAOSデーターと仰角、ISSの高度と速度をあらかじめセットして、
AOSの時間になったら、ドップラー効果のシフト幅を計算し、30秒ごとに、最適な周波数で自動受信できるように
FT-991Aにコマンドを送る様にした。 1周回が終了したら、次のAOSまで待機し、7回まで、これを繰り返す様にした。
なんと、このプログラムが完成したのは、1月5日のお昼ごろ、そうです。ISSからSSTVを放映してくる最終日でした。Hi

とにかく何とか、データーをセットして受信して得られた画像1枚を添付しておく。

かなり綺麗に受信できたけど、多段GPで受信しているから、位相のずれで、ノイズが混じっているがこれは仕方がない。

この話をハム仲間としていたら、ターンスタイルアンテナを自作して、早朝の寒い中、アンテナを手持ちで受信を試みた
局長さんが居られました。 その写真を見せて貰ったら、ノイズが少なくてなかなか良さそう。 
そのアンテナ実物を見せてもらえたので、次回のSSTV放映される前に、アンテナを自作したいと考えています。

 


Mobile Finder V1.0.4

2024-12-21 08:41:53 | アマチュア無線

その後も時々修正しています。 移動局が発信する移動場所の情報の形態は
人それぞれですね。 13文字の何処かにスペースが入ると予想していました。
そして、13文字に空白が入ってなくて、文字が連続したのは無視していたため
一覧に表示されない事例が散見されたので、修正しV1.0.4とした。

12月からひなたぼっこの会が発行したゴルフ場とhQSL交換啓発のアワードで
ゴルフ場アワードには、このMobile Finderが大いに役に立ちますわ。
なお、利用者の皆さんから横型画面よりも縦型の方が使いやすいとの指摘が
有ったので、今回から、縦型画面に変更しました。

 

 


AlertLinkerUDP修正追加

2024-08-05 14:54:58 | アマチュア無線

JTAlertからQSO相手局のName,QTHを含めた情報をUDP信号にて受信して、それをハムログに転送し、
自動保存するLINKERを作っておりますが、最近、QSO完了と同時にhQSLを発行してくる局が散見
されます。
自分でも同じ様に、QSO完了、ハムログに保存し終わったら、すぐにhQSLも発行出来る様にhQSLの
チェックボックスを新設しました。
もちろん、DX局と交信するときはhQSLチェックボックスは外します。


DSCW用Arduinoインタフェース

2024-05-09 10:24:00 | アマチュア無線

DSCW用インタフェースは子供向けCW_Lessonアプリなどと共用出来ますが、
DSCWからPTT制御もこのArduinoから行いたい局長さんは、2SC1815の回路を
あと1個増やします。 そして、PTT用にスケッチを書き加える必要が有ります。

DSCWからの制御信号で、正常にCW信号とPTT制御信号が出ます。
但し、Arduinoにつないだ電鍵操作をしたときは、PTTは電鍵の手打ち操作通り
ON/OFFします。 手打ち送信ではPTT制御できませんので注意ください。

 


DSCWのインタフェースにArduino UNOも追加

2024-05-06 15:58:20 | アマチュア無線

DSCWのインタフェースはUSB⇔RS232変換モジュールと、USBIF4CWの2種類を使える
様ににしてきました。
無論、最近のトランシーバーの中にはCOMポートを2個取り出せて、そのまま
DSCWからCW信号を送信できるようにもなっています。

ところで、CW_Lessonアプリには、Arduino UNO R3を使っています。
電鍵操作でCW発信ができるので、DSCWソフトでも、このArduinoを使えるように
DSCWのプログラムを追加改修してみました。

このArudino UNO R3は、廉価で購入できる小型ワンボードコンピュータです。
ソフト次第で、色々面白いことに使えます。 
USB RS232変換モジュールを買うより更に安くて便利です。Hi
例えば、これを使えば、モニター音が鳴らせるし、電鍵操作でCW送信もできます。
しばらくテストして、落ち着いたらバージョンアップします。
テストに協力いただける局長さんは、なるべくスカイプでご連絡ください。 
早めにDSCWアプリとArduino UNO R3用のスケッチをお送りいたします。