夜半、どさっと雨が降った。
まだもう少し、振るのだろうか。
雲や雨が、暑さを凌ぐのにありがたい。
暑さ負けしない体を保っておきたいところ。
先週の土曜の丑の日に、うなぎやさんに聞いた。
今年は、うなぎの稚魚が少ないときいたが、大丈夫か、と。
それより、うなぎや自体が減っているのだそうだ。
うなぎを食べに行こうとか、出前を取ろうとか言うのは、やはり圧倒的に土用の頃で、
それ以外の季節は、そんなに大勢の客があるわけではないのだ、という。
うなぎ、という魚をいわば照り焼きにしてどんぶりにして食べる。
それだけなのに、ほかの魚では、到底ありえない人気。
うなぎのみで店舗が成立するのだから、悪くない商売かと思っていたが、勝手な想像だったようだ。
大体にして、本来うなぎも正体がつかめない魚。
もとより、人間が正体を掴んでいる生物のほうが、よほど少ない。
うなぎは、海の移動距離も長く、回遊して川に入ってくる。
もう、追跡はかなり難しいと見て間違いない。
しかし、日本から遠く南の海に行き、そこで産卵し、後、北上して川に戻ってくるところまでは突きとめたという。
まもなく、たまごを取る段階からの養殖が可能になり、うなぎが手ごろになってくるのではないかと期待されている。
このうなぎの稚魚を、ご存知の通り、シラスうなぎという。
シラスのようなうなぎ、という姿から来た通り名だろう。
だが、知らなければ、そんな名の新しい品種かと聞き間違う。
で、ならばこれは、一体、どちらなのか。
うなぎの子どもなのか、シラスなのか。
親が「夜のお菓子」ならば、子は「昼のお菓子」なのか。
昼も夜もうなぎ尽くしで、精力をつけて、夏を乗り切ろう、という作戦か。
あ、そういう静岡土産もまたいいかもしれない。
これでうなぎは何とかなりそうだが、今度は、えびが心配だ。。。。。
世界各地の下水道などに垂れ流される抗うつ剤の残留物の影響で、エビの行動が変化し、
捕食されやすくなっているという最新の研究が発表された
◎排水中の抗うつ剤、エビの行動に影響 July20,2010
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100720004&expand
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