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いわし・備忘録

昔や今の私鉄電車模型や、9mm鉄道模型の自作ジオラマが中心です。編成データ等に誤りがあればご指摘頂けると幸いです。

東武8000系(本線)だよ

2020-08-03 | 東武線(模型)
この記事で、前回品と称してしれっとブログ化してない模型の写真を上げたので、今回はそいつについての記事。

マイクロエースの名作(?)、「東武8000型 新塗装・冷房・野田線 6両セット」です。
旧製品ではかなり酷かった前面形状が全面的に見直され、イケメンになって帰ってきたヤツです。
さて、この製品、近年の野田線らしく、東武アーバンパークラインのロゴが入り、幌も撤去された姿を再現しています。
が、これを野田線仕様のまま遊ぶ人は少ないんじゃないかと思います。車番以外のロゴを全部消し、幌パーツを付け、車番横に社紋を追加するだけの加工で本線仕様になるので、その目的で買ったという人がほとんどだと思います。実際、Twitterを見ていても、ほぼ全員が加工していましたしね。

かくいう自分も野田線仕様にしていません。というか、買った当初から野田線じゃなかったです。
こいつはジャンク品として買ってきました。んで、その時点ですでに東上線仕様になっていたんですよ。寄居~小川町間と越生線だけを走る8000系仕様です。
「その手があったか!」とちょっと思ったのですが、思い残すことも特にないし、すぐに加工開始。

買ってきた状態で既にアーバンパークラインのロゴは消されていたので、あとはTOBUマークと号車表示、東上線仕様の車番を消して、GMのインレタで車番を復元するだけです。
この製品にもともと印刷されていた車番は81113Fなので、81113Fとして遊ぶ人が多かったみたいです。
私の場合、一から車番を貼らないといけなかったので、どうせなら…ということで、81110Fにしました。
その辺に転がってた鉄コレの幌を付け、「区間準急 浅草」の行先シールを貼って完成。

最後に、2006年頃の本線っぽい写真をお見せします。たのしいね。

おしまい

東武8000系(宇都宮線)だよ

2020-08-02 | 東武線(模型)
(2024/12/18 日本語がおかしかったので修正しました。それ以外は何も変わっていません。)
宇都宮線といえばJR。でも東武にも宇都宮線があるんですよ。
少し前まで、東武オタク以外は存在すら知らなさそうな非常に地味な路線でしたが、不審な改造車が沢山走るようになってからは少し有名に。
そんな宇都宮線の主力といえば不審な8000系だった時代がありました。
そんな電車にもついに製品化の波が訪れます。

マイクロエースから宇都宮線用の8000系が発売されました。
あんまりレビュー的なものがあがっていなさそうなので、珍しく詳細に書いちゃう。

プロトタイプは81105F
マイクロ製品発売の1年くらい前に売り出された、鉄コレの宇都宮線8000系とは車番が異なりますが、時代設定にも仕様にもそんなに大きい差があるわけではありません。
製品は2018年に発売された前回製品(東武8000型 新塗装 冷房 野田線 6両セット)で改良されたかっこいい金型をベースに、宇都宮線仕様としてあります。
「さよなら宇都宮線の8000型!」なる文言が入っているだけあって、末期に追加されたベビーカーマークが表現され、ホーム検知センサーのついた先頭部や前回品プロトタイプとは異なるワイパーの形(前回品は小型ワイパーなのに対して、この製品の8000系はワンマン対応車なので、運転席側も助士席側も大型のものを搭載)もちゃんと再現されています。
後日マイクロエースから発売される予定の20400系各種と並べるのにもちょうどよさそうな仕様ですね。

シール類は最低限入ってるだけ、という印象。
ワンマン/栃木・新栃木・東武宇都宮 が収録されています。
南栗橋~東武宇都宮間の運用を再現したいから「普通 東武宇都宮」のステッカーが欲しい、という人は別途GMのステッカーを買う必要がありますね。

そんなことよりも、前回品で出来のあまりよくなかった部分に改良が加えられているのが今回製品のポイントだと思う人も多いのではないかと思うのです。
その中でも特に目立つのは台車。
これが前回製品の台車。2003年発売の製品からずっと使われているのものです。天地寸法が足りず、カッコ悪さの極みみたいな出来でしたが…
今回品でこんな感じに改良されました。天地寸法が修正され、造形もかなりシャープになっています。重厚感たっぷりです。
あと、地味な改良として、ライトが多少明るくなりました。地味にうれしい。
要は、前回品で言われていたダメポイントが大体解消されているわけです。マイクロエースやるやん!

…と言いたいのですが、相変わらず塗膜が弱い。気を抜くと簡単に塗膜を持ってかれます。てか爪でこすると塗装が簡単にはがれちゃう。さすがに厳しくないか。あと中間車の貫通扉が無い。スカートも相当怪しい出来です。この辺は相変わらず…といったところ。

そんなことより、はめ殺し窓が無い。ここ大事なのに無視とは虫のいい。。。
95%の読者にはどういうことか分からないと思うので解説をしておくと、クハ84105号は元々中間車で、妻面には貫通扉がついていました。ところが宇都宮線に転属の際、編成短縮のために先頭車化。ついでに、不要ということで妻面側の貫通扉も撤去。結果、元々Hゴム固定だった妻面窓は謎のはめ殺し大窓となったのです。
この謎の大窓はワンマン運転用の4両編成の8000系の一部にしか存在しないというレア要素であり、魅力の1つでもあります。しかし、製品では…
普通の下降窓なのぉ・・・なんで。。。ぴえん超えてぱおん

…おそらく「一部のワンマン編成にしか使えない上に目立たない部分のためだけに新規の金型を起こしたくない」というメーカー側の悲しい事情なんだと思います。どうせ連結して走らせたら見えないし、わざわざ再現しても気づく人は少数なんじゃないか、という。そもそも、妻面窓なんかより本来中間車についているはずの貫通扉が1つも再現されてない方が気になる、という人の方がよっぽど多いでしょうし。

ただ、私は宇都宮線の8000系が大好きなオタク。マイクロエースに対して「は?真面目にやれや」という気持ちをもちました。だってここが宇都宮線8000系の一番の魅力なんだもん…(絶対に違う)
文句を言っていても仕方ありませんので、改造してやります。
方法はいろいろ考えられるのではないかな、とは思いますが、私は愚直に透明プラバンをしこしこと削ってはめ込むことにしました。

完成形がこれ。いや~~~~~~~~いいですね^~~~~~~。細かすぎて伝わらない改造。

記事も加工時間も長くなったので加工の続きは後日に。 おしまい。


以下、感想。
ツイッターでは1ツイートたりも話題になっていませんでしたが、実は試作品の出来がそこそこ怪しかったんですよね(大型ワイパーが全く再現されていないのがかなり目立っていた)。結局、この通りクオリティがそれなりに高い状態で発売されたのは嬉しい誤算でした。
特に台車。本当にかっこいい。

ただ、正直「鉄コレをまんまマイクロ化してどうすんねん」って気持ちにもなります。
先にも書きましたが、時代設定は鉄コレと全く同じで、仕様も鉄コレとほとんど一緒(ただし鉄コレは例の大窓のない編成がセレクトされていた。鉄コレはそのへんを一応考証しているっぽい)ですし。
それなら、わざわざ高いマイクロ製品を選ぶ理由が欲しいところ。台車がかっこいいとかライトが光るとかいうのは確かにかなり大きなポイントではありますが、それ以上に、細かいところの差異を再現してこそのマイクロエースだと思うので、はめ殺し窓はちゃんとやってほしかったのですが…。
そんな!!!!!!!!ことよりも!!!!!!!!!!KATOの東武8000系!!!!!!そっちの方が!!!!!!!!大事!!!!!!!!!!大事だから!!!!!!!


急行りょうもう

2020-04-07 | 東武線(模型)
「急行」りょうもうを導入したものの、ほとんど写真をアップしてないので、ブログで記事化。
東武200系の登場時の姿です。
3号車にある車いす対応の大型扉がないのと、妻面にも塗装が施されていること、アンテナ形状が現行編成と違うところ。
ほとんど製品状態そのままですが、入線後に軽く整備したので、そのご紹介をします。

といっても行先シールを貼っただけですが。
チャームポイントとして、運転台に置かれたヘッドマークを再現。
なんとなく両先頭車に設置しましたが、たぶん運転士側には置かれてないと思います…。
というわけで今回はおしまい。超簡易的な記事だけどゆるして