J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

今日のカレー(ゴロゴロ具だくさんチキンカリー@ヤミヤミカリー 中野店)

2023年04月10日 | 食べ歩き(カレー)


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ空が広がっていて、朝日が射しこんでいた。今朝の気温は4℃で湿度が低く、弱い西よりの風が吹いている。南の方角には煌々と光る月が浮かんでいたが、太陽が地上に昇ってくると、次第に光を失い、白く石化していくように見えた。出勤のために外に出ると、乾いた空気が凛として冷たく、吐く息が白く見える。弱い風がヒンヤリとしていて、薄手のコートを羽織って出勤した。
週明けの通勤電車は混んでいた。途中駅からはどこかに遊びに行くのであろう学生の一団が乗り込んできて、車内が賑やかに感じられる。都心は北よりの風が吹いていて、風が冷たく感じられた。新宿駅に到着すると、改札を抜けて地下道に入る。コンビニで朝食を買うと職場に向かった。

職場に到着して窓から外を見渡すと、太陽の光の強さが増して、空の色が次第に濃くなってきていた。西の空には白い月が浮かんでいて、その下に白く冠雪した富士山と山々の稜線が霞んで見えた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は22℃で湿度が低く、南よりの風が吹いている。日陰に入ると風がヒンヤリと冷たく感じられるものの、日の当たるところに出ると眩しいばかりに降り注ぐ日射しの温もりが感じられる。空気が乾燥していて、風が爽やかに感じられた。

夜、仕事を終えて職場を出る頃には既に空は暗くなっていた。都庁第一庁舎はウクライナ国旗色にライトアップされている。都庁第一庁舎の展望室の入口に多くの外国人旅行客が吸い込まれては、吐き出されるように都庁から出てきた。その様子を横目に新宿駅に向かった。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。既に時間が遅くなっていることもあり、先日と同様、中野で夕食を食べていくことにした。混雑を避けて新宿駅から中央線各駅停車線に乗って中野駅に到着すると、電車を降りて駅北口改札を抜ける。中野サンモールを北に進み、中野ブロードウェイ手前で右に折れて白線通りを東に進んだ。通りの突き当りを左に折れて、ふれあいロードを北に100mほど歩いていくと、右手にカレー屋「ヤミヤミカリー 中野店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。間口の狭い店内は奥行きがあって、右手に厨房があり、その左手に厨房に面するようにカウンター席が12席配されている。アジア系の店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、奥のカウンター席に腰を下ろした。目の前のカウンターテーブルの上にはスプーンとフォークの入ったケースと楊枝、2つのコップを並べた金属製のトレー、アルコール消毒液、紙ナプキン、伝票入れ、冷水のポット、メニュー、ダイコンのピクルスが入った小さい陶器が所狭しと置かれている。
アルコール消毒液で手指を消毒すると、コップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水を注いだ。お冷を飲みながらメニューを眺める。


最初の見開きの左側には基本となるカリーの12種類のメニューが記載されている。右側には辛さ、各種トッピング、ライス、サラダ、ドリンクが記載されている。


ページをめくると写真付きで各種カレーメニューとサラダ、ドリンク類が記載されていた。


裏表紙は各店舗の紹介が掲載されている。


料理は番号で注文するようだ。目の前の店員に注文したのは「9」の「ゴロゴロ具だくさんチキンカリー」である。辛さは「スタンダード」「辛口」「倍辛」「大辛」「激辛」とある。卓上の説明文によると「スタンダード」は微辛、「辛口」は一般的な辛さ、「倍辛」は辛党さん向け、「大辛」は爆撃、「激辛」は悶絶となっている。辛いカレーは好きだが、あまり辛いのもつらいので、ここは「辛口」で注文した。
更にライスを大盛にしてもらい、「YamiYamiフレッシュグリーンサラダ」を別途注文する。ドレッシングが自家製トマトドレッシングと自家製ジンジャードレッシングのどちらかを選べるとのことなので、自家製ジンジャードレッシングで注文した。

料理ができるまでの間、店内を見渡す。中の厨房には各カリーのレシピが記載されていて、それぞれのカリーの具の量が書かれているのが見えた。
しばらくして、サラダとカリーがカウンターの中から出された。


さっそく紙ナプキンを1枚取り、フォークとスプーンを1つずつ取り出す。あらためてお冷で喉を潤すと、まずはサラダから食べることにした。
「YamiYamiフレッシュグリーンサラダ」はガラスの器の中にちぎったレタスを入れて彩にムラサキキャベツを刻んだものをトッピングし、コーンを載せて自家製ジンジャードレッシングをかけたサラダである。


フォークでサラダを食べる。ふんわりとした食感のレタスは柔らかく、シャキシャキとした食感で美味しい。自家製ジンジャードレッシングの酸味のある味わいが生野菜を美味しく食べさせてくれる。コーンの甘さにキャベツの歯応えがアクセントになっていて、なかなかボリュームのあるサラダである。サラダを食べ終えると、続いて、カリーを食べることにした。
カリールーは舟形の器に盛られている。


ライスは国産米を使用しているとのこと。大きな円形の平皿に盛られていた。


カリールーには一口大の鶏肉が3個ほどとナス、タケノコ、ジャガイモが入っていて、トッピングされたパクチーが彩りを添えている。


まずはフォークでカリールーの中に入っているジャガイモを突き刺して口に運んだ。ホクホクとしたジャガイモはジャガイモの甘みにカレーのココナツミルクの香りと優しい辛さが感じられる。
ジャガイモを食べてしまうと、カリールーを具ごとスプーンで掬って、ライスに載せると、ライスと一緒に口に運んだ。大きめにカットされた野菜がゴロゴロとしていて、それぞれの食感と味わいが口の中で存在感を主張しているかのようである。ナスはジューシーで、タケノコの歯応えがアクセントを与えている。カリーはスパイシーな中に甘みが感じられて美味しい。カリーとライス、具が喉の奥に消えていくと、後味の中にカリーの辛さがじんわりと口の中に広がってくる。舌の上がピリピリと感じられて、慌てて二口目を頬張った。

鶏肉は柔らかく、脂身のない肉質系の塊である。ふんわりとした歯応えにカリーの旨味が絡まって食べ応えがあっておいしい。パクチーの独特の風味がカリーをアジアンテイストに染め上げている。やや固めに炊かれたライスは口の中でパラパラとほどけていき、カリールーと混ざりあう。弾力のある歯応えが美味しい。
カリーを食べていると、じんわりと体が熱くなってきた。思わずお冷を飲み、ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出して額を拭った。「カリーのルー大盛」を注文しなくても、十分楽しめる。カリーの具が大方無くなったところで、平皿に残ったライスをカリーの器に全て投入し、ライスとカリーをスプーンでかき混ぜて口に運んだ。

食べていると、再び、じんわりと体が熱くなってきた。器の中のライスが無くなったところで、卓上の陶製の壺の中からダイコンのピクルスを数片ライスの皿の上に載せて食べることにした。


ほどよい酸味のダイコンのピクルスは、歯応えがあって美味しい。口の中がさっぱりとするようである。最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。
帰り支度をして席を立つと、店の入り口わきのレジで代金を払う。ちなみに代金の支払いはペイペイまたは現金のみとなっている。現金で清算を済ませると店を出た。

ふれあいロードを南に向かって行って中野駅北口駅前広場に出ると、改札に入って中央線下りホームに昇る。ホームに滑り込んできた電車に乗ると、ビジネスリュックサックを網棚の上に載せて、吊り革に掴まった。
電車が日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出て空を見上げると、暗い空に薄い雲が所々に広がっている。雲の合間から星が瞬いているのが見えた。

昼間の暖かさの余韻のような空気が街を包み込んでいて、南よりの風が心地よく感じられる。少し空気が湿っぽく感じられた。


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