明けましておめでとう御座います。
このブログをご覧頂き、有り難う御座います。 昨今HF帯の微弱信号通信はJT65Aを中心に大変盛況になってきており、喜ばしい限りです。 プロトコルが故に若干のオーバーラップは許容されるとは言え、JT65Aの占有帯域幅178Hzでは昨今QSVする局が多く、混信によるNo Decodeも散見されるようになりました。送信前の基本動作である最低2分以上の受信を励行、混信しないことを確認した後送信して頂きたいものです。
その点WSJT-XのJT9は占有帯域幅が狭く(JT9-1で15.6Hz)、プログラムが発表されて間もないこともありQRVする局が少なく、かなり楽にDX通信が出来るようです。
さて状況報告はこれ位にして、今日のテーマ「JT65やJT9でのQSOの楽しさ倍増法」について提案したいと思います。皆さんご承知のようにJT65AやJT9はプロトコル上自由文メッセージは13文字に制限されます。従って比較的単純な内容のメッセージに成らざるを得ません。
そこでインターネットでのチャットをQSOの補助手段として使ってみました。JT65、JT9関係のチャットはいろいろ有るようですが、JH3ECA/中島OMが紹介されているチャットが比較的リアルタイムで使えるチャットです。URLをJH3ECA/中島OMのブログから転記させて頂きます。
□ JT9 モードのチャット 多くの情報がアップされています。(英語) ・・・ http://www.obriensweb.com/sked/index.php?board=digitalradio
□ JT65A or JT9 モードのチャット ここの多くの情報がアップされています。(英語) ・・・ http://hamspots.net/wsjt/
下図はJT9モードが多くアップされているチャットの例ですが、JA1DEQがCQを出す予告(01/05 08:00U)をした後F8RZ及びHB9ARIとQSO、その後の情報交換を示しております。この様にJT65やJT9によるQSOに加えてチャットを通じて情報交換をすることで更にQSOを充実したものにしております。
以上述べましたように、JT65やJT9のQSOを補足する手段としてインターネットでのチャットを使い、より詳細な実験やより緊密な情報交換をすることで、楽しみが倍増出来そうです。この方法は今まで余り行われていない交信方法で「邪道」と言われるかも知れませんが、微弱信号通信方式のプロトコルによる制約を補完する一つの方法として提案する次第です。皆さんのご意見をお待ちしております。
「JT65-HF運用解説書」のURL : http://okdeq.lolipop.jp/jt65
de JA1DEQ
先日、ブログにコメントいただいたJH8RZJ@無線のムです。おはようございます。今朝がた確認したところ、RB Networkの運用が再開されていました。先日は貴重な情報ありがとうございました。