参加団体は製材関係の企業や団体で、次のブースを覗いて意見を聞いた。
1.かながわ森林・林材業活性化協議会
2.神奈川県林業協会
いずれも、バークや製材残材に困っていると言いながら、木炭化という感覚は全くなかった。
そして、神奈川県森林課へ行ってみることをアドバイスされた。
目的の成果は無かったが、NPO法人で興味深い話を聞き、
エルヴィン・トーマ氏著作の「木とつきあう知恵」という本を買う羽目になった。
ここ数日間、暇を見ては読んでいるが、非常に興味深い。
要は、冬場の新月の日に伐採した木は割れや反りが来ないし、カビも発生しないという話である。
エルヴィン・トーマ氏は、1962年オーストリアのザルツブルク生まれで、チロル地方で営林署員として6年間勤め、その時の経験を通して「新月の時期に伐った木は良質で長持ちする」という言い伝えが真実であることを確認し、営林署員を止めた後製材業者として「新月の木」を有害化学物質を一切使わずに加工する方法を確立した。
1996年にこの本を出版して賛否両論の大反響がドイツで起こり、ベストセラーになった。
その後、チューリッヒ大学で研究が行われ、本の内容が正しいと実証されてからは、オーストリアの森林局も方針を180度転換して、「新月の木」について木材の証明書を発行するようになったとのことである。
本の内容は、色々具体的で、興味深いことが書いてあり、もし本当なら凄いことだと思う。
書いてある内容を疑っている訳ではなく、なぜ日本でテレビなどの表に出て来ないのか不思議である。
そんなに古い話でも、新しい話でもないのに・・・・・・・・・・?
未だ島根には支部が出来ていないようだが、是非研究して欲しいものである。
NPO法人 新月の木国際協会
事務所:〒283-0803 千葉県東金市日吉台6-5-15
TEL/FAX 0475-55-5769
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