カルデロン・アラン・クルズ一家に在留特別許可を!

本ブログは、カルデロン一家の在留特別許可取得に向けての活動を報告するものです。

のりこ基金会計ご報告

2011-08-04 17:31:47 | 一家プロフィール
今期の会計報告を下記のとおりさせていただきます。

 この間の動きについて特にご報告をしなければなりません。
 ご承知の方もいらっしゃると存じますが,ノリコちゃんの両親は昨年5月に来日を果たしました。私としては,送還された当時の自民党を中心とした政権から民主党による政権に交代していましたから,当然在留の継続に望みを託しました。
 両親について短期の滞在資格から長期の安定的な在留への変更を求めました。しかし,当時在留を認めるべきであると発言していたにもかかわらず,結果としては入管の方針を変更させることはせず,両親の在留資格は短期のままで2度更新されました。一度の更新を認め,二度目はノリコちゃんの高校受験期であったことも考慮され短期で更新がなされました。
 しかし,高校進学に伴い,ノリコちゃんの在留資格が「留学」に変更となり,留学という在留資格に付随する形で両親の在留資格を付与することはできないという,非常に形式的な理由によって在留資格の更新も変更も認めないということを伝えられました。江田法務大臣にも在留資格の付与のお願いをしましたが,入国管理局の形式的な判断を覆すには至りませんでした。非常に残念です。
 そして,この間家族は3人で一つ屋根の下で暮らしました。私としては,両親に就労が認められない状況であったため,ノリコ基金によって彼らの生活を支えるということにならざるを得ませんでした。
 そのため,この間は彼らの生活費に対する関係でも支援をする結果となり,かつ高校受験の費用と進学後の費用が嵩み,支出が大きくなってしまい,現在残高も非常に少なくなってきました。
 そこで,再度皆様にご寄付のお願いをしなければならない状況です。こちらでも,できる限り授業料の減免等の手続を採るなどの努力をしたいと考えておりますが,それでも今後の生活のために,ぜひとも皆様のご協力をお願い申し上げます。
 私としては,もちろん今後の両親の来日と在留の安定を目指して活動を続けたいと考えておりますが,当面皆様に上記のお願いをせざるを得ません。
 よろしくお願いいたします。


弁護士 渡邉 彰悟


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のりこ基金 会計報告

収支報告書

(平成23年2月1日~平成23年7月31日)


《収入》

前期繰越金 1,311,691円
寄付金      293,500円
受取利子    173円
その他         0円


計     1,605,364円



《支出》

学校諸経費     281,060円
病院代(診察代ほか)   810円
学習代         22,300円
生活諸費用     1,065,569円
生活基盤構築代     18,000円
交通費     24,200円
手数料(入管手続) 13,000円
基金運営経費 520円


計 1,425,459円



収入-支出= 179,905円



《繰越額》平成23年8月1日現在

預金現在高 161,073円

現金 17,732円

その他(切手) 1,100円


計 179,905円