J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

H5N1

2006年11月16日 | Weblog
今日の昼間の気温は20度。朝晩は、10度前後が続いているが、明日から更に気温が下がりそうだ。

喉が痛む。

風邪声の人、だるそうな人を見かける。

寒さと共に、インフルエンザの季節がやってくる。

ワクチンがあろうが、対処薬があろうが、
インフルエンザは風邪と違って、命を奪うほどの重篤が懸念される感染病。
既知のウイルスでも、毎年苦しむ人は少なくない。

そこにもってきて、今年は新しい脅威となる新型インフルエンザが、ついに次の段階に入っているようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061116-00000019-mai-soci(毎日新聞)

「人に感染した鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を調べたところ、
 ウイルスが人間の鼻やのどの細胞に取りつけるようになるために重要な変異2種類を、
 東大医科学研究所の山田晋弥研究員と河岡義裕教授らのチームが見つけた。

 各地で出現するウイルスについて、2種類の変異を監視していれば、
 人での流行が近づいているかどうかの目安になるという。」

と、新型インフルエンザ発生の予兆(all about)について報道されている。

鳥の感染が、人の感染に進み、人から人に感染する変異が起こる間際に来ている。

ヒトからヒトへ感染する変異株による世界的流行を、パンデミックといい、
各国、相応の体制を整えている。
アメリカの出した予測によれば、もしも新しいインフルエンザが流行した場合、日本人の4人に一人は感染。

今年11月1日現在で、東南アジアで通常ヒトに感染しない鳥インフルエンザに256人が感染、
そのうち、152人が死亡。
原因は、インフルエンザ発症から肺炎にかかったことによるものが多い。

症状としては、発熱、セキなど通常のインフルエンザに加え、6割が下痢を併発している。
しかし、新型に変異したインフルエンザが、ヒトにどのような影響を及ぼすのかは、
まだ予測困難な状況にある。

新型であれ、何であれ、予防は、昔から言われ続けていることを励行するしかない。

うがい、手洗い、人ごみではマスク、十分な休養と栄養で、体力を養っておく。

とにかく、38度以上の発熱でインフルエンザが疑われたら、家族始め、他人への感染を鑑み、
早めに医療機関へ。

感染症であるインフルエンザの対応医療機関は、各地に定められている。

静岡県での、第2種感染症指定医療機関は、次の通り。

  共立湊病院
  国際医療福祉大付属熱海病院
  裾野赤十字病院
  富士市立中央病院
  静岡市立静岡病院
  市立島田病院
  袋井市立袋井市民病院
  磐田市立総合病院
  掛川市立総合病院
  県西部浜松医療センター
  浜松市国民健康保険佐久間病院

各地の感染医療の指定期間は、下記を参照に。

お互いに、大事にしましょう。


■厚生労働省の新型インフルエンザ対策関連情報のページ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/
■感染症指定医療機関 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou15/02-02.html

■国立感染症研究所 感染情報センター 「病原性鳥インフルエンザ」
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html

■外務省 「鳥および新型インフルエンザ」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kansen/influenza/
■海外安全ホームページ 「外務省が提供する感染症(SARS・鳥インフルエンザ等)関連情報について」
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars.asp

■報道http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061116-00000104-yom-soci(読売新聞)



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