J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

謹賀新年

2016年01月01日 | Weblog

あけましておめでとうございます。

 

昨年末、スターウォーズ フォースの覚醒してきました。

隣の席に、上演間近になって、父子がやって来ました。

おお。

すでにスターウォーズがスピンオフしてここに?

心くんくらいの幼き彼は、イケメンのお父上と

とても仲が良さげ。

こんなに幼い彼が観られるのだろうか。

余分な心配をふとしてみる。

案の定、大きな声で話している。

まあ、隣席である私には、つとに大きく聞こえるのだが。

「こわくない?」

むう。

大きな音声、ウォーズの有様は、さぞや怖かろう。

「英語でしょ」

そう、字幕の回である。

どうせ、日本語でも理解はムヅカシイだろうが、

スターウォーズであれば、

いっそのこと、言語なしでもわかるっちゃわかるし。

CMが始まり、彼は説明を求める。

まだだよ、と父上。

まだ始まっていないよ。

始まったら大きな声で話しちゃダメだよ、と父上。

やがて、あのワクワクが止まらないOP.

ジョン・ウィリアムは罪作り。

幼い彼も興奮して、大声で、旋律をなぞって歌う。

父上、慌てる。

手には、ライトセーバーを握っている。

父上に付き合って、家で十分SF映画を堪能していると見える。

予習、十分。

こんなに幼いのに。

そして、物語の合間に彼の質問は発言が続くわけだが、

これがしっかりと内容を把握し、登場人物がわかっている。

また、父上の返答も、的を射ている。

この質問にどう答えればいいんだ、と一瞬戸惑った私の耳に、

「見たいところがあるから行ったんだよ」

「会いたい人がいるんだよ」

なんとわかりやすく端的に即答することだろう。

坊や、父上から理力を(*1)受け継いだのだね。

父と子の物語を見る父と子に、世界の未来は明るい、と感じたスターウォーズであった。

 

これから、日本はいい次代になる気がします。

革新にフォースを。

 

 

*1)日本で公開当初、字幕にはフォースを理力と表現していた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿