Ｈ美ちゃん恐るべし ４

取り敢えず書くことがないので、『Ｈ美ちゃん恐るべし　パート４』でも書いてみようかしらン

以前に書いた、Ｈ美ちゃんストーカー事件の少し後の話しです。



あ、下ネタ入るので、嫌な人は読まないでくださいね





ここは田舎なので、２０代半ばになると、お見合い話が出てきます

私も親戚の伯母さんによって、散々お見合いさせられました




Ｈ美ちゃんにもお見合い話が来て、その人と会いました。

お見合い相手の彼は、いかにも真面目そうな人だったそうです。

で、「しばらく、お付き合いしてみましょう」ということになりました。



ある日、ストーカー事件の時のように、昼休みにＨ美ちゃんが私の所に来て、あれこれ話し始めました。

彼女の話をまとめると。




彼に『今時、お見合いだからって結婚まで何もないって事はないよね。』と言われた、と


で、当時流行っていた事があるのですが。

市内にある港から、夜に長距離フェリーが出ていて、そのフェリーは出発して２時間くらいで他の港に寄り、それから関西方面に朝に着くというもので。

このフェリーの個室（一等室？）をラブホ代わりに使う、というのが流行っていました

つまり、クルマでフェリーに乗り込み、個室ですることをして、２時間後に着く港で降りて、クルマで市内に戻ると

それを、見合い相手の彼が提案してきたらしいのです

そして、結婚する気になっていたＨ美ちゃんはＯＫしました








ところが。






Ｈ美ちゃんは、そういう事が初めてで、彼もあまり経験がなかったようで、失敗に終わったと

で、私に聞くわけです。

「私と彼って大きさが合わないのかなぁ？」

と　　

なぜ、それをわたしに聞く？　　




「いや、まあ・・・初めてなら緊張して上手くできないこともあるって」

私ゃ、なんでこんな会話をしてるんだ・・・




「でも！やっぱり合わないのよ！結婚は出来ないと思う！結婚やめるわ！」

　　　

「えっ！あ・・・ちょっと・・・焦らないで！そんな簡単に結婚やめるって・・・」

私の話も聞かずに、彼女は一人で納得して行ってしまいました







数日後。

また、彼女が昼休みに私の所に来ました。

「親に話して、結婚は断ったから」

「えっ？マジで？親になんて話したの？」





彼女の話によると。

さすがに親に真実を全て話すことは出来なかった。

だから、「彼に身体の関係を迫られた」とだけ話した。

親は「結婚前にそんな事をするなんて、けしからんっ！」と。

両家揃ったところで、「うちの娘は、そんな風に育てていない！この話は無かったことに！」

彼は何も反論せずに、ただひたすら謝っていた。

と




おいおい、フェリーに乗り込んだのは合意の上の事でしょうが

それを、彼一人悪者にしたんかい

可哀想に・・・




まあ、今頃彼はＨ美ちゃんと結婚しなくて良かったと思ってるだろうけど、ね



ちなみに、Ｈ美ちゃんはこの次のお見合いで結婚しました