有田町 岩永町長

2010年03月16日 | 主張
参議院農林水産常任委員会が午前10時より5時間コースで開会され、出席する。

政権発足後、半年が過ぎ、成果より矛盾点が露呈し、その修復に手間取っている向きが随所にみられ、大臣答弁はなかなか苦しいものが多い。

特に戸別所得補償モデル事業WTO農業交渉EPA・FTAの問題等については、将来展望よりも、厳しい質問にあい「前政権からの問題だ」と逃げ、具体的な答弁が出来ずにいることが多い。

委員の中でも特に同僚の山田としお議員の質問は、今までJA全中で長年農業問題に取り組んでこられただけに核心に触れる質問が多く、政府三役も戸惑いを覚えておられたのではないか。

何はともあれ、食料の自給率を高め、安心・安全な農産物を生産することは与野党の違いをこえ、果たさなければならない政治家の使命だという思いで今後とも取り組まなければならないと強く感じた。


夕方、この3月で勇退される地元有田町の岩永町長が上京。
今まで深い関わりのあった役所や、県選出国会議員への挨拶まわりで来室された。

夜は久しぶりに岩永町長と夕食をともにしながら、役場職員として、また町長としての50年に及ぶ生活を振りかえり、いろんな思いを語り合った。

特に平成8年、「世界ほのお博覧会」を開催するにあたっては、会場設営に向けて用地買収や整地など、様々な困難に直面しながらも、成功裡に終了できたことに対して、感慨深いものがある。

私も昭和50年に県議会議員となり、岩永町長とは35年間、有田町の発展のため尽力してきただけに、この間の思い出はつきない。

長年、本当にお疲れ様でした。