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完全なるチェックメイト

2015年12月26日 18時02分17秒 | 映画 か行
評価:★★☆【2.5点】



ボリス・スパスキー(ソ連)VSボビー・フィッシャー(米国)
この対戦の第6局を中心とした攻防が見たかったのに^^;



1972年、アイスランドのレイキャビクで
チェスの世界王者決定戦が開催された。
冷戦下にある米ソの直接対決となったこの一戦は、
両国の威信を懸けた代理戦争として大きな注目を集めた。
ソ連はこのタイトルを24年間も保持し続けていた。
現チャンピオンのボリス・スパスキーも冷静沈着で完全無欠な絶対王者。
対する挑戦者のアメリカ代表は、IQ187の天才にして
我が道を突き進む自信家のボビー・フィッシャー。
常人の理解を超えた突飛な思考で数々の奇行を繰り返し、
周囲を困惑させることもしばしばだった。
そんな中、世界中が注目する世紀の一戦が幕を開けるのだったが…。
<allcinema>



チェスの試合の中の心理的駆け引きを楽しみにしていた訳だが
残念ながら本作は主人公の人間性と彼に関わった人たちが
如何に大変で忍耐強かったかを中心とするヒューマンドラマだった。

なので、主人公に多少でも歩み寄り出来なければ、それでアウト(笑)

正直、神経過敏なこの男に感情移入などできなかった。
細かいことをやたら気にする行動にイライラしまくり^^;

ちなみにワタシはチェスのルールを知りません(笑)


【今週のツッコミ】
・チェス史上空前の名勝負とあった第6局を中心に映画を作り直してほしい。

・徐々に精神を患っていくトビーの演技が上手すぎる。
 実質前回の主人公としては『マイ・ブラザー』(2009)以来で
 その映画も精神に異常をきたした帰還兵として名演技を見せました。

・ちなみにプチ精神異常者を演じさせたら絶対に外せないのが
 ジェイク・ギレンホール(笑)
 過去に兄弟役やったこともあるので、ここは是非とも
 本作のトビーと『ナイトクローラー』のジェイクで共演を!(爆)

・ソ連代表ボリス・スパスキー(リーヴ・シュレイバー)の大人の対応に
 試合には負けたが同情票は一斉に彼の物だろう。
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監督:エドワード・ズウィック
脚本:スティーヴン・ナイト
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード


『完全なるチェックメイト』

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