ランニング開始！ with ASICS GT-2150 NEW YORK

なかなか自転車に十分な時間をとれないのでランニングもやることにした．とはいえあくまでも目的は自転車のための心肺能力と脚力の強化．

形から入る者としてログ取り方法とシューズを調査．ウェアは取り敢えずユニクロでよしとする．

前の日記に書いたように，ログ取りはNike+iPodが有名だったのでiPhone 3GSユーザとしてはセンサとセンサをシューズに取り付けるアタッチメントを用意した．あり物のシューズにセンサを取り付け，早速近所を１マイルほどゆっくり走ってみる．およそ１１分半かかった．iPhoneは［一般］ => ［Nike+iPod］でオンに設定し，走り出すと同時にiPhoneアプリのSTARTボタンを押せば，センサからの信号を自動的に受信し，走り終わったらSTOPボタンを押すことで記録を残してくれる．

次にシューズを用意する．Nikeならセンサーを内蔵できるから良いかと思ったが，調べてみると高橋尚子や野口みずき，ついでにイチローもASICSを使っている．足のサイズも細かく測ってくれるらしい．販売店もASICSストア東京が職場に近い．あるいは時々利用しているアートスポーツでも扱っているらしい．

ということでアートスポーツで話を聞いた．ざっと要約すると，
・重さとクッションの強さは比例する．軽ければクッションは少ない．
・本番用と練習用と違いはない（私のようなレベルではということで言ったのだろう）
・ASICSのシューズの幅は細い，標準，太いの３種類で踵が細いとか部位別の違いはない
・（１万円以上する）価格の高いタイプは左右に着地がブレた時に補正効果がある
で初心者用ということで２種類提示された．買わなかった方がクッションはあるが重いとのこと．自転車で軽量化の癖があるiyashinboとしては当然軽い方，といっても十分なクッションがありバランスが取れている方を選ぶ．GT-2150 NEW YORKというモデル．足のサイズは計測することなく，試着だけで標準幅のものとなった．自転車仲間の多くはランをやっていて，皆同じモデルを使っているということを後で知った．初心者は問題がなければNEW YORKというモデルが定番らしい．

これを履いて近所の武蔵野大周回１マイルコースを走ってみた．重心を少し下げ，直立した上体は無駄な動きをしない．ジャンプも抑え気味のすり足走法．膝の痛みは靴のクッションで緩和されるが，すり足走法でさらにいたわる感じ．しかしこの方が脚力は使うので，自転車の練習のためとしては良いのではないか．心拍は自転車の非ではない，あっさり１５０rpmは突破．ちょっと頑張ると１７０も超える．自転車ではなかなかいかない数字．タイム的には１０分半と前回から約１分の短縮．

ところでNike+ではネット経由でデータをサーバにアップできるが，走ったコースや心拍数のデータが扱えず，面白味が少ない．SNS機能はあるが，他者と比較できるレベルでもないし，それに誤差も大きい．調べてみると他にもiPhoneアプリでいくつかログ記録できるものがある．それもセンサなど不要でGPSを使うので精度は高そう．RunKeeper，iMapRun，iTrailなどだ．併用できれば良いが，iPhoneではどれか一つしか起動できない．今日はRunKeeperでいつもの１マイルのログを取ってみた．これは手動でもデータが残せるので，それまでNike+で取ったデータは手動で記録し，今日のランはGPSを使って測定してみた．ところがこれも誤差が大きい．しかもNike+にはある距離の修正機能がない．ただ，サーバ上の地図で表示される走行コースを修正することはできる．で，タイムは９分半，最初が遅かっただけあってどんどん縮まる．この方が楽しい．脚の筋肉も少し強化されてきた感じ．



■ ASICS GT-2150 NEW YORK