【 山にはいろいろな事が起きているんです 】
山なんだから そんな事も… 編笠山~権現岳~三ツ頭 vol. 1
山なんだから そんな事も… 編笠山~権現岳~三ツ頭 vol. 2
権現岳の山頂は夏の賑わいもなく 吹いてくる風に秋を感じながら
のんびりと雲の流れを眺めて 一人の時間を過ごしました
赤岳と左に硫黄岳
赤岳と阿弥陀岳
さて お昼頃には に戻りたいので
重い腰を上げるとしますか (^_^;)
9:40 帰りたくない気持ちを振り払い 三ツ頭方面へと歩き始めました
ハイマツの間のザレた登山道を 滑らないように気をつけながら下りて行きます
そんな登山道をしばらく歩くと 鎖の掛かった岩場が現われます
ほぼ垂直です
岩場を過ぎると またまたザレた道になります
登山道
10:10 三ツ頭に到着しました
三ツ頭
赤岳方面は 下から雲が上がってきていたので その姿は見られませんでした
権現岳と歩いてきた道
今年の 3 月末に この三ツ頭まで登ってきたのですが
( 権現岳までは ピッケルがないと進めなかったので 断念しました )
その時は 標柱が雪で埋まっていたんですよ
雪からちょこんと標柱が…
その時の赤岳~阿弥陀岳~権現岳
三ツ頭から前三ツ頭方面へ 10 分ほど下ると
木戸口公園方面への分岐点に着きます
観音平は まず木戸口公園へ
樹林帯へ突入して ズンズン下って行きます
登山道
登山道脇には まだ少しだけ花たちが咲いていてくれてました
花も終盤ですね
花じゃないけど…
時折 右手に編笠山が見えてました
編笠山と青年小屋
甲斐小泉駅方面に進みます
11:10 木戸口公園に到着しました
木戸口公園
公園と言っても 遊具があるわけでも ベンチがあるわけでもありません
( なぜ 公園と言うのでしょうかぁ~?? )
と ここで 男性に声をかけられました
男性 「お持ちの携帯は ドコモですか?」
私 「ハイ ドコモです」
男性 「私の携帯は au なのですが 警察と連絡を取るのに電波が悪いので お借りできますか?」
で お話を伺うと…
男性の立っている場所から数メートル下った所に 白骨化した死体があるとのこと
かれこれ 1 時間近く警察からの連絡を待っているとのこと
私の携帯で 110 番連絡をして 北杜警察からの連絡を待ちますが
北杜警察からの指示連絡がなく その場所を動けないので 2 人で世間話をしながら時を過ごします
1 時間近く経った頃 若者のグループがやってきて 休憩を始めたので
事情を説明をしたら 白骨死体を見に行ってくれて
そうこうしている間に 警察とも連絡が取れて
「目印をつけたら 下山して下さい」 とのことだったので 目印をつけて 全員下山開始
白骨死体発見から 2 時間近く経っていましたね
山という場所は 目につかない滑落事故や遭難事故もあるわけで
登山道を逸れるとこの日のような場面にも遭遇することもあるんでしょうね
この男性は キノコ採りに訪れて遭遇してしまったようです
白骨死体の方のご冥福と 身元が判明してご家族のもとに帰られることを祈るばかりです
さて 話を戻しまして
木戸口公園からは 緩やかな登山道を小走りに下りて行きます
笹すべりの道
雲海に到着しました
展望は無かったかな? (^_^;)
まだまだ笹すべりの道を下り 延命水まで
延命水の水は飲めないようです
八ヶ岳神社の分岐まで来たら 右方面の観音平へ向かいます
観音平までは遊歩道になっています
観音平まで 水平移動かと思いきや かなりのアップダウンがあります ( 笑 )
階段を上ったり下りたり
この階段の途中で北杜警察の方々にお会いしたので 事情だけ説明しました
階段を下りきると 八ヶ岳高原ラインとの分岐点に着きます
分岐点
分岐を右に進みます
水の涸れた 沢を渡って行きます
赤い線の方向へ
明るい樹林帯の登山道を登って行きます
グングン登りまぁす
遊歩道入口に着けば まではもう少しです
遊歩道の看板
ヒカリ苔の案内板があったので 寄り道してみることに…
苔が光ってなかったので説明文だけ読みました
13:30 無事 に到着しました
の近くにも花が咲いていたので 何枚か…
今週末は 天気がぐずつきそうなので
雨が降らない山域を探して どこかの山に出没予定です
山を歩いていると ほんと色々な人に出会います
良い人もいれば んっ?! って思うような人もいます
でも 人それぞれに山の楽しみ方があっていいと思うんですよね
山で遭遇する様々な出来事に 私が対応できるようになってきたのは つい最近のことですし…
山を何年かやっていて 物事に対する考え方や見方が徐々に変化して来ているからでしょうね
自分の山歩きを楽しみながら
山や人に対しての配慮が少しずつ出来れば 良いんではないのかな?
Waiha さんも 自分なりの山を楽しんでね
出来事に対して、思いやりの心で接し、対処しているんですね。
ヤマヤさんの心を しっかりお持ちの方ですね。
ボクみたいに チャラチャラ楽しんでいるんじゃないんですね。
なんだかJ-ウルフさんが、位の高いず~っと上の方に行ってしまったような気がしました。
とても ごめんなさい。
でも 考え方一つとして
白骨死体を見つけるということは その白骨死体の方の身元が分かって
家族の元へ帰れるチャンスなんですよね
山には少なからず そういう状況はあると思うので 冷静に対応できれば…と思っています
自分がそんなのに出くわしたら、どうなっちゃうんだろう?
J-ウルフさんは、わりかし快調に下山されておりますね。;^o^;