嬉野温泉「シーボルトの湯」

2010年03月28日 | 主張
朝から嬉野市へ。

嬉野市営嬉野温泉交衆浴場「シーボルトの湯」の落成式に出席する。

このシーボルトの湯(旧古湯温泉)は、江戸時代、蓮池藩の湯治湯が前身で、版籍奉還によって地元の有力者が共同経営を始め、1922年の正月の大火で全焼、2年後に西洋建築の公衆浴場が再建された由、挨拶の中で紹介があった。

私は、テープカットと挨拶を仰せつかったが、温泉地のスポットとして「シーボルトの湯」と命名された関係者に敬意を表したい。

その理由は、余暇時間の活用で、今や単なる高齢者の湯治客のみならず若い世代も温泉への関心が高くなっている時、歴史を紐解き、名前の由来などについて関心を抱かせることは嬉野を訪れる客が多くなっていくであろうからだ。


また、西九州新幹線長崎ルートでは、隣接の武雄市と嬉野市の中間に新駅設置が予定されているが、未だ費用対効果等が議論されている向きがあることは残念でならない。

環境エコを標榜する時、アジアから観光客を誘致し利便性を提供するには、大量輸送可能な鉄道インフラは私たちの地域にとって、欠かすことのできない社会基盤整備である。

政権がかわっても過去にこだわらず、未来に向かって一日も早く竣工してほしい旨、大串財務大臣政務官も出席されていたので、あえて強く申し上げた次第である。

嬉野市の益々の発展を祈念。


午後は、地域のコミュニティー大会に出席。