アクアに乗り始めて約2年が経過した。 乗り心地が悪くてゴツゴツ感が嫌になったので、最初から付けられていたECOPIAタイヤを同じブリジストンのREGNOに1年目に交換した。舗装が荒れた悪路での振動がハンドルに伝わっていたのが幾分良くなって、音も多少静かになった。 でも、ゴツゴツ感はあまり改善されなかった。 阪神高速を走ると、橋梁の繋ぎを乗り越える度に衝撃音と振動がひどいし、車もウサギの様にピョンピョンと跳ねる感じがするので、速度を落として走っていました。 また、鉄骨製の良く揺れる橋の上でたまたま信号待ちの列の後ろに止まっていた時、隣を車が走り抜けただけなのに、車が、上下にピョンピョン跳ね上がり怖くなった覚えがある。 どうやら、アクアは、リッター当たりの走行距離にこだわった結果、スプリングを固くしてしまったようだ。 そして、ショックアブソーバーはその硬いバネの自己振動を十分に吸収できていないから、悪路を走ると、振動がそのままハンドルに伝わるし、ロードノイズも酷かった。まさに、ショックアブソーバーが少し抜けた状態で走っている様な状態であった。
カヤバが2年前のアクア用にチューニングしたショックアブソーバーを今年の3月から発売することをインターネットで知ったから、トヨタ販売店に連絡して注文してもらった。納期は4月と言われたが、思いの外3月1日トヨタに入荷、2日に4本とも交換してもらった。私が第一番目のお客だったのかも。このKYBのSR Specialショックアブソーバーのカタログによると、純正よりも強め(固め)にチューニングされている。
ショックを交換してもらって、家までの2~3Kmを走って帰るときに感じたのは、①確かに固めのチューニング故に、スロースピードではゴツゴツ感があるが角が取れている。②舗装の荒れたところを走った時のロードノイズが小さくなった。③時速40~50Kmを超えた辺りから、路面の割れとか、小さな凸凹を吸収して振動が少なくなった。 と言う様に、乗り心地はかなり改善された様だ。でも、中・高級車に採用されているダブルウィシュボーン式サスペンション とは比べようもありません。 相変わらず、ガタガタ振動しながらの走行です。まあ、この手の車には、これで我慢するしかなさそうですわ。