伊豆大島GLOBAL NATURE CLUB 海ブログ

伊豆大島の海情報を、リアルタイムでお伝えします。

潜り納め。

2013年12月31日 19時30分17秒 | 日記

相変わらず強い西風が吹き、全員秋の浜に集合です。

例年、年末は都市型ショップの方達で大賑わい。 地元ガイド陣はチラホラ見えるだけ。

普段の秋の浜とは、かなり雰囲気が違いますね~。

さて海の中は、まだまだ南方系が頑張っています。

 

正面際のタテキン幼魚、何だか背びれ後半が切れています。かじられたのでしょうか?

 

正面のハゼ地帯には、ヤシャハゼも出ていました。

 

そしてチンアナゴ

1m近くまで寄る事ができます。

 

南方系ではありませんが、こんなシーンにも出会いました。

 

そして最後は本日のゲスト様。 2013年潜り納めです。

 

色々な出来事に振り回された1年でしたが、無事に大晦日を迎えられました。

お世話になった皆様・・・、ありがとうございました。

 

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いよいよお正月休みに突入~!

2013年12月27日 20時22分16秒 | 日記

今日は久々のファンダイブ、正面をゆっくり回ってきました。

水温は17°、透視度15m 水深30m付近では、まだまだネジリンボウが頑張っています。

3ヶ所確認しましたが、流石にホバーリングはしてません。

近くのカミソリウオのペア・・・  無事、年を越してくれるといいですね。

ちょっと”よそ者”も入ってますが、同系色という事で・・・ 

かなり疲れ気味のフタイロハナゴイ  激痩せ?

段落ちのミナミハコフグ

同じく段落ちのイソギンチャクモエビ、い~い所に居てくれました。

さぁ明日から、お正月休みに入った方達がお見えになります。

しばらく良いお天気が続きそうなので、初日の出も見られそうですね。 

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本年最後の連休2日目

2013年12月22日 21時06分12秒 | 日記

昨日は大西風、そして今日は北風。  ”左のハシゴ下”はこんな感じでした。

水深4mの海底間際まで、波によって作られた気泡が舞い降りてきます。

しかし、そんなコンディションでも潜れてしまう”秋の浜” 偉大ですね~。

とは言っても、それなりの技術と慎重さは必要ですが・・・。

さて1本目は”アサヒの根”へ行ってきました。

根のトップには大きなイズカサゴ

5~60センチになるカサゴで、とても美味らしく高級料亭で出される魚との事・・・

大島では、冬場を代表する魚でもあります。

根の中にはクジャクベラ幼魚ベニハナダイ

”正面際”にはニシキフウライウオも健在でした。

細身だったので一見♂かと思いましたが、どうやら♀の様ですね。 うっすら透けた腹鰭に卵が見えています。

”左の砂地”へ出て行くと何かが沈んでいます。 近づくと20センチ程のイシガキダイ若魚。

死後硬直は始まっていましたが、ほとんど傷は無く目もまだ透き通っていました。

一体どうしたのでしょう? 

以前、こんなシーンに出会った事があります。

口の中でキタマクラがパンパンに膨らみ相打ちとなってしまったアカエソ。(窒息死)

おそらく皮膚毒を持った魚を丸呑みしてしまったと思われるカエルアンコウ・・・ 。

(この時、カエルアンコウは悶絶していましたが、飲み込まれた魚はまだ腹の中で動いていました。)

 

台風26号の後、めっきり数が減ってしまったアブラヤッコ

”右駆け下り”で、ようやく1個体確認しました。

”正面のガレ場”で、ジッ!アカホシカクレエビを見詰めるウイゴンベ

決して食べたい訳ではありません。でも、半開きの口元・・・ チョット怪しいですね。(笑)

浅場で何時も立ち寄るイソギンチャク、このプックリ感大好きです。

日増しにミツボシの姿が減ってくる様に感じるのですが、南方系の魚には厳しい水温ですね。

”段落ちの壁”で、ちょっと珍しいシーンに出会いました。

立派なサザエが、海底から1m程上にある岩壁の隙間に居たのです。 しかも2個体。

普通は海底のゴロタの下側に張り付いているのですが、海底が泥っぽいので上に避難しているのかも知れません。しかし、餌となりそうな海藻は近くに見当たりません。

この冬どの程度海の中が回復し、生物達を育む海藻が生えるか気に掛かるところです。

 

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何故か?カメラが~~~!

2013年12月15日 21時59分51秒 | 日記

連日吹き続けている強い西風も、明日辺りからようやく弱まりそうです。 例年”年明けから吹き始める”と思っていたので、一ヶ月程気候がずれている様に感じます。北海道もやたらと荒れた天候が多いですし、やはり何か?変わってきてますね~。

さて今週末はガイドゲスト様ゼロ! そんな訳で、本日はセルフチームに混ざり1DOIVE潜ってきました。

気温は10℃に満たないのですが水温は少し上がって18℃、1~2℃の変化でもずい分楽です。しかし、海から上がってからが寒い!陽があるうちはまだ良いのですが、午後2:00を回ると”秋の浜”は陽が陰りメッチャ厳しいです。この時期は早めの行動・短めのダイビングがお勧めです。って言っても、中々守れないのですが・・・。(苦笑)

水温が少し上がったせいでしょうか?正面の砂地では、ヒレナガネジリンボウがやたらと巣穴から出ていました。5箇所位出てたのではないでしょうか。沢山シャッターは押したのですが、なぜか今日のコンデジ機嫌が悪く全て後ピン、まともな画像は一枚も有りませんでした。

そんな訳で、画像は水・木に撮ったものです。

右の30以浅にアサヒの成魚が2個体居ます。

近くにはハタタテハゼも数個体健在、ほとんど成魚に近いクロユリハゼも居ます。

ウミトサカには、ケラマやスミレ等南方系のハナダイ達。

ジッ!と、見詰められてしまいました。  こんな時、この子は何を感じてるのでしょう?

近くのヤギに隠れていたノコギリハギ

キレイなウチワ状のヤギをバックにと思っていたら・・・ 離れてしまいました。

転石に居たムレハタタテダイ 2匹で寄り添っています。

動きが鈍く、近づいても逃げる素振りがありません。寒さに耐えている様に思えました。

数は少ないものの浅場には、相変わらずキビナゴ?(イワシの子供)が群れています。

それを追ってきたナンヨウカイワリをマクロモードで激写!

 体高が有りスマートさには欠けますが、やはり精悍な顔付きをしてますね。

 

さて、明日で被災から2ヶ月。 土砂や流木は島の北側に集められています。そして、10年以上前に廃校となった北の山小学校のグランドでは、仮設住宅の建設が始まりました。明日は、そんな島内の変化を見て回りたいと思っています。

 

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週末の海

2013年12月09日 20時34分06秒 | 日記

天気は良かったのですが多少荒れ気味の週末・・・ 日曜日は、右からのエントリーが躊躇される程でした。しかし、北風の割には陸上が暖かく感じられたのは気のせいでしょうか?

さて海の中は 透明度10~12m、水温は16~17℃ やはりこの時期としては低いですね~。

ガイドゲスト様は2名、ゆっくり・ジックリ潜ってきました。

と言っても、中々新顔は見つからず代わり映えはしないのですが、マクロ中心で何とか楽しんで頂けた様です。

前日に、他のゲストの方と「最近、サガミリュウグウウミウシ見ないね~」なんて会話をしていたのですが、何と1本目から出現!

”噂をすればナントヤラ”って、海の中にも通じるのでしょうか? 面白いものですね。

正面際のクダゴンベ

5センチ程のまだまだ可愛いサイズです。

ユビノウトサカに隠れていたトサカガザミ

背中に”ハート?”今度よく観察しなきゃ~。 お客様の発見です。

浅場に居たアカヒトデをよく見ると・・・

数ミリの白いモノが乗っています。

余りにも小さいので、コンデジで撮って拡大してみました。

どうやらシャコの幼体に見えるのですが?  如何でしょう?

さて、明日は大荒れの天気になる予報です。 あまり降らない事を祈りたいですね。

 

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師走ですわ。 (*゜▽゜*)

2013年12月06日 21時06分17秒 | 日記

早いもので今年も残すところ3週間あまり、都会はクリスマスや年末商戦で賑やかな事でしょうね。しかし例年大島は、クリスマスもお正月もあまり派手な事はしません。それでも多少商店の店先では、イルミネーションが輝いていたりします。さすがに今年はそれも自粛傾向の様です。

さて、グローバルも今年は飾り付けをしない事にしました。少し寂しいかも知れませんが、お許しください。その分気合を入れて、今までやっていなかった大掃除をします。 うわっ!宣言してしまった。自分で自分の首を締める事になってしまうかな?(´Д` )

昨日・今日の海情報です。

水温は順調?に下がり、平均して17℃(昨日は一時16℃だった) 透視度は、12~15m

少し海の中も安定してきたせいでしょうか? 数週間前より南方系が目に付く様になってきました。

居なくなったと思われた浅場のアカハチハゼも、今日は1個体確認、”正面際”ではアブラヤッコタテキンの姿も見られました。まだチンアナゴも健在です。 しかしこの水温では年を越せるか微妙ですね。

この2日間天候に恵まれ、海の中はこんな感じ・・・

イサキタカベも回ってきて結構魚影は濃く感じられます。今日の午後、大沼氏は100匹以上のマグロの群れに巻かれたそうです。羨ましいですね~。

突然ですが「マグロ美味しい!」 美味しいと云えばこれ↓

私の手のひらぐらい、立派な大きさです。実は大島でアワビを見る事って、殆どありません。捕り尽くされているのか?餌となる海藻が生えなくなったからなのか?かなりレアです。 思わずカメラを向けてしまいました。

正面の巨大イロカエルアンコウ、寒いのでしょうか? 身を縮めていました。

浅場のカミソリウオもまだ抱卵中、今しばらく観察できそうです。

(繁殖が終わると消えてしまうんですよね。)

シマウミスズメ・・・ バックが綺麗だったので思わずパチリ!

相変わらず、スミレナガハナダイケラマハナダイの子供達が沢山居ます。

姿が見えなかったホシゴンベが2個体、サンゴに戻っていました。

浅場のマツバギンポ・・・全身出ています。

目いっぱいコンデジを近づけても微動だにしません。

自分が出ている事に気づいてない? そんなこたぁ~~ありませんよね。(笑)

エキジット間際、目の前を漂う小さな物体!よく見るとツマグロミノウミウシ・・・。

今回が、大島に来て2度目の出会い。 

かなりヤラセっぽい写真ですが・・・ コブシ程の石に乗ってもらいました。

 

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久々の海~!

2013年12月01日 20時22分42秒 | 日記

中々潜る時間が取れず、更新もできずに一週間が過ぎてしまいました。

水温は17度台に入っています。今年は、本当に水温の下がり方が早いですね。

さて、今週末は初ドライのお客様をマンツーマンガイド。 のんびりDIVEです。

経験本数は8本と少ないのですが、ドライスーツにもすぐに慣れて余裕のVサイン!

昨日は1本目秋の浜、2本目はケイカイ、そして今日は秋の浜2ダイブです。

まずは正面のニシキフウライウオ

♂は簡単に見つかったのですが、♀は目に入りません。近くに居る筈なんですけどね~。

正面のガレ場に居たインドヒメジイトヒキベラと鉢合わせです。

「お前見かけない顔だな~」(by-イトヒキベラ)とでも言いたげですね。

まぁ、インドから来た訳ではないのですが、南方系来遊魚ですからね~。

カンナツノザヤが居るらしい」との情報で探していたら出てきたのは・・・

ウデフリツノザヤ・・・ 個人的にはカンナより綺麗だと思っているので、これはこれで満足!

これから繁殖シーズンに入るので、比較的見付けやすくなります。

運が良ければ交接シーンも見られます。 

数が減ってしまったヤッコ類ですが、正面際にはこんなのが居ました。

シテンヤッコ、サイズ的にガレ場に居たのが移動してきたのかもしれませんね。

同じライン上にはキレイなニシキフウライウオ

よく見ると♀のようです。

数は少ないのですが腹ビレには卵・・・

目の出来た粒と真新しい卵もあるので、まだ繁殖行動は続いている様ですね。

正面の水深12m付近には大きなイロカエルアンコウ

体長10センチ以上、中々迫力有ります。

これからは、1センチ足らずの極小サイズが出る季節です。 

デカイロ君には悪いのですが、やはり可愛いチビちゃんを見たいですね。

 

さて台風26号の後初めて潜ったケイカイ、多少波が有ったせいでしょうか?

細かい粒子の沈殿物が舞い、透視度は6~7m。

一見普通のゴロタの海底も・・・。

フィンキックで、こんな感じになってしまいます。

元町周辺の沈殿物がかなり拡散している様ですね。

波打ち際には長さ7~8m、直径が30センチ以上有りそうな流木も打ち上がっていました。

 

大島では、これからの時期強い西風が吹きます。同時に岸近くまで早い潮が入れば

海の浄化も進むと思うのですが、この時期流れはあまり期待できません。

西側の海の中が安定するまでには、まだまだ時間が掛かりそうですね。

魚はそこそこ居ましたが、以前に比べれば少なめです。 

 

 

 

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