gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

世界の痛みの治療と日本の痛みの治療

2021-05-04 15:00:31 | 鎮痛
今回は慢性疼痛となってしまった場合です。

特に日常生活に支障が強くあるときです。
世界では、日本で言うところの整体や針治療も保険適応の国もあります。ホースセラピー(馬にのってのリハビリ)などもあります。アロマセラピーやカラーセラピーなども効果を発揮することもあるようです。
では痛みのために脊髄脊椎の手術を受けたが、違う痛みになってしまったり、余計に痛くなったときは、日本ではほぼリハビリテーションのみです。先進国では、神経ブロックや医療用麻薬の導入も検討されます。更には、脊髄刺激療法が選ばれることも多いようです。
日本で受けることが出来る慢性の痛みの治療としては、脊髄刺激療法(痛みの神経に心地よい電気刺激を流し、痛みの信号をブロック、グリア細胞を考慮しての治療)の他に、硬膜外癒着剥離術(脊髄の近くの癒着を剥がすことで、体の突っ張りが取れたり、体が捻りやすくなる。)や筋筋膜リリース(筋膜の癒着を剥がし、筋肉の脱水補正することで、筋肉を緩める)等もあります。治療を行える施設は少ないですが、どの治療法も比較的リスクが少ない治療です。古くからある治療法では治らないこともあります。試してみてはいかがでしょうか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脊髄刺激療法 グリア細胞

2021-02-06 19:19:36 | 鎮痛
脊髄刺激療法でグリア細胞刺激が出来るようになりました。次のステージに治療が進みました。腰痛の治療成功率が50ー60%から84%に上がりました。
痛みで苦しむことがなくなりますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脊髄損傷からの痛み

2021-01-21 12:44:39 | 鎮痛
お久しぶりです。
 以前は脳卒中後の痛みや脊髄損傷後の痛みには脊髄刺激療法は効果が乏しかったが、最近は刺激方法が格段に良くなり、疼痛緩和効果があるようになってきました。
 
 ただし脊髄損傷でも深部感覚が保たれていることが重要です。
 
 脳卒中後の疼痛では被殻出血(梗塞)後が特に効果が高いようです。
  
 脊髄刺激療法は進歩が速く4~5年前とは大分変化しました。あきらめずに痛みを緩和しましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

治療のコンビネーション

2020-06-07 08:52:43 | 鎮痛
脊髄刺激療法と相性が良いのはサインバルタです。サインバルタの作用を増強しているようです。研究が待たれます。痛みで困っている方は試してみては
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脊柱管狭窄症の手術後の痛み

2020-05-29 17:34:31 | 鎮痛
 痛みの原因は脊柱管狭窄症と診断されて、脊椎の手術を受ける患者さんは多い現状です。しかし、術後数か月で痛みが出てしまう患者さんもいます。また、痛みが全く取れない患者さんもいます。これはなぜでしょう?
 
 日常生活での痛みの発症であれば、生活習慣を変えるべきです。そして、運動習慣をつけるべきです。そうしなければ、痛みは再燃することが多くなります。そのような指導は受けていますでしょうか?本気で治したいのなら、まずは生活習慣を変えましょう。食生活を変えましょう。前向きになりましょう。

 それでも痛みが生活に支障を来してしまったら、まずは直ぐに脊椎のMRIです。脱力や排尿・排便障害が出ているなら更に急ぎます。

 脊椎を削る手術、固定する手術を受ける前に、神経ブロックを試しましょう。効果が無ければ、結果も厳しいかもしれません。効果あれば、1回の神経ブロックで軽快する可能性もあります。繰り返しブロックが必要になるなら、徐々に軽減傾向になるなら続けてもいいでしょう。症状がもとに戻るなら脊髄刺激療法が良いでしょう。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする